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こんにちは。 細川 侑也(@yuyan_mtg)です。 今週は日々成熟しつつあるスタンダード環境から、有力デッキをご紹介! 目次 イゼットテンポ ジェスカイ眼魔 オルゾフピクシー イゼットテンポ スタンダードチャレンジ(4/20) : 優勝 By auzzie51 MTGアリーナ用インポートデータ 《コーリ鋼の短刀》というレガシー級のカードが登場したことで突然頭角を現したイゼット系の果敢デッキ。 《僧院の速槍》《精鋭射手団の目立ちたがり》の一時的にサイズが上がり果敢軍団と《コーリ鋼の短刀》の相性が良く、2回の誘発を達成して《コーリ鋼の短刀》で殴りつつ、《僧院の速槍》も強くなり、一瞬で相手のライフを削り取ります。 そこに《巨怪の怒り》《稲妻波》など、相手のライフを速やかに0にするカードたちを投入したイゼット果敢は、環境初期に登場し、今も一線級の活躍を続けています。 そんな中、突如として現れたのがこのイゼットテンポ。デッキは果敢と似た作りで、少しのクリーチャーと大量のスペルの組み合わせですが、入っているクリーチャーがまったく異なります。 スペルを唱えてサイズが上がるカードは一切採用されておらず、墓地にあるスペル分だけコストが下がるカードたちがそこには鎮座しているのです。 まずは《トレイリアの恐怖》。 パウパーなどでもお馴染みの1マナ5/5で、護法を持っているので、早いターンに並べられると中々処理できません。《逃げ場なし》で護法は消えてしまいますが、本体サイズが5/5と頼もしいので、むしろ《逃げ場なし》には強いカードですね。 このデッキには大量のインスタント・ソーサリーが入っているので、1マナ5/5で出すのは難しくありません。序盤は《コーリ鋼の短刀》で殴りつつ、4ターン目に1マナで連打なんて動きが強力です。 そして《かまどの精》。出来事で使うと手札をすべて捨てて2ドロー。手札が4枚ある時は4ディスカード2ドローと弱いですが、逆に手札が0枚ならタダで2ドローできます。手札を使い切って最後に打つにはベストですね。 そして出来事領域に行った《かまどの精》は、墓地のインスタント・ソーサリー・出来事を持つカードの数だけコストが軽くなります。《トレイリアの恐怖》とほぼ同じですね。 出来事で手札にダブった呪文を捨てて2ドローしつつ、1マナで唱えるなんてことも可能です。 出来事と本体、合わせて3マナでプレイできる可能性があるので、《コーリ鋼の短刀》の誘発条件を1枚で満たすことができ、また《コーリ鋼の短刀》を装備して5/6トランプルになるのも実は強力。 《トレイリアの恐怖》よりサイズは小さいですが、出来事が強いので十分です。 従来のイゼット果敢が《僧院の速槍》《精鋭射手団の目立ちたがり》で序盤から攻めていたのに対し、イゼットテンポは序盤からライフを削る手段は《コーリ鋼の短刀》しかありません。とりあえず除去やキャントリップで墓地を貯めながら妨害し、中盤から一気に攻めていくことになります。 そのため、デッキには除去がかなり多めに採用されています。《噴出の稲妻》に《塔の点火》、更に《削剥》。 《削剥》は今のスタンダードでは重要な役割を持っています。そう、《コーリ鋼の短刀》を割れるからです。青赤系のミラーマッチでは《コーリ鋼の短刀》が最重要カードになります。 《削剥》がもっと使われるようになると、例えば《分派の説教者》などといったタフネス4のクリーチャーの価値は上がっていきますね。このリストはタフネス4に触るのがかなり難しくなっています。《セラの模範》なんかは割られた《コーリ鋼の短刀》を場に戻せますし、もしかしたら白いデッキで使われるようになるかもしれません。 とはいえ、全く対処できないというわけではありません。《嵐追いの才能》と《この町は狭すぎる》の組み合わせもきちんと入っているので、対処可能です。 《この町は狭すぎる》はエスパーピクシーのように1マナの拾いたいパーマネントが《嵐追いの才能》以外に入っていないため、2枚のみの採用にとどまっています。序盤は必要なく、ゲーム中に1枚引けば良いので、大量のキャントリップと《食糧補充》で探しにいく想定の枚数です。 キャントリップと言えば、《止まぬ囁き》も最近のイゼットテンポには採用されています。1マナ1ドローと《コーリ鋼の短刀》の誘発を満たしやすいカードなだけでなく、墓地からも唱えられるので2度美味しい。《トレイリアの恐怖》をタップすれば1マナで調和できます。 《コーリ鋼の短刀》を一番強く使えるデッキはおそらくイゼットテンポです! ジェスカイ眼魔 スタンダードチャレンジ(4/22) : 準優勝 By terlollo04 MTGアリーナ用インポートデータ 《忌まわしき眼魔》を墓地に落として《救いの手》でリアニメイトするコンボを盛り込んだジェスカイカラーのアグロデッキ、ジェスカイ眼魔。 《光砕く者、テルサ》の加入により《忌まわしき眼魔》を吊り上げる以外の勝ち手段が増え、そのため最近では《再稼働》は抜け、リアニメイト呪文は《救いの手》のみとなっています。 《蒸気核の学者》《逸失への恐怖》に加え、『タルキール:龍嵐録』で《氷河の龍狩り》《光砕く者、テルサ》を得て、今のジェスカイ眼魔は引いて捨てる手段が非常に豊富となっています。 そのため、カードを引くことでクリーチャーを強化する《プロフトの映像記憶》が4枚採用されるようになりました。 《プロフトの映像記憶》は特に《光砕く者、テルサ》と相性が良く、戦場に出てカードを2枚引き、その後強化された状態で速攻で攻撃できます。《光砕く者、テルサ》は《忌まわしき眼魔》を落とすだけでなく、単体で非常に強力なクリーチャーなのです。伝説じゃなかったなら間違いなく4枚入ったでしょう。 引いて捨てるカードが増えた影響で《略奪するアオザメ》が入るようになり、ジェスカイ眼魔は更にビートダウン色が強くなりました。速度を求められるアゾリウス全知などとの戦いでは重要で、全体的に厳しめなマッチが改善されています。 そしてジェスカイ眼魔のアグロに強い特性はそのままです。大量の除去から《忌まわしき眼魔》を出すというデッキのコンセプト上、早いデッキ全般に強く、赤単に加えてイゼットも現れた現在のメタにとてもあっており、最近勝ちまくっています。 先ほど紹介したイゼットテンポのように軽除去が効かない構成が出てきたのも頷けますね。《かまどの精》《トレイリアの恐怖》で除去を躱す作戦を取っているというわけです。 とはいえ、除去が効かなくても問題ないのがジェスカイ眼魔。なぜなら《忌まわしき眼魔》を吊り上げてこちらから攻めることも可能だからです。赤系のアグロは《忌まわしき眼魔》がとにかく処理しづらく、2枚を使って除去されて、2回目の《忌まわしき眼魔》でゲームセットという展開になりがちです。 《略奪するアオザメ》《光砕く者、テルサ》《プロフトの映像記憶》による《忌まわしき眼魔》を介さないゲームプランが取れるようになったおかげで、今のジェスカイ眼魔は弱点の1つだった墓地追放カードがあまり効かなくなっています。 殴ってよし、守ってよし、サイドボードも充実と隙のなさそうなジェスカイ眼魔。今後更にその数を増やすことになるかもしれませんね。 オルゾフピクシー スタンダードチャレンジ(4/22) : 優勝 By MJ_23 MTGアリーナ用インポートデータ 《コーリ鋼の短刀》が登場して更に赤いデッキが強くなり、今のスタンダードはアグロまみれとなりました。 そのアグロを倒すために現れたのは、ジェスカイ眼魔だけではありません。『タルキール:龍嵐録』で強化されたオルゾフピクシーもアグロ殺し。 オルゾフピクシーは《養育するピクシー》でパーマネントを使い回すコントロールデッキ。《望み無き悪夢》でハンデスを重ねたり、《逃げ場なし》で除去と、エスパーピクシーと大部分では同じです。 これまでは使い回すカードが《養育するピクシー》のみで、《孤立への恐怖》《この町は狭すぎる》とあるエスパーに比べ、《望み無き悪夢》《逃げ場なし》が少し物足りなく感じていました。『タルキール:龍嵐録』からの新カード《陽光真珠の麒麟》によってバウンスが8枚体制になり、大幅に強化されたのです。 エスパーと異なるのはゲームプランです。《嵐追いの才能》がなくなり、序盤からの圧力をかける手段が減っているので、オルゾフは《養育するピクシー》《陽光真珠の麒麟》によるバウンスで、盤面のコントロールを目指します。 そしてコントロールの役割を担う重要なカードが、白黒の2色になったことで採用できるようになりました。マナベースが強くなり、エスパーの時は採用しづらかったダブルシンボルのカードもメインから入れられるようになったのです。そう、《一時的封鎖》です。 《コーリ鋼の短刀》に対して除去は意味がなく、《削剥》でもトークンは残ります。しかし《一時的封鎖》なら完全な回答となります。 イゼットが流行っているのも、《一時的封鎖》が強い要因です。イゼットカラーではエンチャントを割ることができず、《この町は狭すぎる》でバウンスするしかありません。しかしバウンスしても《コーリ鋼の短刀》が戻るだけでトークンは帰ってこないので、完全回答にはならないのです。 そして《一時的封鎖》を単なる除去としてではなく、攻めにも使えるのがオルゾフピクシー。《望み無き悪夢》を《一時的封鎖》で追放し、《養育するピクシー》で自らバウンスし、《望み無き悪夢》を戦場に戻して再度手札破壊もできるのです。 《養育するピクシー》が一緒に追放されていれば一緒に帰ってきて、そのまま《養育するピクシー》の能力で《望み無き悪夢》回収までいけますし、《陽光真珠の麒麟》ならインスタントタイミングで《望み無き悪夢》を戦場に戻せるので、手札が0枚の相手のドロー後に仕掛けることで、次のトップデッキチャンスを潰せます。 《養育するピクシー》《陽光真珠の麒麟》と《一時的封鎖》の相性は素晴らしく、一度複数枚のカードを追放した後に相手が再展開してきた場合、《一時的封鎖》を《養育するピクシー》で回収して再び《一時的封鎖》を置き直すことで、再展開したカードたちもまとめて追放できます。 エスパーピクシー、ディミーアバウンスと様々な《逃げ場なし》《望み無き悪夢》デッキが環境にはありますが、その中で最もアグロデッキに強いのはオルゾフピクシーだと思います。《一時的封鎖》がやはり強い! 赤単もイゼットも強すぎる。そんなお悩みを抱えているならオルゾフではないでしょうか。
こんにちは。 細川 侑也(@yuyan_mtg)です。 毎週日本各地で行われているチャンピオンズカップファイナルの予選! 今回はその予選に持ち込むべき、今最も強いモダンのデッキたちをご紹介していきます。 紹介デッキ ボロスエネルギー ジェスカイ果敢 エルドラージランプ ボロスエネルギー モダンチャレンジ(4/21) : 優勝 By ShadowTitan1 モダンの王者が、ついに玉座に帰還しました。 そう言っても良いほど、ボロスエネルギーのここ最近のパフォーマンスは素晴らしく、今週末も一番の勝ち組になるのではないかと個人的には思っています。 改めて説明するようなデッキではありませんが、『モダンホライゾン3』から登場した新たなエネルギーカード《魂の導き手》《電気放出》。 《敏捷なこそ泥、ラガバン》を過去のカードにしたとまで言われた《オセロットの群れ》。 現環境最強の2マナ域《ナカティルの最下層民、アジャニ》。 モダンで最高のカードである《火の怒りのタイタン、フレージ》。 これらの質の高いカードたちを詰め込んだ早いグッドスタッフ、それがボロスエネルギーです。 《魂の導き手》《オセロットの群れ》は1マナ域ながら、除去されなければそのまま勝ってしまうほどのクリーチャー。《敏捷なこそ泥、ラガバン》を合わせた12枚、どれも相手は打ち漏らすことはできません。 《ナカティルの最下層民、アジャニ》も同様の性能を持つカードで、ボロスエネルギーが環境にいるからこそ、すべてのデッキが1マナ除去を大量に採用しています。 これらの軽いクリーチャーが除去されてしまうと厳しいのが普通のアグロデッキですが、ボロスエネルギーはアグロではなくグッドスタッフ。グッド(良い)スタッフ(カード)だけを揃えたデッキなので、3マナ域には《火の怒りのタイタン、フレージ》《歴戦の紅蓮術士》《鏡割りの寓話》も控えています。 序盤に出したクリーチャーが生き残ればそのまま勝ち、除去されれば優秀な3マナ域たちでロングゲームもできるのです。 強いカードたちだけで固められているからこそ、ボロスエネルギーはサイド後にも強いデッキです。攻める必要のない相手には序盤のカードを減らしてヘイトカードを詰め込み、ヘイトカード+《火の怒りのタイタン、フレージ》で勝つプランが可能。 速度が重要なマッチでは重いカードを抜いて攻めることも可能で、とにかく死角のないデッキです。 ボロスエネルギーには『タルキール:龍嵐録』からの新カードはほとんど入っていません。《勝利の楽士》は環境初期に試されました。《ゴブリンの砲撃》と相性の良いカードではありますが、相手がこちらのターンに呪文を唱えられないという恩恵をエネルギーはあまり受けられず、《火の怒りのタイタン、フレージ》でミラーマッチも簡単に焼かれてしまう割にインパクトの薄いカードであることから、徐々に抜けてきました。 《コーリ鋼の短刀》を採用したリストもありますが、こちらは工夫が必要で、既存のボロスエネルギーにそのまま組み込むだけでは難しそうです。エネルギーには3マナ域のカードが多く、《コーリ鋼の短刀》の誘発がさほど簡単ではないためです。 さて、ボロスエネルギーの話題になるたびに発生する3マナ域問題。今の赤白は3マナ域が優秀で、どれを採用するか、いまだに答えが出ていません。 候補となるのは《鏡割りの寓話》《歴戦の紅蓮術士》《イーオスのレインジャー長》でしょうか。あ、《火の怒りのタイタン、フレージ》は不動の4枚なので省いています。 このリストで一番多く採用されている《鏡割りの寓話》は最も無難な選択と言って良いでしょう。1章と3章がどちらも放置できず、2章で不要カードを入れ替えられるため、出すだけで得をするカードです。相手との交換を繰り返していけば自動的に《火の怒りのタイタン、フレージ》《栄光の闘技場》で勝てるのがボロスネルギーです。 《歴戦の紅蓮術士》は最近枚数が増えてきた1枚。4枚のリストも多く、僕がもしボロスエネルギーを使うならこのカードを4枚にしそうです。ボロスエネルギーは手札が枯れやすく、そうなると後は諜報ランドで《火の怒りのタイタン、フレージ》を落とすだけになりがちです。《歴戦の紅蓮術士》は手札がない状態で出せば、カードを捨てずに2ドローできるので、トップデッキした時は《鏡割りの寓話》より強力です。 また、唱えたり墓地から追放することでトークンを生成できるので、《ゴブリンの砲撃》との兼ね合いも特筆すべき点です。 《イーオスのレインジャー長》はコンボに強く、また確実なリソースになるカードです。《オセロットの群れ》《敏捷なこそ泥、ラガバン》《魂の導き手》を確実に手札に加えられるのは単純に強力ですからね。ボロスエネルギーは順調に殴り続ければ4ターンキルなので、コンボに対して後1ターンあれば勝てるという状況になりがちです。《イーオスのレインジャー長》はその1ターンを作ってくれる可能性があります。特にベルチャー相手はあるかないかで大きく変わるでしょう。 僕がエネルギーを持ち込むなら、《歴戦の紅蓮術士》4枚・《鏡割りの寓話》3枚にすると思います。ベルチャーが多ければ《イーオスのレインジャー長》を2枚入れて、《鏡割りの寓話》1枚にしますね。 最強のデッキを使うなら、リストも最強にしましょう!ボロスエネルギーはサイドボードが強いのも魅力で、75枚をじっくりと吟味する価値がありますよ! ジェスカイ果敢 モダンチャレンジ(4/19) : 優勝 By boytriton 『タルキール:龍嵐録』最強のカード《コーリ鋼の短刀》。 呪文をたった2回唱えるだけで果敢モンクを生成し、それに装備して速攻を付けるという、《僧院の導師》が裸足で逃げ出すレベルの装備品は、スタンダードではもちろん、0~1マナのカードが強い下環境でもデッキの顔として活躍しています。 モダンでは《コーリ鋼の短刀》はイゼット果敢に組み込まれていましたが、近頃は白を加えたジェスカイ果敢が人気を博しています。 デッキのベースはイゼット果敢。《僧院の速槍》《損魂魔道士》の果敢軍団+《コーリ鋼の短刀》で速やかに相手のライフを削っていきます。 2回のスペルを唱えるのを容易にする《溶岩の投げ矢》《ミシュラのガラクタ》以外のカードは、最強の火力呪文である《稲妻》、そしてスペルを継続して唱えるための《定業》《表現の反復》とオーソドックスな作りです。 白が入ったことで《虹色の終焉》を採用できるようになり、これがとにかく強力。 これまで1マナ域の除去に困ってただけでなく、《火の怒りのタイタン、フレージ》の処理や《超能力蛙》など、頭を悩ませるクリーチャーは大量にいましたが、《虹色の終焉》はすべてに対応できるカードです。 確実な除去は欲しいが、2マナ以上のカードを入れると《コーリ鋼の短刀》の誘発に関わったり、そもそも行動回数が減ってしまい、果敢によるダメージに影響が出てしまう。そんな事情を一発で解決するのが《虹色の終焉》というわけです。もちろん《超能力蛙》を倒すのには2マナかかってしまいますが、他のカードではそもそも触れませんからね。 1枚ではありますが《火の怒りのタイタン、フレージ》も採用されており、ボロスエネルギーよろしく諜報ランドのバリューをあげています。特に果敢のミラーマッチでは《火の怒りのタイタン、フレージ》を引くとかなり有利になりますね。 サイドボードには《岩への繋ぎ止め》が採用されていますが、これは対ディミーアマークタイドを見据えてのことでしょう。《超能力蛙》は《虹色の終焉》で倒せても《濁浪の執政》は止まらず、それが主な敗因となりうるのです。 逆にその負け筋さえ潰してしまえば、《コーリ鋼の短刀》が止まらないディミーア側は、ジェスカイ相手の勝ち筋がほとんどありません。 ジェスカイ果敢はボロスエネルギー相手は少し不利ですが、《オセロットの群れ》《敏捷なこそ泥、ラガバン》に《溶岩の投げ矢》が当たり、《コーリ鋼の短刀》で勝つ展開もあります。 コンボをはじめとした干渉手段の薄い相手には、ボロスエネルギーのように除去や3マナ域だけを引いて手をこまねいてしまう状況にはなりません。ジェスカイ果敢は果敢クリーチャーと火力で構成されたデッキで、相手のライフを速やかに0にすることに長けています。 メタゲーム次第ではボロスエネルギーよりジェスカイ果敢の方が良いかもしれません。単純にデッキパワーも高く、週末の勝ち組になりうるデッキです。 エルドラージランプ モダンチャレンジ(4/21) : 7位 By Shadowz2005 今週のおすすめ、最後はエルドラージランプです。 《ウギンの迷宮》《エルドラージの寺院》の2マナランド8枚体制、そして《楽園の拡散》により、最速2ターン目に《まき散らす菌糸生物》を出して更にマナを伸ばしたり、《コジレックの命令》でトークン生成や除去、ドローを行う、『モダンホライゾン3』で強化されたエルドラージデッキ。 このデッキは『タルキール:龍嵐録』で非常に大きな戦力を獲得しました! それはもちろん《嵐の目、ウギン》です。 唱えた時に1色以上のパーマネントを追放し、無色の呪文を唱えるたびにその追放を行うという超強力な常在型能力を持ちながら、プラスではリソースを稼ぎ、大マイナスは実質ゲーム勝利と、恐ろしい性能を持っています。 この《嵐の目、ウギン》によって、エルドラージは新たな7マナのゴールを手に入れました。 以前までのエルドラージランプはマナを伸ばした先の勝ち手段はほぼ《約束された終末、エムラクール》単騎でした。《まき散らす菌糸生物》《世界を壊すもの》で土地を壊しながら《約束された終末、エムラクール》を唱えれば当然ゲームには勝つのですが、マナを伸ばしてただ《世界を壊すもの》だけを出してもモダンで勝つことはできません。 《嵐の目、ウギン》は戦場に出てしまえばそれだけで勝てるマッチもあるほど強力なカードです。このカードがマナを伸ばした先に待っているというのは恐ろしく、マナを伸ばして《嵐の目、ウギン》を出す勝ち筋が生まれました。 《嵐の目、ウギン》の採用によって再び見るようになったのが《大いなる創造者、カーン》。最近のエルドラージランプでは《大いなる創造者、カーン》はあまり採用されていませんでしたが、《嵐の目、ウギン》の常在型能力を誘発させるために《大いなる創造者、カーン》は大いに役立ちます。 従来のエルドラージランプは無色のカードが比較的少なく、《嵐の目、ウギン》が出た次のターンにパーマネントを並べられてしまうと処理が少し大変でしたが、《大いなる創造者、カーン》を唱えて《嵐の目、ウギン》誘発、《大いなる創造者、カーン》のマイナスでアーティファクトをサーチし、それを唱えて更に《嵐の目、ウギン》が誘発と、一瞬で複数のパーマネントを追放できるのです。 《大いなる創造者、カーン》自体は今は環境的にさほど刺さっているわけではありません。アーティファクトを使うデッキはそこまで多くないですからね。とはいえ、青単ベルチャーや親和など、ナチュラルに常在が効くデッキもありますし、そもそも《大いなる創造者、カーン》は強いカードです。 《嵐の目、ウギン》の加入によって最近では青トロンなども活躍し始めており、今大注目のカードの内の1枚です。 特にフェアデッキのボロスエネルギー・ジェスカイ果敢が流行の現状では《嵐の目、ウギン》は有効なカードであり、4枚目が入ってもおかしくありません。 そして《ウギンの迷宮》《エルドラージの寺院》《コジレックの命令》はエルドラージランプ・トロン、そしてたまに青単タイムワープなど、様々なデッキで活躍しています。《エルドラージの寺院》と《コジレックの命令》だけで言えば、繁殖鱗コンボや鱗親和など、更に該当デッキが増えていきます。 実はこのセットでまだ誰も組んだことのないすごいデッキがあるかもしれませんね。
こんにちは。 細川 侑也(@yuyan_mtg)です。 今週のピックアップデッキでは、ちょっと珍しいデッキを、軽い解説を交えて紹介していきます。 紹介デッキ ラクドスリアニメイト 白単トークンコントロール イゼットフェニックス ラクドスリアニメイト スタンダードリーグ : 5-0 By Apeliotes MTGアリーナ用インポートデータ 巨大なクリーチャーを墓地に落として軽いリアニメイト呪文で戦場に吊り上げるデッキ、リアニメイト。 最強のリアニメイト呪文である1マナの《再活性》は今もレガシーで猛威を振るい続けており、モダンでは《御霊の復讐》が活躍しており、下フォーマットでは今も人気の戦略です。 そんなリアニメイトがスタンダードにも登場しました。 肝心の吊り上げる呪文は最近スタンダードに帰ってきた《ゾンビ化》。4マナで墓地からクリーチャーを戦場に戻すシンプルなソーサリー。以前スタンダードで再録された時もリアニメイトで活躍しており、《ゾンビ化》がある環境ではいつもリアニメイトが成立しますね。 《ヴァルガヴォスの崇拝者》は《ゾンビ化》を内蔵するクリーチャー。出してそのまま生け贄にするには5マナかかりますが、事前に戦場に出ていれば《ゾンビ化》です。《呪文貫き》《否認》などを避けられるリアニメイトスペルなので、青い相手のサイド後は重宝しますね。 さて、デッキの主役となるファッティたちをご紹介しましょう。 まずはスタンダードからヴィンテージまで使われている最強のリアニメイト先、《偉大なる統一者、アトラクサ》。 墓地からクリーチャーを吊り上げるには、カードを捨てて、それを墓地から戦場に戻すという2つの工程が必要で、当然それぞれのためにカードを費やします。そのため、戦場に出てくるクリーチャーが出しただけで勝つほどのサイズや能力を持っているか、失ったリソースを回復できるか、いずれかでなければなりません。 《引き裂かれし永劫、エムラクール》は前者です。戦場に出ても特にカードをもたらしてくれませんが、一撃で相手を投了に追い込む力があります。 かつてこの両方を担っていたのが《グリセルブランド》でしたが、ライフが少ない状態では7枚のカードを引けず、除去されて何も起きずに敗北することもしばしばありました。 その点、《偉大なる統一者、アトラクサ》はリアニメイトされるクリーチャーとしての条件を満たす完璧なクリーチャーです。 7/7で絆魂・警戒と攻守に渡って優れたサイズと能力を持ち、上から10枚を見て各タイプを1枚ずつ手札に加えられる、驚異的なリソース補充量。スタンダードでリアニメイトが成立するのは、《偉大なる統一者、アトラクサ》がまだ残っているからといっても過言ではありません。 第二の釣り先となる《原初の征服者、エターリ》は戦場に出た時はほぼ能力がないようなカードですが、お互いのライブラリートップを土地以外のカードが出るまで追放し、それらのカードをタダでプレイできます。 《ミストムーアの大主》が入っているような相手には強力ですし、自分のライブラリーから《偉大なる統一者、アトラクサ》などがめくれることもあるため、リアニメイトデッキとの相性が良いカードです。 そして《恐怖を喰うもの、ヴァルガヴォス》。こちらは9/9、飛行・絆魂と凄まじいサイズに、強力な護法能力がついています。パーマネント3つの生け贄はかなり重く、除去するのは非常に難しい。 更に能力も強烈。墓地に送られるカードを追放し、その追放されたカードをマナの代わりにライフで唱えられます。自身が9/9絆魂なので、ライフを支払って相手のカードを使い、攻撃によって失ったライフを補填します。大抵はこのカードが除去できなかった時点でゲームセットとなりますね。 このように、リアニメイト先はどれもが超一流です。 リアニメイトスペルとファッティが揃い、後必要なのは……そう、墓地に落とす手段。このデッキはそれも一流揃いです。 様々なデッキで使われている《逸失への恐怖》は当然ながら、赤単でも活躍中の《光砕く者、テルサ》は非常に面白いチョイス。墓地にクリーチャーを落とす手段でありながら、リソースにもなる可能性があるのです。もちろん釣り先となるカードが追放されてしまう可能性もありますが。 《ベイルマークの大主》はライブラリーから直接クリーチャーを墓地に落とします。《ヴァルガヴォスの崇拝者》を拾えるので、釣り先と釣り竿の両方を《ベイルマークの大主》1枚で揃えることもできますね。 《ヴェールのリリアナ》に《苦々しい勝利》と、手札を捨てられる除去も採用されており、カードを捨てることには困らないでしょう。 ド派手な戦略がお好きな方はぜひお試しあれ。 白単トークンコントロール パイオニアチャレンジ : 優勝 By McWinSauce MTGアリーナ用インポートデータ かつてスタンダードを賑わせていた《世話人の才能》。 トークンが出るたびに1ターンに1回カードを引き、トークンをコピーし、最終的にはトークンを全体強化する。まさにトークンデッキのためのカード。 白はトークンを出して強化する手段に優れており、《婚礼の発表》は毎ターントークンを作りながら、最終的にはクリーチャーを全体強化する《栄光の頌歌》になります。 『タルキール:龍嵐録』では、トークンデッキのためのカードがまた登場しました。 それが《嵐の討伐者、エルズペス》です。 トークンが2倍生成される常在型能力に、プラスはトークン生成。0で全体強化を行い、マイナスで全除去もついている、トークン使いたちが夢にまで見たカード。 かつてのトークンデッキが《嵐の討伐者、エルズペス》の常在型能力しか持たない《選定された行進》を使っていたことから考えると、凄まじい進化ですね。 《団結の最前線》も『タルキール:龍嵐録』から加入した新カード。 3マナ以下のクリーチャー・土地以外のパーマネントを2枚場に出すこのカード。除去を《ポータブル・ホール》などのパーマネントにしており、トークンを生成するカードの多くはエンチャントなため、非常に当たりが多く、1枚で膨大なアドバンテージを生み出します。 そしてパーマネントが多いということは……そう、《空を放浪するもの、ヨーリオン》のバリューが凄まじいのも魅力。《団結の最前線》でめくれたカードたちが《空を放浪するもの、ヨーリオン》によって更に再利用されるので、各英雄譚は誘発し、《放浪皇》はトークンを生み出し、《世話人の才能》が再び誘発します。 大量のドローと《空を放浪するもの、ヨーリオン》、更にトークン戦略と揃っているこの白単トークンは、パイオニアでずっと最強のデッキとして君臨し続けていた《思考囲い》《鏡割りの寓話》デッキに非常に有利なデッキです。 赤系アグロに対してもそれなりに有利なデッキで、勝てない相手はコンボぐらいでしょうか。ロータスコンボだけはお手上げになりそうですね。 そのためサイドボードには《真昼の決闘》が採用されています。ロータスコンボを見るなら《減衰球》ですが、《ニクスの祭殿、ニクソス》の相性を考慮してのことなのかもしれません。 そもそもロータスコンボは構造上無理だと割り切っている可能性もありますね。《真昼の決闘》はロータスコンボにはイマイチですが、イゼットフェニックスには効果的です。《減衰球》がイゼットフェニックスに微妙なことを考えると、《真昼の決闘》の採用も納得できます。 デッキ相性差が非常に極端な白単コントロール。強い相手にはとことん強く、再現性も高いデッキなので、メタが合った時には無双間違いなしですね。手札破壊に長年苦しめられた方は回してみてください。 イゼットフェニックス モダンリーグ : 5-0 By Allaire74 今ではすっかりパイオニアの顔となっているデッキ、イゼットフェニックス。 実は《信仰無き物あさり》が禁止されるまでは、モダンで一線級のデッキでした。《信仰無き物あさり》解禁直後に姿を見かけ、最近ではまた消えかかっていましたが、『タルキール:龍嵐録』で1枚のカードを得て今回見事にリーグで5-0を達成しました。 そのカードとは《コーリ鋼の短刀》。 説明不要の『タルキール:龍嵐録』最強カード。呪文を1ターンに2回唱えると果敢を持つモンクを生成するこの装備品。当然、3回の呪文を唱えると墓地から帰ってくる《弧光のフェニックス》との相性は良好です。 《弧光のフェニックス》を復活させるために呪文を3回唱えるということは、モンクが生成されるということで、果敢自体も3回行われます。先に1体でもトークンが出ていれば4/4で、新しいモンクは3/3。そして《弧光のフェニックス》と合わせて一気に10点が入ります。 その《弧光のフェニックス》を墓地に落とす手段は、前述の《信仰無き物あさり》と《ドラゴンの怒りの媒介者》。 非クリーチャー呪文を唱えるたびに諜報し、昂揚後は3/3飛行と破格の1マナ域。デッキ内のほとんどのカードが1マナ以下のスペルなので、ライブラリーを掘り進めて《弧光のフェニックス》を引き当てにいきます。 《弧光のフェニックス》を戦場に戻すために一役買うのは《魔力変》と《溶岩の投げ矢》。いずれも2ターン目に呪文を3回使える可能性のあるカードです。 《コーリ鋼の短刀》の条件を満たすためにこれらのカードはイゼット果敢でも採用されていましたが、1ターンに2回という条件が簡単なので、どうせなら後1回唱えて《弧光のフェニックス》を帰してみようと考えて、イゼットフェニックスを組んでみたのかもしれませんね。 果敢デッキは本来除去が非常に苦手なデッキです。継続して果敢を達成するためにデッキに入っているカードの多くはキャントリップや軽い火力なため、ダメージソースであるクリーチャーを倒されてしまうと、相手のライフを削りきれません。 その弱点を解消したのが《コーリ鋼の短刀》だったのですが、《弧光のフェニックス》が加わり、除去耐性に磨きがかかりました。《ドラゴンの怒りの媒介者》《僧院の速槍》のために除去ハンドをキープしてきた相手に《コーリ鋼の短刀》と《弧光のフェニックス》で殴りかかるのは快感ですね。 このリストには採用されていませんが、《表現の反復》もありますし、リソース面の不安もイゼットカラーは解消できます。 パイオニアでイゼットフェニックスを使っている方は、これを機にモダンに参入してみてはいかがでしょうか?一味も二味も違って楽しいですよ!