![【JP】棘を播く者、逆棘のビル/Bristly Bill, Spine Sower [OTJ] 緑M No.157](http://goodgame.co.jp/cdn/shop/files/jp_2e31188c9f_c2ba7cf4-0b4a-4374-bb56-b9f9903e2c55.png?v=1712214669)
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FINAL FANTASY
シングルカード
大好評発売中!
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こんにちは。 細川 侑也(@yuyan_mtg)です。 今回はスタンダードの全く新しいデッキを3つご紹介! 紹介デッキ バントチョコボ ボロスピアナラー 5色レジェンズ バントチョコボ スタンダードリーグ : 5-0 By Solidsnake408 MTGアリーナ用インポートデータ ファイナルファンタジーの乗り物と言えばチョコボ!その愛くるしい外見も相まってFFのマスコットキャラ的な役割を担い、チョコボの不思議なダンジョンなど、スピンオフのゲームも登場するほどの人気キャラクターです。 そんなチョコボが、スタンダードを走り回っています。 《サッズのヒナチョコボ》はモダンで採用実績があるほどのカード。上陸するたびに強化されていくので、1ターン目に出ればかなりの脅威となります。 ただ、モダンと違い2回の上陸を1枚で達成するフェッチランドはスタンダードには《寓話の小道》しかありません。しかも《寓話の小道》はタップインかつサーチ先が基本土地なので、枚数をあまり入れることも難しい。 それだと《サッズのヒナチョコボ》のサイズは寂しいのでは?と思うかもしれませんが、ご安心ください。《サッズのヒナチョコボ》の相方となるチョコボがいます。 そう、《旅するチョコボ》です。ライブラリーの上から鳥呪文を唱えたり、土地を置くなど、手札の枯れやすいこのデッキではそれだけで嬉しいカードなのですが、土地を置くことにより誘発する能力が倍になるので、《サッズのヒナチョコボ》はセットランドするだけでカウンターが2つ乗り、あっという間にとんでもないサイズに膨れ上がります。 更に《サッズのヒナチョコボ》と相性抜群なのが《マネドリ》。《威厳あるバニコーン》をコピーしたりなどこれまでも採用実績のあったカードですが、このデッキにおいてはテキストすべてが重要です。 何を隠そう《マネドリ》は鳥なのです!《旅するチョコボ》によってライブラリーの上から唱えられます。 そしてその《マネドリ》がコピーするのが《サッズのヒナチョコボ》。1ターン目に《サッズのヒナチョコボ》、2ターン目に《マネドリ》で《サッズのヒナチョコボ》をコピーして上陸して強化していくのがこのデッキ一番のブン回り。しかも《マネドリ》は飛行を持っているので、飛行の《サッズのヒナチョコボ》が爆誕するのです。 もちろん《旅するチョコボ》をコピーすれば、誘発は更に増えるので、《マネドリ》はデッキの様々なカードと相性が良いのです。 《旅するチョコボ》と同じくリソースを稼ぐのが《桃源郷の探求者、チョコ》。鳥が攻撃した時の能力が誘発し、土地を置いたり、カードを手札に加えたりできます。3体の鳥で攻撃した場合は3枚のカードを見て、その中から1枚を手札に加えて、残りが土地なら場に置けます。土地は望む枚数置けるので、3枚とも土地なら3枚すべてを置き、上陸をたくさん誘発させてくれます。 《桃源郷の探求者、チョコ》はチョコボトークンと同じく上陸で+1/+0の修正を受けるので、戦場に出したターンはリソースを供給するのみですが、次のターンにはとんでもないサイズのアタッカーとなります。 《サブクエスト:チョコボ育成》は残念ながら《旅するチョコボ》から唱えることはできませんが、それでもかなりのパワーカード。鳥4体をコントロールしている状態で第一メインフェイズを迎えることで変身します。 条件がそれなりに厳しいだけに変身後は圧巻!まずは変身した時に土地を探し、上陸するたびに自身……ではなく鳥クリーチャーすべてがターン終了時まで+1/+0修正!《旅するチョコボ》がいれば上陸2回になるのでほぼ《踏み荒らし》状態! しかも好きな土地をサーチできるので《立藤村》を引っ張ることも可能です。攻め手がなくなっても《立藤村》から《旅するチョコボ》や《桃源郷の探求者、チョコ》など鳥を呼び出すチョコボたちをライブラリーから探せます。 チョコボデッキ専用の《バッツとボコ》は超優秀な除去カード。2マナ4/3で出た時に相手のクリーチャーを1体破壊と、《ネクラタル》も真っ青な性能。しかも《旅するチョコボ》でライブラリーの上から唱えられます。 チョコボ以外の鳥も、1マナ域の《癒し手の鷹》や、除去をかわす《羽信隊の随員》など、優秀なカード揃い! FFのデッキでスタンダードを戦いたいという方にバントチョコボはオススメです! ボロスピアナラー スタンダードリーグ : 5-0 By DB_Dykman MTGアリーナ用インポートデータ 追放領域から土地をプレイするか呪文を唱えると1/1の飛行機械を生み出す、ちょっとユニークな能力を持った《復興の領事、ピア・ナラー》。 それを主軸に据えたミッドレンジがこのボロスピアナラーです。 もちろんこのデッキは《復興の領事、ピア・ナラー》を絶えず誘発させることを目指しているため、デッキには追放領域から呪文を唱える手段がたっぷりあります。 《探索するドルイド》は赤いデッキではお馴染みの衝動的ドロー。自身をクリーチャーとして唱えることもでき、スペルを唱えて成長していきます。軽い除去をめくっておいて、クリーチャーで出しながら成長させていく動きは、対アグロでは重要です。ちなみに出来事領域から《探索するドルイド》を唱える際にも《復興の領事、ピア・ナラー》は誘発してくれるので、1枚で3度美味しい。 《放浪する牧場主、ブルース・タール》は初めて見たという方もいらっしゃるかもしれませんね。サンダージャンクションのリミテッドを遊んでいた方は悪夢が蘇るでしょうか。 戦場に出るか攻撃するたびにライブラリートップを追放し、それが土地なら2/2の雄牛が出て、それ以外ならプレイすることができます。《復興の領事、ピア・ナラー》のトークンに繋がるか、2/2の雄牛が出てきます。残念ながら土地がめくれた場合はプレイすることはできません。雄牛は《放浪する牧場主、ブルース・タール》の能力で二段攻撃を持つので強烈な一撃をお見舞いできます。 更に《復興の領事、ピア・ナラー》を活用すべく、《運任せ》も4枚採用!アップキープにライブラリートップを追放して使用できるという、シンプルかつ強力な能力。毎ターンタダで追加のドローができると考えれば破格です。 《復興の領事、ピア・ナラー》はこれまでアグロ系のデッキに採用されていましたが、ボロスピアナラーはコントロール要素の強いデッキです。メインから7枚の単体除去に加えて、《一時的封鎖》《審判の日》と全体除去も採用しています。《復興の領事、ピア・ナラー》でトークンを出す能力ともちろん噛み合いませんが、それでも問題ありません。 《運任せ》も《探索するドルイド》を手札をほとんど減らすことなく《復興の領事、ピア・ナラー》を誘発できるカードだからです。時には《復興の領事、ピア・ナラー》を防御的に使うこともあるでしょう。出るトークンで攻め手をさばきながら、全体除去を探しにいく。そんな展開もありそうです。 《復興の領事、ピア・ナラー》《探索するドルイド》《運任せ》の並びが非常にいやらしく、攻守に渡って粘り強いデッキです。 攻めも守りも自由自在のボロスピアナラー、お好きな方にはたまらないでしょう! 5色レジェンズ スタンダードリーグ : 5-0 By claudioh MTGアリーナ用インポートデータ 最近急に勝ち始めたデッキ、5色レジェンズ。 その名の通り5色の伝説のクリーチャーを詰め込んだデッキで、《大スライム、スローグルク》と《見捨てられたぬかるみ、竹沼》などの魂力土地があった頃は、メタゲームの一角にまで上り詰めていました。 今のスタンダードで5色は中々厳しいのですが、それは普通のデッキの話。5色レジェンズならば専用の土地を使えるので5色が可能となります。 それが《英雄の公有地》。伝説に対しては好きな色マナが出る5色ランド。これだけで既に強いのに、生け贄にすることで伝説クリーチャーを除去から守ることができます。伝説好きが作ったオリカでしょうか? 更に伝説のクリーチャーの大半が人間なので《魂の洞窟》も4枚使えます。そして《魂の洞窟》から打ち消されない能力だけがなくなった《閑静な中庭》も5色土地。ここに更にファイナルファンタジーで加わった5色土地《始まりの町》で、好きな色を出せる土地が16枚体制となりました。5色デッキが成立するのも頷けますね。 さて、マナベースについて納得してもらえたところで、肝心の伝説のクリーチャーのラインナップをご紹介しましょう! まずはデッキの主役となるのが《統べるもの、ジョダー》。5色の5/5とそれだけで強そうなカードですが、能力を読めば更にとんでもないカードであることがわかります。 まず自分の伝説のクリーチャーたちがすべて、伝説のクリーチャーの数だけ+修正を受けます。3体の伝説がいれば+3/+3です。 更に伝説の呪文を唱えると、ライブラリーの上からそれよりマナ総量の小さい伝説のカードが場に出てきます。伝説限定の続唱ということですね。伝説のクリーチャーが伝説のクリーチャーを呼ぶので、全体の修正も+2されます。小粒なクリーチャーたちのサイズが凄まじいことになります。 生き残ればとんでもないクリーチャーであると同時に、出たターンにも戦場に多大なインパクトを与える、まさしくこのデッキの顔と呼ぶべきクリーチャーです。 《統べるもの、ジョダー》によってクリーチャーが強化されるとなると、俄然気になるのが軽い伝説たちです。せっかくなら《統べるもの、ジョダー》を出すまでにクリーチャーを大量に展開しておきたいですからね。 実は軽い伝説クリーチャーはファイナルファンタジーから大量に追加されました。 《暗黒騎士、セシル》は1マナ2/3接死と単体でもオーバースペック。攻守に渡って活躍しますし、《統べるもの、ジョダー》で強化されて突然変身!なんてことも。大量のダメージを喰らう点にはお気を付けください。 逆に《ザックス・フェア》は防御的なクリーチャー。1マナ払うとクリーチャーに破壊不能をつけるので、《統べるもの、ジョダー》を出して1マナを構えて守る展開もありそうです。1マナの伝説のクリーチャーが持つ能力としては破格ですね。2マナですが《不屈の将軍、ジリーナ》はマナを使わずに守ることができるので、《統べるもの、ジョダー》を中々除去らせてもらえません。 クリーチャーばかりが入っていますが、相手への干渉手段もきちんとあります。《シヴァのドミナント、ジル》は土地でないパーマネントを手札に戻せる優秀なクリーチャー。 リソース面を担うのは《太陽の執事長、インティ》《侵攻の伝令、ローナ》。《太陽の執事長、インティ》は手札を捨ててトップを追放し、《侵攻の伝令、ローナ》はカードを引いて捨てるなので、単体ではそれぞれリソースを稼いでくれませんが、この2枚が揃うとカードが増えます。《侵攻の伝令、ローナ》の能力でカードを捨てると《太陽の執事長、インティ》が誘発してくれるためです。 このデッキに入っている唯一の非クリーチャー呪文である《伝説の秘宝》は、その名の通り伝説のためのカード。3マナで好きな色マナを出すちょっと弱いマナアーティファクトですが、なんと伝説のクリーチャーをタップした際にもマナを生み出せます。つまり、《ザックス・フェア》のマナを残さずとも《統べるもの、ジョダー》を守ることができます。 《伝説の秘宝》さえあれば4ターン目に《統べるもの、ジョダー》を出しながら《ザックス・フェア》で守れる、凄まじい展開を作れます!このデッキのキーカードと言っても良いでしょう。 伝説のクリーチャーは派手ですし、《統べるもの、ジョダー》からクリーチャーが次々と沸いてくるのも面白く、回していてとても幸福感の高いデッキです。 《統べるもの、ジョダー》にビビっときた方はぜひ組んでみてください!
こんにちは。 細川 侑也(@yuyan_mtg)です。 7枚の禁止が発表されたスタンダードは赤アグロ天国から大ミッドレンジ時代に突入! 紹介デッキ ディミーアミッドレンジ ナヤユウナ ボロス召集 ディミーアミッドレンジ スタンダードチャレンジ : 1位 By TheManLand MTGアリーナ用インポートデータ 前環境で赤単アグロ・イゼット果敢・ドメインオーバーロードなどともバチバチにやりあっていたにも関わらず、なぜか今回の禁止改訂で一切の影響を受けなかったデッキ、ディミーアミッドレンジ。 《永劫の好奇心》《悪夢滅ぼし、魁渡》を一度に『ダスクモーン:戦慄の館』で手に入れ、しばらくは環境の王者として君臨していました。打ち消し、除去、そしてリソースが取れるクリーチャーで構成されており、万能なデッキということもあり、非常に人気がありました。 そんなディミーアミッドレンジでしたが、《永劫の好奇心》《悪夢滅ぼし、魁渡》といったアドバンテージ源を触ってくる、自分よりも早いエスパーピクシーが人気になりだしてから少し人気がなくなり、天敵の《コーリ鋼の短刀》出現後はほとんど見なくなっていました。 しかし、《望み無き悪夢》も《この町は狭すぎる》《コーリ鋼の短刀》はこの世にはもう存在しません!それならば当然ディミーアミッドレンジは王者に返り咲きます。 現に禁止改訂後のスタンダードチャレンジ(マジックオンライン上の大会)ではトップ8のうち7つを占めるほど。いかに《永劫の好奇心》《悪夢滅ぼし、魁渡》が強力かこれだけでわかるでしょう。 さて、そんなディミーアミッドレンジですが、現在のスタンダードは3年ローテーションということでクリーチャーの選択肢が無限にあります。《コーリ鋼の短刀》をメタるために《群青の獣縛り》なんかも使われていましたね。メタゲームに合わせて様々なクリーチャーを採用するディミーアですが、今最も意識するべきなのは当然ミラーマッチです。 そのため、赤全盛期では抜けていた《フェアリーの黒幕》が再びメインで多めに採用されるようになりました。ミラーマッチでは互いにインスタントで動けることも大事ですし、《悪夢滅ぼし、魁渡》《永劫の好奇心》でドローもするので、能力も重宝します。 メインからの《ティシャーナの潮縛り》も同型では《永劫の好奇心》を消したり、《悪夢滅ぼし、魁渡》の忍術に触れたりなど、何かと便利なクリーチャー。環境が遅くなれば必然的に《ティシャーナの潮縛り》が強くなるので、ディミーア以外にも刺さる相手は多いでしょう。 《フェイ花のいたずら》は厳密にはクリーチャーではありませんが、1/1飛行を2体出すインスタント。《永劫の好奇心》のためのクリーチャーを2体生成しつつ、相手のブロッカーを排除できるので、同型で特に強力です。飛行クリーチャーが《遠眼鏡のセイレーン》《大洞窟のコウモリ》《フェアリーの黒幕》とすべてタフネス1なので、《フェイ花のいたずら》は攻防で活躍してくれるのです。 ここまで紹介したクリーチャーはすべてインスタントタイミングでプレイできます。《フラッドピットの溺れさせ》も入っていますし、今のディミーアはとにかくマナを構えてきます。除去や打ち消しを構えながら、相手のアクションが大したものでなければクリーチャーを出せるので、非常に理にかなっています。 相手の動きによってこちらのアクションを決められる、いわゆる後出しじゃんけんが可能なリストは使いやすくて好印象です。《大洞窟のコウモリ》で相手の手札を除いてから動けますしね。 強くて使いやすい。これは強いデッキの条件の1つでもあります。再びスタンダードの頂に上ったディミーアミッドレンジを打ち倒すデッキは現れるのでしょうか。 ナヤユウナ スタンダードチャレンジ : 2位 By McWinSauce MTGアリーナ用インポートデータ 《豆の木をのぼれ》が禁止になり、大きな打撃を受けたのがドメインオーバーロード。 デッキ名になっている大主たちはすべてマナ総量が5以上ですが、兆候で軽く唱えることができる。それを利用して《豆の木をのぼれ》を何度も誘発させてアドバンテージを稼ぎ、大主たちを《永遠の策謀家、ズアー》で起こすコントロールデッキ、それがドメインオーバーロードです。 《豆の木をのぼれ》を失ってリソースが取れなくなったオーバーロードは、より早くゲームを終わらせるデッキになりました。それがこのナヤユウナ。 《スピラの希望、ユウナ》は《永遠の策謀家、ズアー》と同じく、大主と相性の良いカードです。墓地からエンチャントを吊り上げ、自分のターンは絆魂と護法を付与してくれます。墓地に落ちた大主を吊り上げて攻撃しつつ、ライフを回復していきます。 そんな《スピラの希望、ユウナ》と特に良相性なのが《ボイラービルジの大主》。好きな対象に4点を与えるこの大主は絆魂を持つので、一気に大量のライフを得ることができます。 《スピラの希望、ユウナ》は墓地からエンチャントを吊り上げるので、このデッキにはエンチャントを落とす様々な手段が用意されています。 《逸失への恐怖》《フェニックスのドミナント、ジョシュア》は手札を入れ替える便利なカードで、ディスカード手段としてだけでなく、必要なカードを引き込みにいける素晴らしいカード。《逸失への恐怖》は昂揚すれば大量の打点、《フェニックスのドミナント、ジョシュア》は変身してクリーチャーをリアニメイトするなど、どちらもドロー能力以外も強力。 《幻獣との交わり》は諜報2でエンチャントを墓地に落とします。自身もフラッシュバック能力を持っているので、ディスカードや諜報で《幻獣との交わり》自身が落ちるとお得です。 切削しつつ必要なカードを手札に加えられる《浚渫機の洞察》は当然4枚です。《スピラの希望、ユウナ》を手札に加えて大主を落として……なんてことが起きたらそれだけでゲームに勝てる場合があります。1点ゲインのオマケがついてくるので、対アグロにはしみてくるでしょう。 《浚渫機の洞察》より範囲は狭いですが、《魔導戦士、ティナ》も中々優秀です。拾えるエンチャントは《ボイラービルジの大主》に召喚カードたち、そして《浚渫機の洞察》です。切削も5なので結構掘れますし、変身すれば他のエンチャントをコピーでき、《ボイラービルジの大主》で一瞬でゲームが終わります。 このように様々なライフゲイン手段が用意されているので、ビートダウンは得意ですし、ミッドレンジに対してはスケールで勝利できます。《召喚:バハムート》や《召喚:ナイツオブラウンド》が5ターン目にぐらいに戻ってきてしまうと打つ手なしです。 これまでとはまったく違う顔を見せるオーバーロードデッキとなっているユウナオーバーロード。ドメインを使っていた方にオススメ! ファイナルファンタジー好きな方にもぴったりですね!ユウナからバハムートを召喚して気持ち良くなりましょう! ボロス召集 スタンダードチャレンジ : 1位 By LucasG1ggs MTGアリーナ用インポートデータ 禁止改訂前の赤単やイゼット果敢は、スタンダードのみならずパイオニア級の強さを持っているデッキたちでした。 実際パイオニアで活躍する赤単アグロは《熊野と渇苛斬の対峙》と《変わり谷》以外すべてスタンダードのカードで、イゼット果敢もパーツのほとんどがスタンダードで構成されています。パイオニアで強いデッキがスタンダードで最強になるのは自明の理ですよね。 そしてこのボロス召集も、パイオニア級の強さを持つデッキと言われ、昨年のスタンダードでは恐れられていました。 《ひよっこ捜査員》《入れ子ボット》でアーティファクトを生成し、そこを対象に《上機嫌の解体》を打ち込み、トークンを生成。それらのトークンを召集コストに当てて《イーオスの遍歴の騎士》を高速召喚し、《イモデーンの徴募兵》を見つけて次のターンにトークンたちを強化してフィニッシュする、赤白のトークンデッキです。 回った時の強さは手がつけられません。2ターン目に《イーオスの遍歴の騎士》、3ターン目には《イモデーンの徴募兵》で大量のダメージを飛ばしてくるので、実質3キルのような場を作ってきます。《一時的封鎖》でも《イーオスの遍歴の騎士》が残りますし、2枚のカードを確保できているので、全体除去耐性もしっかりとあるのです。 トークンを並べるデッキなので《見捨てられた人形、アラベラ》と相性が良く、《門道急行の事件》《イモデーンの徴募兵》と共に1/1トークンの群れで殴りきるのが基本戦略です。《画家の仕事場+汚された画廊》はトークンを強化しながらリソースも稼げる、このデッキにぴったりのカード。 ファイナルファンタジーからは《「竜騎士」の両手槍》が加わりました。トークンを生成しつつアーティファクトを生み出せるので、《上機嫌の解体》の対象にぴったり。《「竜騎士」の両手槍》1枚で《上機嫌の解体》から1マナで《イーオスの遍歴の騎士》まで繋がるのが実に美しいですね。 ボロス召集の魅力はなんといってもそのメタりづらさです。アグロにも関わらず単体除去がほとんど効かないので、赤単対策などが無駄になります。《紅蓮地獄》などの全体除去がサイドボードに用意されていない環境なら無双間違いなしです。 しかも全体除去に対しては《イーオスの遍歴の騎士》がとにかく強い!条件なくすべてのクリーチャーを倒すには《審判の日》しかなく、軽い全体除去は《イーオスの遍歴の騎士》が残るので、大きなダメージを返しに受けることになります。最終的には《イモデーンの徴募兵》が控えるので、全体除去の返しに《イモデーンの徴募兵》で勝つこともしばしばあり、唯一の弱点ですらこのデッキは克服できているのです。 以前は除去が多いデッキには《ウラブラスクの溶鉱炉》で対策していました。除去に対しては強い一方、バウンスにめっぽう弱かったこのカードは、《この町は狭すぎる》《洪水の大口へ》の流行によってスタンダードで見なくなりましたが、今の環境でバウンスはほとんど見ないので、もしかしたらサイドボードで復活するかもしれませんね。 《ウラブラスクの溶鉱炉》がサイドに入ったボロス召集はかなり弱点が少ない隙のないデッキだという印象で、個人的にはかなり恐れています。 ブン回りもあり、粘り強さもしっかりあるボロス召集。人気が出てきそうな予感がするので、全体除去はしっかり入れておきましょう。ディミーアミッドレンジ使いの方は《ギックスの命令》をお忘れなく。
こんにちは。 細川 侑也(@yuyan_mtg)です。 今週のピックアップデッキでは、ちょっと珍しいデッキを、軽い解説を交えて紹介していきます。 紹介デッキ 白単トークンコントロール ゴルガリミッドレンジ グルールハツカネズミ 白単トークンコントロール スタンダードチャレンジ : 1位 By gazmon48 MTGアリーナ用インポートデータ コントロールにとって大事なアドバンテージ源だった《豆の木をのぼれ》が禁止になり、個人的には《食糧補充》と《マラング川の執政》を使える青系コントロールが台頭すると予想していたのですが、そういえば今のスタンダード環境には他にもドローできるカードが存在していました。 そう、《世話人の才能》です。 かつては《ウラブラスクの溶鉱炉》と一緒に自動ドロー装置となっていたり、様々な白系ミッドレンジ・コントロールで活躍していたこのカード。いつしか忘れ去られていましたが、禁止改訂と共にスタンダードに戻ってきました。 白単コントロールはトークンを活用したデッキで、どちらかと言えばミッドレンジぐらいの速度。《勝利の楽士》《ミストムーアの大主》で出したトークンで殴っていくので、アゾリウスコントロールのようなどっしりとしたコントロールデッキではありません。 《世話人の才能》《永劫の無垢》はいずれも様々なトークンにトリガーしてカードが引けるカード。《勝利の楽士》や《ミストムーアの大主》、《人参ケーキ》、《噴水港》とたっぷり入っているので、戦場に出ればドロー装置として機能します。 どちらも1ターンに1度の制限付きではありますが、自分のターン以外でも誘発するのがミソ。自ターンで《勝利の楽士》でカードを引き、相手のターンで《噴水港》を起動してドローもできます。《人参ケーキ》も相手のターンに生け贄にすればカードを引けるので、1枚ですぐに2ドローできる優秀なカードです。 《世話人の才能》は優れたドローカードであるだけでなく、フィニッシャーの役割も兼ねます。レベルを3まで引き上げればトークンが大幅強化されるので、《ミストムーアの大主》が出すトークンが4/3飛行と凶暴なサイズに。蛾というか実質天使です。 白単で構成されていることから優秀な専用カードである《軍備放棄》を4枚採用できるのも魅力です。《失せろ》との8枚体制でビートダウンをシャットアウトしつつ、遅いデッキには圧倒的なドロー量とトークンによる物量で押し込みます。非常にシンプルかつ強力なデッキ。 白単であるもう1つの魅力は土地。ドローに繋がる《噴水港》は当然4枚採用できますし、土地の起動を楽にする《沈んだ城塞》も4枚入れることができます。このデッキは《噴水港》を同時に2枚起動するのも容易く、土地がとにかく強いのが素晴らしいですね。 チャレンジでも早速トップ8に3人が入賞し、今勝ちまくっている白単トークンコントロール。まずはここから新スタンダードを始めてみてはいかがでしょうか。 ゴルガリミッドレンジ スタンダードチャレンジ : 2位 By Desert_24 MTGアリーナ用インポートデータ 赤単アグロ・イゼット果敢と速い2つのデッキが消え、中速殺しのアゾリウス全知も禁止改訂の影響を受け、スタンダードはミッドレンジ天国になると予想されていましたが、やはりそれは間違っていなかったようです。 久しぶりにゴルガリミッドレンジの姿をスタンダードで見かけたような気がします。 ディミーアミッドレンジが1マナクリーチャーから《悪夢滅ぼし、魁渡》に繋げて《永劫の好奇心》で攻めながら引くアグロ気味のミッドレンジなのに対し、ゴルガリはどちらかと言えばマナを伸ばしてどっしりと除去とアドバンテージで勝っていく、王道ミッドレンジです。 とはいえ時にはスピードを出すことができ、それを可能にしているのが《ラノワールのエルフ》です。この唯一無二の3マナへのジャンプアップを可能にするマナクリーチャーは、ゴルガリミッドレンジの最大の魅力と言って良いでしょう。 《ラノワールのエルフ》から繋げる先の3マナ域はどれも強力。アドバンテージエンジンの《不浄な別室》に攻防一体の《名もなき都市の歩哨》、そしてなんといっても《重厚な世界踏破車》です。 《重厚な世界踏破車》は土地を伸ばしつつ攻撃できる強力な機体で、環境にある除去の多くが当たらないのも魅力の1つ。《ラノワールのエルフ》から2ターン目に《重厚な世界踏破車》と回った時のゴルガリは手が付けられません。 面白いのが《不浄な別室》絡みのデーモンシナジーです。デーモンがいることで2点ドレインになる《不浄な別室》のために、これまで様々なデーモンが試されてきましたが、ファイナルファンタジーから《デモンズウォール》が加入しました。2マナ3/3と守りには優秀なサイズで、カウンターさえあれば攻撃もできるため、《カルシの帰還者》や《名もなき都市の歩哨》の地図起動などでカウンターが乗れば、攻撃することも可能です。 《腐れ呪いのラクシャーサ》と合わせて《不浄な別室》のデーモン条件を満たしながら、攻防に渡って活躍してくれます。デーモンは4マナが定番だったので、これが軽くなったのは非常に大きいですね。3ターン目の《不浄な別室》がドレインになってくれるのは思いの外大きいです。 《永劫の好奇心》《悪夢滅ぼし、魁渡》擁するディミーア、《ラノワールのエルフ》から《不浄な別室》《重厚な世界踏破車》に繋げてくるゴルガリ、どちらも同じミッドレンジですが全く戦い方が異なるデッキたちが台頭してきて、スタンダードは難しくなりそうですね。 グルールハツカネズミ スタンダードチャレンジ : 3位 By Grogore MTGアリーナ用インポートデータ 禁止改訂で大きな弱体化を受けることとなってしまった赤系アグロ。それも仕方ありません。デッキに入っているほとんどのカードがスタンダードと同じ赤単がパイオニアでも一線級の活躍をしてしまうほど、カードパワーが飛びぬけていたのですから。 そんなハツカネズミ軍団の先陣を切っていた《心火の英雄》、そして《巨怪の怒り》が禁止になりました。 《心火の英雄》は2ターン目に《多様な鼠》を出してお手軽4点、放置したら次のターンには7点が飛び、除去でもダメージが入る、凄まじい1マナ域のクリーチャーでした。1ターン目にドロップできる赤いハツカネズミというだけで《多様な鼠》と相性が良いのに、その能力が強すぎました。 《巨怪の怒り》も《多様な鼠》と組み合わせることで意味不明なダメージを叩き出すカードでした。《心火の英雄》に2ターン目につけて5点で殴りつつ、次のターンからチャンプブロックを許さないのも、1マナのカードがやってはいけない強さ。 この2枚が禁止となり、正直ハツカネズミは終わったと思っていましたが、このようにまだ生き残っています。 《心火の英雄》がなくなったスロットには《脚当ての補充兵》を採用しています。《多様な鼠》で強くなることはありませんが、1ターン目に出せるパワー2なだけでなく、新生でばらまくこともでき、単体除去に対して非常に強いカードです。 《巨怪の怒り》の代わりは《過剰防衛》。+3/+3トランプルを付与するので《多様な鼠》と合わせての二段攻撃大ダメージは健在……と言いたいところですが、2マナと重く、更にトランプルもこのターンしか付与できません。《巨怪の怒り》の凄まじさがわかりますね。 とはいえ、《過剰防衛》は呪禁を付与するので、《巨怪の怒り》と違い単体除去を避けるために使うことも可能です。黒いデッキには《巨怪の怒り》より便利になる場合もありますね。 もちろん《心火の英雄》《巨怪の怒り》を失ったことでデッキパワーが大幅に低下したのは否めません。しかし、勝てなくなるかというとそれはまた別の話。 なぜなら赤単が当たり前のように意識されていた時代は終わったからです。むしろ今は赤アグロが消え、除去が減ってきているかもしれません。そうなればハツカネズミは大チャンスです。《熾火心の挑戦者》《多様な鼠》のラインは残っていますし、《雇われ爪》もまだ元気ですからね。《岩面村》《多様な鼠》《熾火心の挑戦者》で粘り強く戦うグルールの持ち味はまだ死んでいません。 週末は赤対策を完全に捨てても良いと思っているなら、甘いですよ!l