スポットライトシリーズで使用したアゾリウスコントロールができるまで

スポットライトシリーズで使用したアゾリウスコントロールができるまで

mtg Yuyan

こんにちは!

ゆうやん(@yuyan_mtg)です。

先週末はスポットライトシリーズ千葉に参加してきました!

 

結果は11勝4敗で、上位プロモの《ミッドガルの傭兵、クラウド》フォイルを獲得。トップ8入賞こそ果たせなかったものの、プロツアー・アトランタの権利を幸運にもラスベガスで得ていた僕としては、この結果でも万々歳です。

 

本当はこの時使用したアゾリウスコントロールの詳細な解説を書こうと思っていたのですが、皆さんご存じの通り、7月1日の禁止改訂で大量にカードが禁止になってしまいました。

そこで今回はアゾリウスコントロールの使用に至った経緯とデッキリストについて簡単な解説をした後、禁止改訂後のスタンダード環境におけるアゾリウスコントロールについてご紹介していきたいと思います。

 

アゾリウスコントロールは今回の禁止改訂で無傷だったデッキですからね。これからも使えるデッキなので、まあ一応この記事にも意味はあるだろうと自分を慰めながら、今タイピングをしています。

 

     

     

    赤まみれのスタンダード

    スタンダードは《心火の英雄》《熾火心の挑戦者》《多様な鼠》の『ブルームバロウ』が誇るハツカネズミ軍団を主軸に据えた赤単アグロ、そして《コーリ鋼の短刀》《嵐追いの才能》《迷える黒魔道士、ビビ》《食糧補充》で様々なプランによって相手を粉砕するイゼット果敢、この2種のデッキがとにかく強力でした。

    赤単とイゼット果敢の次はアゾリウス全知でしたが、その数は赤単の半分程度。イゼット果敢と赤単を合わせればフィールドの60%近くになるレベルだと予想していました。

     

    実際はスポットライトシリーズはオープンイベントかつ2000人を超えるため、ここまで偏ったメタゲームにはならない予想でしたが、それでも50%近くに上ると読んでいました。

     

    ただ、どちらのデッキも個人的に使用したくない理由が何点かありました。

     

    まずイゼット果敢は、当たり前のようにメインから3~4枚採用されている《魔道士封じのトカゲ》があまりにも厳しい。前週の行弘プロの《自爆》による劇的な幕引きを見て、赤単に決めたプレイヤーも多いでしょう。赤単を使うプレイヤーは全員《魔道士封じのトカゲ》をメインに入れてくるはずです。

    赤単はというと、個人的に僕が苦手というのもあるのですが、その《魔道士封じのトカゲ》が曲者でした。イゼット果敢に強い一方、ミラーマッチやその他の相手、たとえば全知にすら弱く、ほぼ対イゼット専用カードです。

     

    そんな専用カードが入っている状態で、リスト非公開性のトーナメントを戦うのは非常にリスクが高いと判断しました。相手がイゼット果敢なら《魔道士封じのトカゲ》を探しにいくマリガンもできますが、相手がわからない状態ではそれもできません。逆に除去と《魔道士封じのトカゲ》だけの手札をキープできるでしょうか?

    《光砕く者、テルサ》や《フェニックスのドミナント、ジョシュア》など、不要牌を捨てられるカードが採用されていれば良いですが、赤単には入っていても《光砕く者、テルサ》1枚。こうしたデッキではマッチによって不要となるカードを、リスト非公開のトーナメントで採用したくありません。

    上位2つは使いたくない。というわけで今回は、いや……今回もこの上位2つに強いデッキを選ぶことにしたのです。

     

    赤に強いのは白

    イゼット果敢と赤単。この2つに、とりわけイゼット果敢に強いカードが《一時的封鎖》です。

    イゼット果敢が除去に強いのは繰り返しトークンが沸く《コーリ鋼の短刀》とリソースを回復する《食糧補充》です。《コーリ鋼の短刀》そのものが触られてしまうとクロックが出てこないので、イゼット果敢の攻め手をシャットアウトできます。キャントリップのついでにトークンが出てくるのが厳しいのであって、ただドローされ続けるだけではコントロール側には何もダメージがありません。

    《一時的封鎖》は出ているトークンや《ドレイクの孵卵者》、《嵐追いの才能》に《コーリ鋼の短刀》とほとんどのカードをシャットアウトでき、イゼット果敢と戦うなら欠かせない1枚となっているのです。これが赤に対して白が強い理由です。

     

    その《一時的封鎖》を使うデッキとしてメタゲームの三番手に位置しているのがアゾリウス全知。しかも《魔道士封じのトカゲ》でイゼット果敢を攻略した赤単には全知は強いという触れ込みなので、これはいけると思い、早速全知を使い始めました。

    その感触は……想像よりかなり悪い!

     

    まず赤単に思ったより勝てませんでした。《一時的封鎖》《エファラの分散》で盤面に触りつつ6ターンキルぐらいすれば余裕かと思っていましたが、そもそも《アブエロの覚醒》《全知》の2枚コンボが揃っていなければ負けなので、メイン戦をまあまあ落とします。

    かといってサイド後に大きく有利になるわけでもありません。赤単相手に全知側はミッドレンジプランで勝利することはできないので、除去を追加して減速を狙うだけ。一方相手はクリティカルなサイドカードとして《除霊用掃除機》を入れてきますし、《陽背骨のオオヤマネコ》もそれなりに厳しい。

    トータルで五分以上の勝率が出せる気がしませんでした。

     

    イゼット果敢は《迷える黒魔道士、ビビ》が入ったことで相性が明確に悪くなりました。これまでは《一時的封鎖》でクロックをすべてシャットアウトできました。そのためサイド後は《ミストムーアの大主》などを入れてミッドレンジ戦略が取れたのですが、《迷える黒魔道士、ビビ》のせいで多少の盤面の不利なら余裕で覆してくるようになってしまいました。

    そのため、対イゼット果敢でも《全知》をサイドアウトできなくなり、コンボによる勝利を目指すのが基本のゲームプランとなってしまいました。当然相手の墓地対策は効きますし、《呪文貫き》は刺さります。

    トップ2に対してあまりに不安要素が大きく、アゾリウス全知は脱落。

     

    全知死すともアゾリウスは死せず

    イゼット果敢・赤単の両者に《一時的封鎖》が強いのは間違いありません。しかし《全知》によるコンボ部分が足を引っ張っていると感じた僕は、それならばアゾリウスコントロールで良いのでは?と考えました。

    メインから《跳ねる春、ベーザ》を大量に採用して対赤単への意識を高めつつ、《迷える黒魔道士、ビビ》にも4枚の《失せろ》に加えて大量の打ち消しがあるので、対応札としては申し分ありません。

    特に《一時的封鎖》が効かないビビはアゾリウスコントロールとしてはさほどきついカードではありません。3マナのソーサリーアクションカードは強いものの、そのインパクトは《轟く機知、ラル》よりは少し低い程度。《轟く機知、ラル》と違って《失せろ》で除去した際にカワウソが出てこない分マシと言えるでしょう。

    3マナ域が増えたことで打ち消し呪文も以前よりイゼット果敢に効くようになりました。そこでアゾリウスコントロールの強みである打ち消し呪文の枚数を増やしつつ、イゼット果敢に勝率が出るようなリストを作ることに成功したのです。

    本来、アゾリウスコントロールがアグロに強くなるためには、除去を大量に入れなければなりません。そうなると打ち消し呪文を減らさざるを得なくなり、「せっかく青いコントロールにも関わらずカウンターをほとんど入れられなくなり、アグロ以外にメイン戦を落とす」といった状況が多発してしまいます。

    イゼット果敢の《精鋭射手団の目立ちたがり》《僧院の速槍》が《迷える黒魔道士、ビビ》になり、打ち消しが効きやすくなったことが、アゾリウスコントロール側としてはあまりにも大きいのです。心置きなく打ち消しを増やせるようになりましたからね。今なら《喝破》を4枚入れられると確信しました。

     

    リストの調整

    というわけでアゾリウスコントロールの具体的な構築に。今回はイゼット果敢・赤単に重点を置くことになります。

    ■単体除去

    単体除去は《失せろ》以外に選択肢がほぼありません。

     

    《魂の仕切り》も《エルズペスの強打》も5枚目以降の除去としては入りますが、《失せろ》を押しのけることはありません。対赤単では雄姿を誘発させてしまう地図を相手には渡したくないですが、それでも《魂の仕切り》は根本的解決にならず、《エルズペスの強打》は除去として弱いので、《失せろ》を使う他ありません。

    ■全体除去

    《一時的封鎖》は3枚採用にとどめました。赤単が《叫ぶ宿敵》と1~2マナを並べて《一時的封鎖》をケアしてきますし、イゼット果敢も《迷える黒魔道士、ビビ》があるためです。

    そこで追加の除去として入ったのが《古代魔法「アルテマ」》。ボーダーレス版のイラストがあまりにもかっこよかったわけではなく、非常に強い全体除去なので採用しました。

    これまでの全体除去《別行動》や《審判の日》は《コーリ鋼の短刀》に触れませんでしたが、《古代魔法「アルテマ」》はその点もバッチリ。《心火の英雄》の死亡誘発もありませんし、5マナと少し重いですが、《一時的封鎖》をケアする盤面を破壊しつつ、《コーリ鋼の短刀》に対処できる素晴らしいカードです。

    ■ライフ回復

    《跳ねる春、ベーザ》《領事の権限》は赤単を強く意識したカード。

    特に《領事の権限》は赤単に勝つなら必須と思い、メインに2枚、サイドに1枚入れることにしました。《フラッドファームの境界》が単体で白を出せるため、1ターン目に置きやすいのも嬉しい。《叫ぶ宿敵》《栄光荒野のオオヤマネコ》でライフゲインが封じられても、速攻を消せるので《岩面村》や各種速攻クリーチャーをシャットアウトできて便利です。

    イゼット果敢に対しても《コーリ鋼の短刀》の威力を半減できますし、非常に強いカードでした。

     

    《一時的封鎖》と《領事の権限》は一見相性が悪いカードですが、対イゼット果敢においては実は重要です。《領事の権限》を《一時的封鎖》で巻き込んで追放しておくと、相手が《洪水の大口へ》で《一時的封鎖》を戻した時に、一緒に戦場に戻ってきてくれます。

    そうすれば《コーリ鋼の短刀》によるダメージを抑えられるので、返しのターンでバウンスされた《一時的封鎖》を再び使えば良いのです。《洪水の大口へ》をケアするためにあえて《領事の権限》を《一時的封鎖》で巻き込んでおくのが、対イゼット果敢では重要となる場合もあります。

    赤単に対しては当然《領事の権限》は場に残ってほしいですが、たまに《マラング川の執政》で《一時的封鎖》を回収し、《領事の権限》を出し直すことがあります。同時に帰ってきてライフゲインできるので、《失せろ》で《一時的封鎖》を割ることもありますね。手札に《一時的封鎖》が余った場合によくやるプレイです。

     

    ■打ち消し呪文

    前述のようにイゼット果敢に打ち消しが腐りにくくなったので、《喝破》は4枚投入することにしました。先手ならば赤単に対してもしっかり機能しますし、初手に持っている状態でゲームを始めたいので、この枚数に納得しています。以前までのイゼット果敢には《僧院の速槍》《精鋭射手団の目立ちたがり》が入っていたので、《喝破》は中々4枚採用できませんでした。それが歯がゆかったのです。

    追加の打ち消しとして採用している《方程式の改変》。これはイゼット果敢・赤単の二大巨頭を倒すためにはサイド合わせて4枚にすべきだと思いました。

    イゼット果敢は《迷える黒魔道士、ビビ》と《嵐の伝導者、ラル》でサイド後に重いカードが増えてきますし、赤単側も《陽背骨のオオヤマネコ》が4枚入ります。《叫ぶ宿敵》もそうですが、できる限りこれらのカードを除去ではなく打ち消しで対処したいところ。しかし、《三歩先》は重すぎてどちらのデッキに対してもサイドアウトします。

    相手は打ち消しに弱いが重くて強いカードを入れているのに、こちらは打ち消しを抜かなければならない。そこでサイドボードには軽い万能カウンターを入れるべきだと考えました。そこで《方程式の改変》4枚体制となったのです。

     

    イゼット果敢に対しては《食糧補充》を打ち消せない以外はほぼ完ぺきなカードで、最終的に《一時的封鎖》に向けられた《洪水の大口へ》を打ち消してゲームセットとなります。

    《三歩先》と《否認》は上位2つ以外の相手を意識した結果です。特に《三歩先》はサイド後はクリーチャーをコピーすることも多く、イゼット果敢・赤単以外の相手にはかなり強いカードです。

     

    ■ドロースペル

    《食糧補充》はもう当然4枚入りますし、ここに文字数を使うのももったいないレベル。

    僕が声を大にして言いたいのは、《マラング川の執政》は絶対に4枚にしてくださいということです!!

    《マラング川の執政》はアゾリウスコントロールの要になるカードです。ある程度盤面をコントロールした後は、《マラング川の執政》を連打して速やかにライブラリーを掘りきってフィニッシャーである《完成化した精神、ジェイス》を2枚見つけにいくことになります。

    《マラング川の執政》は3枚引いてデッキに戻っていくので、必然的に段々とライブラリーが《マラング川の執政》で濃くなります。毎ターン、《マラング川の執政》で3枚引きながら相手の場に対応していくのが理想の流れです。

     

    そして対イゼット果敢・赤単では戦場でも活躍します。《領事の権限》を貼った状態で《マラング川の執政》でクリーチャーをバウンスすると、一気に攻守が入れ替わります。ライフが7~8ぐらいある状態で《マラング川の執政》を出してバウンス、返しで相手は《領事の権限》が置いてあるので速攻で殴れず、返しで《マラング川の執政》の2体目で勝利となるのです。

    ドローとしてもクリーチャーとしても超一流で、どのマッチでも4枚欲しいし、サイドアウトもしません。これからどんな環境になり、アゾリウスコントロールのリストが変化していこうとも、《マラング川の執政》と《食糧補充》だけは絶対に4枚採用します。

     

    ■フィニッシャー

    今回はメインに《完成化した精神、ジェイス》を入れました。対アグロに腐ってしまうことから最近では《完成化した精神、ジェイス》は抜ける傾向にありましたが、アグロ以外の相手を見るのであれば、《完成化した精神、ジェイス》は必要だと思いました。

    いくら盤面をコントロールしきっても相手の除去は余っているので、《ミストムーアの大主》を入れたところでゲームに勝てませんし、《跳ねる春、ベーザ》と《マラング川の執政》だけではあまりに心もとない。《嵐の討伐者、エルズペス》はそもそもカードが強いと思えませんでした。《世話人の才能》と一緒に使って初めて強いカードだと思っています。

    そこでスロットを最小限に抑えつつ、確実にフィニッシャーになってくれる《完成化した精神、ジェイス》をチョイスしました。《マラング川の執政》でライブラリーを全部掘れるので2枚の《完成化した精神、ジェイス》はしっかり見つかります。

    ドメインオーバーロードやジェスカイコントロール相手には《完成化した精神、ジェイス》を入れているかどうかでメイン勝率が大きく変わる一方、イゼット果敢・赤単に対して《完成化した精神、ジェイス》を引いたせいで負けるかと言えばそうではありません。

     

    2枚しか入っていない《完成化した精神、ジェイス》は当然引かずにゲームが終わることもありますし、引いたとしても軽い妨害やドローにはなります。決して赤い相手に腐るわけではないのです。

     

    一方、コントロール相手には非常に長期戦となるため、《完成化した精神、ジェイス》は高確率でドローしますし、ゲームにも絡んでいます。なので《完成化した精神、ジェイス》のメイン投入はローリスクハイリターンと言えるでしょう。


    ■サイドボード

    今回のサイドで特筆すべきはなんといっても《永劫の好奇心》です。

    元々は対ミラーマッチを想定して《冷静なスフィンクス》を入れようとしていました。

    今の青いコントロールミラーは、実は相手のデッキに打ち消したいカードがほとんどありません。《ミストムーアの大主》も《完成化した精神、ジェイス》もすべて《失せろ》で対処できますし、通すことで致命的になってしまうスペルが存在していないのです。

     

    《ドミナリアの英雄、テフェリー》を通されて2マナでカウンターを構えられたら負ける。こういった状況が今のスタンダードのコントロールには存在しないので、青対決ではお互いにタップアウトが肯定されます。だからこそ《喝破》をケアした6マナからの《食糧補充》など、相手の次の展開に対する打ち消しを構えるのではなく、《食糧補充》自体が打ち消されないためにマナを立たせるだけにとどめて、どんどんメインで動き合います。

    最もタップアウトの隙を突けるのは《ミストムーアの大主》でしょうが、それでも劇的とは言い難い。

    この状況を逆手に取れないかと僕は考えました。タップアウトの隙をなんとか突きたいと思い、導き出した答えが前述の《冷静なスフィンクス》でした。

     

    一度戦場に出てそのターンさえ無事に終えれば、《冷静なスフィンクス》は決して対処されない飛行クリーチャーです。ミラーマッチはもちろん、全知相手にカウンターを構えながら相手のエンドに出す動きも強力なはず。

    そう思ってデッキについて話し合っていたユンさんに《冷静なスフィンクス》を提案したところ、思いのほか渋い返事。

     

    「《ミストムーアの大主》のトークンで止まるのが許せない」

     

    ぐうの音も出ませんでした。そして《冷静なスフィンクス》ではなく、《永劫の好奇心》ではどうだろうか?と代案が来たのです。

    この《永劫の好奇心》がとんでもなく素晴らしいカードでした。全知に対しては仕掛けやすく、《失せろ》されてもエンチャントとして場に残るので、《噴水港》などのトークンが脅威になります。サイド後に《ティシャーナの潮縛り》とセットで入れることも多く、全くケアされずに無双する展開が何度もありました。

    特に《不浄な別室》を使う黒系ミッドレンジには《永劫の好奇心》1枚で勝ってしまうほどで、当初は1枚だったのですが、強すぎて2枚に増えました。最終的には赤単アグロにも《永劫の好奇心》をサイドインすることになり、ほぼ全マッチで投入していたと思います。

    禁止改訂後の新環境では黒系ミッドレンジが復権していますし、今後も確実にサイドボードに椅子を用意しますね。スポットライトでのMVPは《永劫の好奇心》でした。

     

    本戦結果

    ■初日

    〇赤単アグロ
    ×アゾリウス眼魔
    ×イゼット果敢(フィーチャー)
    〇赤単アグロ
    〇赤単アグロ
    〇赤単アグロ
    〇赤単アグロ
    ×赤単アグロ
    〇赤単アグロ
    〇ユウナオーバーロード

     

    初日の2回戦で3ゲーム目、相手の先手2ターン目《忌まわしき眼魔》で負け、続くフィーチャーはメインで3枚目の土地を引けば《一時的封鎖》で勝てる状況で2ターン引かず負け。完全にツキに見放されていましたが、そこからは赤単に勝ち続けました。

    途中でパーフェクトな赤単に負けるものの、最後は相性の良いオーバーロードに当たり、《永劫の好奇心》で無事勝利。

    7勝3敗で2日目へ。

     

    ■2日目

    ×ドメインオーバーロード
    〇ラクドスアグロ
    〇イゼット果敢
    〇赤単アグロ
    〇赤単アグロ

    初戦のドメインオーバーロードは1ゲーム目を土地引きまくって落とし、3ゲーム目で《豆の木をのぼれ》→《ホーントウッドの大主》→《ミストムーアの大主》を先手でやられ、手札に《否認》しかなかったので即投了。

     

    その後はアグロデッキ4連戦で、気づけばトータル4敗で《ミッドガルの傭兵、クラウド》フォイルゲット!

    予想よりも赤単に当たりすぎましたが、このいくつかがディミーアミッドレンジだったらおそらく4敗にはおさめられなかったと思うので、当たり運は少しツいていましたね。

    新環境のアゾリウスコントロール

    最後に、禁止改訂後にまず試したいアゾリウスコントロールのリストを貼って、本記事の締めといたします。

    赤単が消えたことで《領事の権限》が不要になったり、環境が遅くなったので《三歩先》を増やしてみました。 コントロール好きな方はぜひ参考にしてみてください。


    それではまた!

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