![【JP】霊気灯/The Aetherspark [DFT] 茶M No.231](http://goodgame.co.jp/cdn/shop/files/jp_cb9c2b889a_279af07b-dbe3-449b-be4e-17e5c4a779e6.png?v=1738133399)
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こんにちは! ゆうやん(@yuyan_mtg)です。 最新セット『タルキール:龍嵐録』がいよいよ4月11日に発売! 今回も注目カードを各色ランキング形式でお届けします! 目次 白 青 黒 赤 緑 マルチカラー 無色 土地 白 3位:《団結の最前線》 たびたび刷られる《集合した中隊》の亜種的なカード。 これまでは《集合した中隊》の二の舞とならないよう、かなりカードパワーが弱めに設定されていましたが、《団結の最前線》は中々のもの。 まず見れるカードが7枚である点。そしてクリーチャーと土地以外と、比較的範囲が広いのもグッド。 最近のスタンダードではエンチャントやアーティファクトも強く、《世話人の才能》+《一時的封鎖》など、リソース+除去のような組み合わせを7枚から選ぶこともできます。 《逃げ場なし》など除去パーマネントも環境に多いですしね。 個人的には《身代わり合成機》と一緒に使ってみたい。《再利用隔室》《身代わり合成機》を《団結の最前線》で出したらさすがに勝ちませんか!? 2位:《嵐の討伐者、エルズペス》 新たなエルズペスはトークンが倍で出る常在型能力を持つ素敵なプレインズウォーカー! 《選定された行進》が大好きで当時はトークンデッキを使っていた僕としては、このカードは外せないですね。 《選定された行進》の弱点は出したターンに何もアクションが取れないことでしたが、《嵐の討伐者、エルズペス》は出してプラスしてトークンが2体出ます。 トークンと言えば《世話人の才能》との相性は抜群で、カードを引きながら、更に《世話人の才能》のレベルアップのトークンも倍になります。 これまで攻撃面がどうしても課題だったトークンデッキは、《嵐の討伐者、エルズペス》によって強化されるのではないでしょうか。 全体除去を打ちながら速やかに盤面を広げて勝利する白系トークンデッキ、考えてみたいですね。 1位:《勝利の楽士》 自分のターンの相手が呪文を唱えられなくなる。かなり強力な能力なのですが、これを2マナのクリーチャーにつけちゃっていいんですか!?《落葉の道三》世代としては涙が止まりませんでした。 オマケのようについている応召も意味がわからないぐらい強いですね。実質このクリーチャーは2マナ3/3ということ。 コンボデッキなどのサイドボードに採用しても打点として見込めますし、普通に《戦導者の号令》と一緒に使っても、打点が跳ね上がって強い! アゾリウスコントロールのミラーマッチなんかで今後使われそう。 青 3位《マラング川の執政》 ザ・スタンダードカードといったドラゴン。 4マナで3ドロー、1ディスカードのインスタント呪文というだけでもまあまあ強い方ですが、6マナで使用すれば2体バウンス。自身のサイズも6/7とかなり頼もしい。 序盤はドローしつつ終盤はフィニッシャーになるので、青系コントロールに1~2枚入れてみても面白そうです。 護法(3)ぐらいつけてほしかったな~。 2位《龍学者》 インスタントかソーサリーかドラゴンが上6枚から手札に入るウィザード。結構な確率で手札にカードが入ってくれますね。 ドラゴンを主軸に据えたクリーチャーデッキで使えるのはもちろん、インスタント・ソーサリーがたくさん入ったコントロールデッキでも使いやすい良いカード。《食糧補充》と枠を争うというよりか、《龍学者》が《食糧補充》を探してきてくれます。 オマケでついてるドラゴンへの呪禁付与も強力で、まずはドラゴンデッキで試してみたい。 1位《冬夜の物語》 昔スタンダードで大活躍していた《強迫的な研究》を思い出すカード。あちらは土地を捨てるか他2枚だったので、クリーチャーを捨てなければいけない《冬夜の物語》の方が少し弱く見えます。 しかし、それは調和能力がない場合!このカードはむしろ調和が本番と言って良いでしょう。 調和は墓地からその呪文をもう1度唱えられる能力。しかもクリーチャーをタップすることで、パワー分だけコストを減らせます。つまりパワーが4のクリーチャーをタップすれば1マナで《冬夜の物語》をキャストできるというわけです。 《冬夜の物語》を切削などで墓地に落とし、軽いパワー4以上のクリーチャーを出して墓地から1マナで調和できたら最高だと思いませんか? それができるのが今のスタンダード。《蓄え放題》などで墓地を肥やして《トレイリアの恐怖》を出すシミックテラーがスタンダードにはいるじゃないですか! これまで《豆の木をのぼれ》にリソースを一任していたシミックテラーに《冬夜の物語》はぴったりです。早く《トレイリアの恐怖》をタップして《冬夜の物語》を1マナで唱えたい。 黒 3位《カルシの帰還者》 《吸血鬼の夜鷲》、強くなりすぎ!! 見た瞬間の感想でした。パワーが上がっただけでなく、死亡時に自分のクリーチャー1体に夜鷲3点セットをプレゼントできます。 しかし悲しいかな、今のスタンダードではタフネス3の3マナ域はお呼びではない……。《逃げ場なし》が強すぎるせいですね。 赤アグロにも相打ちしつつ相続で絆魂を付与できて強いのですが、同マナ域の《分派の説教者》がかなり強いので、使われるかと言われると微妙なところ。タフネス3だと《稲妻の一撃》で焼かれてしまいますからね。 《魂剥ぎ》デッキとかで使うのは面白いかもしれませんね。《魂剥ぎ》で追放して良し、呪禁だけとりあえずついた《魂剥ぎ》を出しておいて後で相続して良しで、相性は良さそうです。 2位《戦略的裏切り》 何かのオマケで墓地を追放するカードは《真っ白》によって構築級であることが証明されました。 それなら《戦略的裏切り》にも十分チャンスはありそうです。 単純な墓地追放として使っても2マナは軽いのでかなり強いですね。普通に布告除去として使っても追放布告なので悪くありません。 色んなフォーマットのサイドボードに入りうるカード。 1位《陥没孔の偵察員》 2マナで攻撃するたびにトークンが増えていくのは破格の性能。2マナの《分派の説教者》……は言い過ぎですが。 ディミーアミッドレンジはクリーチャーを横並びにすると《悪夢滅ぼし、魁渡》《永劫の好奇心》が運用しやすいので、《陥没孔の偵察員》は相性が良いのではないでしょうか。 自身が飛行なのも偉いですね。トークンを出しつつ自身を《悪夢滅ぼし、魁渡》の忍術で戻し、返しにスピリットのブロッカーが立つ。噛み合ってます。 赤 3位《龍へと昇る者、サルカン》 ドラゴンの後見を受けていると宝物を生成する2マナのサルカン。 更にドラゴンが出るたびに自身を強化して飛行と、ドラゴンデッキの中核を担う存在です。 正直書いてあることはめちゃくちゃ強いですが、ドラゴンは比較的重めなのが残念なポイント。《雷破の執政》のような攻撃的な4マナのドラゴンが欲しかったですね。 《マグマのヘルカイト》は悪くなさそうですが、後手だと土地を縛る意味が薄く感じてしまいます。 2位《嵐鱗の末裔》 ストームを持つドラゴン。一見ネタっぽいカードですが、小さいストームで効果大なので、モダンのストームのサイドに入るかもしれません。 《巣穴からの総出》はストーム4で10体を出すと2ターンクロックですが、《嵐鱗の末裔》はストーム1で10点クロック。ストームが2になると6/6が3体なのでほぼ1ターンで相手を倒せます。 《ドラゴンの嵐》も強くなりました。ストーム1の《ドラゴンの嵐》で《龍王コラガン》《嵐鱗の末裔》とサーチすると、《嵐鱗の末裔》×2で10点、《龍王コラガン》で8点の18点。ストーム1で相手を倒せるようになりました。 実はかなり注目しています。 1位《コーリ鋼の短刀》 いや、めっちゃ強くないですか!?このカード。 2つ目の呪文を唱えるだけで果敢モンクを生成するだけでもまあまあなのに、そのおまけが速攻とトランプルを付与する装備品! 3ターン目に《コーリ鋼の短刀》からキャントリップを打つだけで2/2速攻で殴れるのはかなりアツい! スタンダードでは果敢系デッキで使いたいですね。《食糧補充》でリソースを確保して毎ターンモンクを生成したいです。 パイオニアでもイゼットフェニックスのサイドプランの1つになるのではないでしょうか?最終的に《ストーム・ジャイアントの聖堂》が《コーリ鋼の短刀》を握りしめて8/8トランプルで殴る姿も見えました。 緑 3位《雨とばりの再生者》 《アガサの魂の大釜》大好き人間としてはこのカードを入れないわけにはいきませんでした。 大釜で煮込んだ瞬間大量のマナが出ること間違いなし。普通に出しても切削で墓地を肥やせるので、相性は良いですね。 2位《群れの家宝》 序盤はマナ加速、中盤以降はリソースになるグッドカード。ドラゴン系のデッキを組むならばまず入れたいですね。 《龍へと昇る者、サルカン》か《群れの家宝》でマナ加速して3ターン目に4マナのドラゴンという動きが基本になりそうなので、やはりドラゴンデッキで大事なのは4マナ域。 《退廃的なドラゴン》はもしかしたら今後使われるようになるかも? 1位《自然の律動》 クリーチャーサーチ呪文に調和が付いたお得な1枚。《破滅の終焉》に似たカードですね。 どんなクリーチャーでもサーチできるので使い勝手が良いですが、個人的には《エルフの大ドルイド》と組み合わせてみたい。 《エルフの大ドルイド》をサーチしつつ、その《エルフの大ドルイド》から出した大量のマナで調和して《孔蹄のビヒモス》という流れ、美しくないですか?しかもこれを今ならスタンダードで実現できます! 後は個人的に思い入れのあるデッキ、タメシブルームですね!《現実の設計者、タメシ》をサーチしつつ、最終的に《耕作する巨躯》になるので、《破滅の終焉》より強そう。 マルチカラー 3位《漆黒洞穴の包囲》 氏族たちが手を組む激アツ包囲サイクルから、アブザンとスゥルタイの包囲である《漆黒洞穴の包囲》をチョイスしました。 今回の包囲サイクルは2枚引いてそれぞれの氏族で置くことで力を発揮するデザインとなっており、そのため1枚だけ戦場にある場合は比較的弱め……なのですが、《漆黒洞穴の包囲》はどちらも強めです。 スゥルタイ側では、クリーチャーにカウンターを置くたびに1ドローし、アブザン側は攻撃クリーチャーに+1/+1を置きつつ、威迫を付与。アブザン側だけでも結構強いカードです。 +1/+1カウンターを置くのも地図を起動してドローできたりとそれなりに手軽。パイオニアの《硬化した鱗》デッキも強化されましたね! 2位《跨龍兵の突撃》 上陸だけで4/4飛行が出るのはかなり強力。 《跨龍兵の突撃》を意識してデッキを組む場合、おそらく上陸を1ターンで何度も達成するために、マナ加速がデッキに入るはず。そうするとマナ加速から4ターン目に《跨龍兵の突撃》を唱えたりするので、必然的に盤面への対応は疎かとなるでしょう。 そこで《跨龍兵の突撃》の出た時に3点を与える能力もしみてきますね。この能力をつけたことで構築級になっていると思います。 《事件現場の分析者》がアップを始めそうです。 1位《歌作りの魔道士》 巷ではティムール《瞬唱の魔道士》とも呼ばれている新たな魔道士。確かにその性能は《瞬唱の魔道士》と比べて見劣りしません。 一見すると1マナ重くマナ拘束がきつくなり、完全下位互換のようですが、フラッシュバックではなく調和を付与するのがポイント。重い呪文を軽く唱えられるのです。 《歌作りの魔道士》は3/2で、調和コストにあてられるので、(3)マナ分を軽減することができます。シングルシンボルの4マナの呪文であれば僅か1マナでキャストできるのは、《瞬唱の魔道士》との大きな違いです。 もちろんもっとパワーの大きいクリーチャーがいれば更にコストは軽減できます。《ジェスカイの啓示》を《歌作りの魔道士》で使い回す豪快なデッキとかが組めるかもしれません。 関係ないですが、もし初音ミクのSecret Lairを今から作るとしたら、《歌作りの魔道士》は確実に入りますね。 無色 2位《モックス・ジャスパー》 今回のモックスはドラゴンがいる時しか起動できないと中々曲者。 重いドラゴンを出すためにマナ加速がしたいのに、ドラゴンがいないと使えない。そのためまあまあ使いづらいモックスな印象です。 とはいえ、ドラゴンがいる時は好きな色マナが出るのは中々優秀。コントロールしているドラゴンの色しか出なかったらイマイチかなと思いましたが、好きなマナが出るなら、3~4マナ域のドラゴンから重くてマナ拘束の強いドラゴンへ繋げることはできそうです。 ドラゴンを出してモックスから1マナを構えられるのもなかなか。《頑固な否認》なんかをパイオニアでは構えられそうですね。スタンダードでも《呪文貫き》や、今回の《幽体の否認》を構える動きができそう。 1位《嵐の目、ウギン》 強すぎて意味がわかりません。 無色の呪文を唱えるたびにパーマネントを追放と書いてあるだけでもやばいのに、戦場に出た時にも追放できる。 プラス能力を使えばライフゲインと1ドロー、0では無色が3マナ出るので、そこから無色の呪文を唱えてパーマネント追放が可能です。 7マナのプレインズウォーカーで盤面に触りまくりながらリソースを獲得し、大マイナスすれば勝利。さすがにヤバすぎます。 同マナ域のプレインズウォーカー、《解放された者、カーン》は盤面に触る能力が低いことが弱点でしたが、《嵐の目、ウギン》は場に触りすぎです。意味がわかりません。 3ターン目に場の一番強いパーマネントが追放されながら忠誠値9のプレインズウォーカーが立ちはだかるんです。モダンだからとはいえ到底許されることではありません。 もちろん主な主戦場はモダンとなるでしょう。これまでエルドラージの影に隠れていたトロンが復権するかもしれませんね。 しかし、面白いのはトロンのミラーマッチでは強くないという点。《嵐の目、ウギン》の流行でトロンのミラーマッチが増えれば、もしかするとミラー対策で《解放された者、カーン》を採用するデッキが現れるかもしれませんね。 さすがにめちゃくちゃ強いカードだと思います。対峙するのが既に恐ろしくなっています。 土地 3位《偉大なるアラシンの都》 今回のレア土地は、各氏族に割り振られており、この《偉大なるアラシンの都》はアブザンなので、《平地》か《森》をコントロールしているとアンタップ状態で戦場に出すことができます。もちろん諜報ランドでもアンタップインしてくれます。 アブザンは墓地のクリーチャーを追放することで1/1のスピリットを生成してくれます。昔あった《ムーアランドの憑依地》に近いですね。 ちょうど緑黒には《陰湿な根》というカードがあり、《偉大なるアラシンの都》は相性抜群です。 アンタップインの土地についている能力と考えれば十分すぎる性能です。個人的には《見捨てられたぬかるみ、竹沼》より便利かなと思いますね。 2位《コーリ山の僧院》 ジェスカイの土地はいわゆる衝動的ドロー。起動は4マナと重いですが、次の自分のターンの終了時までプレイできるので、相手ターンのエンドに起動して自分のターンに使用することができます。 マナフラッド受けとしてはかなり優秀なので、こちらもよく使われそうです。アグロよりはコントロールデッキなどで見ることの方が多そうです。 1位《湧霧の村》 そして1位は当然このカードです。次に唱える呪文が打ち消されなくなるという破格の能力を、(この土地を含めて)たった2マナで付与できます。 今でも下環境のコンボデッキで採用されることがある《すべてを護るもの、母聖樹》が伝説でタップインかつ、マナを出すたびに2点を支払い、更にインスタント・ソーサリーにしか有効でないことを考えると、凄まじい進化と言えるでしょう。 ティムールカラーなので使用するデッキも完璧です。コンボは大体青いですからね。モダンやレガシーではフェッチランドからショックランドやデュアルランドをサーチするので、《湧霧の村》はほぼアンタップインとなります。 《すべてを護るもの、母聖樹》と違い、早いターンの仕掛けができないのは残念ですが、それ以外は完璧です。 色々なコンボデッキで見ることになるのではないでしょうか。 総合トップ5 5位《冬夜の物語》 4位《コーリ鋼の短刀》 3位《湧霧の村》 2位《勝利の楽士》 1位《嵐の目、ウギン》 今回の記事で気になったカードや試してみたいカードが出てきたら、ぜひGOOD GAMEでシングルカードをお買い求めください!! ご購入はこちらから それではまた!
こんにちは。 細川 侑也(@yuyan_mtg)です。 昨夜、各フォーマットの禁止改訂が発表されました。 モダンでは《死の国からの脱出》が禁止。 レガシーでは《まき散らす菌糸生物》《カザド=ドゥームのトロール》が禁止。 パウパーでは《日を浴びる繁殖鱗》《カルドーサの再誕》《命取りの論争》が禁止となり、《予言のプリズム》《満潮》が解禁されました。 《死の国からの脱出》のモダン禁止は、最早異論を唱えるプレイヤーが一人もいないほど、当然の結果と言えるでしょう。 以前から存在していたアーキタイプではありましたが、《オパールのモックス》が解禁したことで2ターンキルが可能となり、速度と粘り強さを持った1枚コンボとして、モダントーナメントを席巻していました。 単純なデッキの強さもさることながら、《死の国からの脱出》ミラーマッチはとにかくゲームが長引いてしまい、トーナメントの進行にも多大な影響を及ぼしていました。 環境とトーナメントを不健全にしており、2つの観点から見て、妥当な禁止と言えるでしょう。 さて、本日の記事は……禁止改訂後の環境についてモダン・レガシー・パウパーの考察を行おうとしましたが、レガシーとパウパーに関してはオ恥ずかしながら無知なので、今回はモダン! 《死の国からの脱出》が禁止になり、《オパールのモックス》が手元に余ってしまった人に捧げる、《オパールのモックス》を使ったモダンデッキの紹介です! 紹介デッキ 親和 アスモフード ランタンコントロール 親和 モダンリーグ : 5-0 By Skpchino まずご紹介するのは「アーティファクトデッキと言えば」でまず思い浮かぶ方も多いであろう、親和です。 アーティファクトの数だけコストが下がる親和能力を最大限まで活かすべく、大量のアーティファクトを並べるデッキで、当然ながら0マナのアーティファクトで、しかもマナの出る《オパールのモックス》は、親和を一つ上のステージに押し上げるカードです。 親和と書かれたカードは《思考の監視者》しか入っていませんが、アーティファクトをタップすることでマナにあてられる即席を持つ《河童の砲手》もほぼ親和カード。これに《湖に潜む者、エムリー》を加えた計10枚が、アーティファクトでどんどんコストが軽くなっていきます。 《思考の監視者》は2ドロー、《湖に潜む者、エムリー》は墓地から《ミシュラのガラクタ》や《思考の監視者》を唱えればリソースになり、《トーモッドの墓所》による妨害、《上天の呪文爆弾》ならバウンスと、状況に応じて様々な仕事をこなしてくれる器用なカード。 《河童の砲手》は非常に攻撃的なクリーチャー。護法(4)は重すぎて払うことはほぼ不可能なので実質呪禁。しかもどんどんサイズが上がっていくので、戦場に出た次のターンには8/8ぐらいにはなっており、2回のアタックで人が死にます。 序盤のクリーチャーは《エスパーの歩哨》で、こちらもアーティファクト。《オークの弓使い》という天敵さえいなければ非常に強いカードですね。金属術や親和に貢献しながら、相手の動きを制限し、時にはカードをもたらしてくれます。 一方の《知りたがりの学徒、タミヨウ》はクリーチャーではないものの、生み出す手がかりはアーティファクト。たった1マナで、攻撃するだけでアーティファクトを作り続けるカードと考えると強力ですね。 除去枠として入っている《ポータブル・ホール》もアーティファクトなので、1マナ域のすべてのカードがアーティファクトとなっています。 そしてアーティファクトが大量に入っているデッキなら当然、《ウルザの物語》も採用されています。このデッキから出るトークンのサイズはデカい!デカすぎる。もう軽くフィニッシャークラスです。 1ターン目に《ウルザの物語》、《ミシュラのガラクタ》、《オパールのモックス》、1マナのアーティファクトを出してターンを返し、2ターン目から《ウルザの物語》を起動し続けるだけでも十分に勝ててしまうでしょう。 このデッキなら1マナの《マナ漏出》になる《金属の叱責》もあり、ハマった時は全能感すらあります。 《オパールのモックス》をまだまだ使い倒したいならこのデッキでしょう! アスモフード モダンリーグ : 5-0 By dr_gingy 王道の親和ではなく、ちょっと墓地も使ったトリッキーなデッキが好きな方には、アスモフードがぴったりかもしれません。 アスモフードは、その名の通り《アスモラノマルディカダイスティナカルダカール》を主軸に据えたデッキ。アスモがサーチする《地獄料理書》が食物を作ることから、アスモフードと呼ばれています。 この《地獄料理書》は、タップで手札を捨てることで食物を生成できるため、たった1枚と1マナで2つのアーティファクトを出せるため、《オパールのモックス》との相性が抜群です。1ターン目に《地獄料理書》を置き、起動して食物を出し、《オパールのモックス》から《アスモラノマルディカダイスティナカルダカール》を唱えて2枚目の《地獄料理書》をサーチするのが黄金パターンです。 《地獄料理書》は手札を捨てて食物を出すため、連発できないのが悩みですが、それを解決するのが《楕円競走の無謀者》。ただの4マナ4/2クリーチャーですが、それは戦場にいる場合。墓地にある時にアーティファクトが戦場に出ると、墓地から手札に帰ってきてくれます。 つまり、《地獄料理書》のコストで《楕円競走の無謀者》を捨てると、アーティファクトである食物が戦場に出るので、手札に戻ってくるのです。この2枚が揃うと無料で料理が作れてしまいます。 《地獄料理書》が2枚あれば毎ターン2枚の食物が出るので、《アスモラノマルディカダイスティナカルダカール》で6点を打てますし、《ウルザの物語》のトークンのサイズも膨れ上がっていきます。 そんなアスモフードは《オパールのモックス》解禁後、『霊気走破』でも更に新戦力を獲得しています。 それが《忍耐の記念碑》です。 手札からカードを捨てるたびに宝物生成・ドロー・3点ルーズのいずれかを選べるアーティファクト。3マナと重いですが、その分効果は大きいですね。特に《地獄料理書》で《楕円競走の無謀者》を捨てられなかった時に手札が減ってしまうのが悩みだったのですが、《忍耐の記念碑》があればドローできるので、毎ターン食物を出しても手札が減らなくなりました。 それどころか、《楕円競走の無謀者》があればどんどんカードが増えていきますし、複数枚の《地獄料理書》が出ればドローしながら3点ルーズしたりと、単体でフィニッシャーとなってくれます。 《忍耐の記念碑》は特にサイド後に墓地対策を受けた時に強力です。《楕円競走の無謀者》の無限回収を封じられても食物を作り続けられるのは非常に魅力的で、墓地依存度はかなり下がりました。 そして『霊気走破』からの新戦力として忘れてはならないもう1枚のカードが《略奪するアオザメ》。こちらも手札を捨てることで能力が誘発するクリーチャー。サイズがどんどんでかくなっていきます。 《地獄料理書》との相性は言わずもがな。《通りの悪霊》や《信仰無き物あさり》でも大きくなるので、1ターン目に出せた時の打点は1マナクリーチャーの中でも最高峰です。 カードを捨てる手段でもあり、捨てた時のボーナスもある夢のようなカードが《太陽の執事長、インティ》。 《略奪するアオザメ》や《忍耐の記念碑》を誘発させつつ、巨大サイズの《ウルザの物語》トークンにトランプルを付与しながら、リソースも稼いでくれます。手札を捨てるとライブラリートップを追放してプレイでじるので、《地獄料理書》でカードを捨てても誘発してくれます。 アスモフードは赤単ながら、攻めては《略奪するアオザメ》、守っては《アスモラノマルディカダイスティナカルダカール》と、攻守に渡って優れたデッキで、しかも非常にアドバンテージ獲得手段にも長けており、一筋縄では対処できません。 これまではブリーチ対策として採用されていた《溜め込み屋のアウフ》に苦しめられていましたが、新環境では輝くデッキかもしれませんね! ランタンコントロール モダンチャレンジ : 4-2 By Taddy_99 そんな普通の《オパールのモックス》の使い方では満足できない… 贅沢なお悩みをお持ちの方、ランタンコントロールというデッキはご存じでしょうか? ランタンコントロールは、Zac Elsikという稀代のデッキビルダーが作り、グランプリでの上位入賞を経て、グランプリオクラホマシティで見事優勝を収めたことで一気にその名が広まったデッキ。 その後、プロツアー『イクサランの相克』も制し、対戦・観戦をするプレイヤーたちに、トラウマのようなものを植え付け、《オパールのモックス》の禁止と共にモダンを去っていきました。 なぜトラウマになってしまうのか?それはこのデッキの動きを説明しなければわかりませんね。 まずこのデッキの主役は《洞察のランタン》。 「お互いのライブラリーの一番上を公開し、これを生け贄にすると、プレイヤー1人が自分のデッキをシャッフルする」この一見毒にも薬にもならなそうなアーティファクトが、ランタンコントロールの要になります。 お互いのライブラリーの一番上を公開するということは、相手が次に何をドローするのかわかります。たとえばその公開されたカードがずっと土地だったとしたら、相手は毎ターン土地しかドローできないので、場と手札さえ処理してしまえば、ゲームに勝てるとは思いませんか? そんなゲームプランを大真面目に目指しているのがこのランタンコントロールなのです。 《写本裁断機》は自分か相手のライブラリーを1枚切削するカード。《伏魔殿のピュクシス》はお互いのライブラリーの一番上を追放するので、ほぼ同じ役割。この2種類のカードを戦場に限りなくたくさん並べ続けて、相手の有効牌だけを落とし続け、相手に土地や除去を引かせ続けるロックデッキ。それがランタンコントロールの正体。 相手の次のドローが土地だった場合は《写本裁断機》は自分に起動することで、不要なカードを墓地に落としてドローの質を上昇させることができます。《伏魔殿のピュクシス》は《火の怒りのタイタン、フレージ》や《引き裂かれし永劫、エムラクール》など、墓地に落ちた時に厄介なカードを追放できるため、時々《写本裁断機》より役に立ちます。 最初は1~2枚程度のライブラリー切削カードだけなので、ロックとしてはかなりソフトなものですが、《ウルザの物語》のサーチなどもありどんどん切削カードが場に増えていくので、あっという間に不要牌しかドローできないようにされてしまいます。 とはいえ、相手のライブラリーを攻めるカードばかり出していて生き延びれるはずもありません。クリーチャーを止める手段として採用されているのが《罠の橋》。 この《罠の橋》を強く使えるのもランタンコントロールの特徴。デッキが非常に軽いので出したターンにしっかり機能してくれますし、《罠の橋》を割れるカードがメインから数枚入っていたとしても、そのカードだけを切削で的確に落とせば、それだけでゲームに勝利できます。 ボロスエネルギーはメインから《静牢》を採用し、《ゴブリンの砲撃》《ナカティルの最下層民、アジャニ》という飛び道具もあるため、《罠の橋》1枚でゲームに勝つことは本来できません。しかし、それらのカードを排除できるランタンコントロールであれば話は別。 《罠の橋》さえ設置してしまえば、後は《静牢》《ゴブリンの砲撃》《ナカティルの最下層民、アジャニ》さえ相手に引かせなければ勝てるのです。それ以外のすべてのカードは引かせられるので、《写本裁断機》が3枚ある状態なら、相手のライブラリーの上4枚にそれらのカードが連続で積まれてさえいなければ良いのです。 しかもゲームが長引けば2枚目の《罠の橋》がどこかで見つかるので、そうすれば《静牢》も除外でき、いよいよ《ナカティルの最下層民、アジャニ》と《ゴブリンの砲撃》以外のカードでは負けなくなります。《真髄の針》2枚でそれらのカードを指定すれば、負けるカードはなくなるので、ロックが完成。 最終的には4枚の《写本裁断機》と1枚の《伏魔殿のピュクシス》、更に《マイコシンスの庭》2枚で計7回のトップ検閲が毎ターン発生し、速やかにライブラリーアウトで勝利となるわけです。 ランタンコントロールは非常に難解なプレイを要求されるデッキです。目の前に公開されたカードを引かれて良いのか、そもそも相手のデッキには何が入っていて、どのカードがダメなのか。モダンの様々なデッキの知識が求められます。 しかし、その分ロックに嵌めた時の快感は格別です。すべてを掌握しきっての勝利は、コントロールが好きなプレイヤーなら垂涎間違いなしでしょう。 このリストはブリーチがメタゲーム上にいたため、メインから《魂なき看守》が4枚入っていますが、今なら追加の切削手段である《グール呼びの鈴》などが入るかもしれませんね。《根絶》も不要になるでしょうし、6枚ほどスロットが空きますね。 手札破壊とライブラリートップの検閲により、このデッキはヘイトカードを他のデッキよりも強く使えます。メタゲームに合わせて様々な対策カードを採用できるのも強みですね。 《オパールのモックス》解禁前にもファンがランタンコントロールを使用していましたが、やはり今と比べると動きには雲泥の差があります。 8枚の手札破壊にサーチ、《洞察のランタン》に《写本裁断機》と1マナのカードが大量に入っており、特に手札破壊から《洞察のランタン》《写本裁断機》までを速やかに済ませて検閲を行いたいため、《オパールのモックス》で1マナ増えるのは非常に重要です。 ブリーチの後は、ランタンの世界に飛び込んでみてはいかがでしょうか。
こんにちは。 細川 侑也(@yuyan_mtg)です。 今週のピックアップデッキでは、ちょっと珍しいデッキを、軽い解説を交えて紹介していきます。 紹介デッキ イゼット果敢 カワウソローナコンボ 青単タイムワープ イゼット果敢 スタンダードチャレンジ : 5-2 By ScreenwriterNY MTGアリーナ用インポートデータ スタンダードからヴィンテージまで使われているすさまじいドロースペル、《食糧補充》。 これまで3マナソーサリーのドロースペルは、2ドローの《予言》すらスタンダードで採用実績があり、3枚引く《強迫的な研究》は一時代を築き、パイオニアでも5枚から2枚のインスタント・ソーサリーを加える《パズルの欠片》もパイオニアのイゼットフェニックスに採用されるほどでした。 こうして3マナドロー呪文の歴史を振り返ると、いかに《食糧補充》が異常な性能かわかりますね。3マナで5枚見て好きなカード2枚を取れるなんて、ほぼ《時を越えた探索》みたいなものです。 さて、本日紹介するデッキもそんな《食糧補充》を4枚採用しています。 《僧院の速槍》《熾火心の挑戦者》は共にクリーチャー以外の呪文を唱えることでサイズが上がる果敢を持ち、《精鋭射手団の目立ちたがり》はインスタント・ソーサリーに反応してパワーが2つ上がります。 たくさんの呪文を1ターンで唱えることで大ダメージを与えることができるこれらのクリーチャーと火力で相手のライフを削りきる、そんなコンセプトのデッキがこのイゼット果敢。 《稲妻波》は1マナ3点とハイスペックな火力で、《精鋭射手団の目立ちたがり》を出して《稲妻波》を打つだけで6点を削れます。そこに《ショック》が絡み、更に《巨怪の怒り》まで持っていたら、一瞬で15点も削れてしまいます。 この手の果敢デッキで悩みなのが、クリーチャーのサイズを上げる呪文が尽きてしまうこと。そうならないように果敢デッキでは、1マナでカードを引けるようなキャントリップ呪文を採用するのが定番です。ドロースペルなら、サイズを上げながら次の呪文を探しにいけますからね。 しかし、このデッキではキャントリップ呪文は《手練》の2枚しか採用していません。なぜなら、ガッツリと手札を増やすカードが入っているからです。 そう、《食糧補充》です!これにより状況に応じて適切な呪文を手札に加え、次のターンからの攻撃を始められます。 クリーチャーがいないなら、5枚の中からクリーチャーを探したり、本体火力だけで詰め切れる場合は火力をもらったり、更なるリソースを確保したりと、様々な仕事をやってのけます。 特に《精鋭射手団の目立ちたがり》はこのデッキで輝きます。2ターン目に計画しておき、3ターン目に《食糧補充》を唱え、準備ができたところで4ターン目に《精鋭射手団の目立ちたがり》でワンショットキル……なんてことも。 相手は《精鋭射手団の目立ちたがり》に対して除去を構えるため、アクションせずにターンを返してきます。そういった状況で《食糧補充》は最も強いカードと言えます。相手の1ターンを無駄にして、こちらは攻撃の準備を大幅に前進させることができますからね。 果敢と言えば、もちろんこのデッキにも《嵐追いの才能》は採用されています。レベルアップして《食糧補充》を拾えるので、1枚で2つの仕事をやってのけるすごいカードです。 青を採用することで《食糧補充》によるリソース確保と《呪文貫き》を手に入れ、これはどちらも《精鋭射手団の目立ちたがり》と噛み合っています。 《精鋭射手団の目立ちたがり》計画→《食糧補充》で《呪文貫き》を確保→打ち消しを構えながら《精鋭射手団の目立ちたがり》発射の流れは美しい流れです。このデッキの《精鋭射手団の目立ちたがり》は本当に強いですね。 《食糧補充》を攻撃的に使いたいならイゼット果敢で決まり! カワウソローナコンボ パイオニアリーグ : 5-0 By Traft MTGアリーナ用インポートデータ パイオニアでたびたび話題になるコンボ、《侵攻の伝令、ローナ》。カードを引いて捨てるルーター能力を持つ軽くて便利なレジェンドで、スタンダードでも活躍していたカードですが、パイオニアでは「伝説の呪文を唱えるたびにアンタップする」というテキストを悪用されることが多いです。 いわゆるローナコンボは、《侵攻の伝令、ローナ》《モックス・アンバー》《撤回のらせん》による3枚コンボです。《撤回のらせん》を《侵攻の伝令、ローナ》を対象に唱え、《侵攻の伝令、ローナ》をタップしてバウンス能力を《モックス・アンバー》に使用します。戻した《モックス・アンバー》を唱え直すと、伝説を唱えたので《侵攻の伝令、ローナ》がアンタップ。 この工程を無限に繰り返せるので、手札に戻る前に《モックス・アンバー》からマナを出しておけば、無限青マナ・無限にスペルカウント稼ぎが可能になります。 以前はこれが《ジェスカイの隆盛》コンボに組み込まれていました。先ほどの3枚が揃ってもただ無限にマナが出るだけですが、《ジェスカイの隆盛》があれば+1/+1が発生するので、そのままローナを変身させて無限パワーとなったトランプルの《トレイリアの抹消者、ローナ》で殴ったり、そもそも《ジェスカイの隆盛》で無限にライブラリーを掘れるので、他のフィニッシュ手段にアクセスできます。 しかし、今回紹介するのはなんと青単!《ジェスカイの隆盛》はついに不要になりました。 なぜならクリーチャーに実質《ジェスカイの隆盛》がいるからです。それが《渓間の洪水呼び》。 +1/+1修正とアンタップが発生するのはカエルやカワウソや鳥やネズミのみですが、それでも《ジェスカイの隆盛》に変わりはありません。《渓間の洪水呼び》に《撤回のらせん》を打っても、やはりコンボになります。 1.《渓間の洪水呼び》に《撤回のらせん》を唱える。2.《渓間の洪水呼び》をタップして《モックス・アンバー》を手札に戻す。3.《モックス・アンバー》を唱える。《渓間の洪水呼び》がアンタップして+1/+1。4.以下繰り返しで《渓間の洪水呼び》が無限に+1/+1修正を受ける。 《侵攻の伝令、ローナ》と違って無限マナは発生しませんが、無限パンプで一撃で相手を屠れます。 また、《渓間の洪水呼び》は他のカワウソもアンタップさせるので、《カワウソボールの精鋭、キッツァ》がこのコンボの際に場にいれば、無限ルーターも発生します。 《カワウソボールの精鋭、キッツァ》は伝説なので《モックス・アンバー》からもマナが出て、無限マナ+無限ルーターとなり、最終的に無限マナから《この町は狭すぎる》《嵐追いの才能》のコンボで無限にカワウソトークンを出せるようになるので勝利となります。 このデッキに内蔵されているコンボをまとめると、 《侵攻の伝令、ローナ》+《モックス・アンバー》+《撤回のらせん》→無限青マナ 《渓間の洪水呼び》+《モックス・アンバー》+《撤回のらせん》→無限カワウソ+1/+1 この2つが基本となり、無限青マナルートではゴールは《嵐追いの才能》+《この町は狭すぎる》。 《渓間の洪水呼び》ルートでは《カワウソボールの精鋭、キッツァ》など、伝説のクリーチャーがいれば無限マナに、そうでなくともカワウソ1体のダメージが通れば即勝利となります。 最終的に《撤回のらせん》は相手のブロッカーを排除できるので、実はこの無限パワーによるアタックは成立しやすいです。 さて、忘れてはならないのが《変わり谷》。このどう見てもただの土地もカワウソなので、《渓間の洪水呼び》がしっかり反応してくれます。 《変わり谷》をクリーチャー化しておけば、《渓間の洪水呼び》の能力でアンタップするので、呪文を唱えると無色マナのオマケがついてきます。《撤回のらせん》《渓間の洪水呼び》《モックス・アンバー》のループで無限に無色マナが出るというわけです。《嵐追いの才能》のレベルアップをする場面もあるでしょう。 スタンダードで暴れ回る《嵐追いの才能》《この町は狭すぎる》パッケージはこのデッキにも採用されています。 前述のように、無限マナが発生してからの勝ち手段としても有用なだけでなく、《嵐追いの才能》のカワウソトークンは《渓間の洪水呼び》でサイズが上がってビートダウンを敢行できますし、レベル2で《食糧補充》を拾ってコンボパーツを揃えたり、《この町は狭すぎる》のループで無限に妨害を構え続けます。 《この町は狭すぎる》は無限マナ後の勝ち手段であり、それ自体で無限を形成することはできません。しかし、《渓間の洪水呼び》《モックス・アンバー》《嵐追いの才能》など揃った時は、1ターンに大量に呪文を唱えることができ、《渓間の洪水呼び》の複数回誘発から一瞬で勝つことができます。 たとえば《変わり谷》、《島》4枚、《渓間の洪水呼び》、今出したばかりの《カワウソボールの精鋭、キッツァ》、《嵐追いの才能》、《モックス・アンバー》とあるとしましょう。 まず《変わり谷》を自身をタップしてクリーチャー化し、《モックス・アンバー》と《島》から《この町は狭すぎる》を、《モックス・アンバー》と《嵐追いの才能》にキャスト。これでカワウソがすべて+1/+1しつつ《変わり谷》がアンタップ。 《変わり谷》から無色マナを出し、《モックス・アンバー》をキャスト。《変わり谷》がまたアンタップしてマナを出すと、無色2が浮きます。(+2/+2) 《モックス・アンバー》から《嵐追いの才能》をキャスト。《変わり谷》が再びアンタップ。(+3/+3) 《変わり谷》から再び無色を出し、合計で無色3。無色全部と《島》を使って《嵐追いの才能》のレベルをアップ。《この町は狭すぎる》を拾って唱えて、再び《モックス・アンバー》と《嵐追いの才能》を場から回収。もう一度その2枚を唱えると合計で+6/+6の修正が入り、十分に致死量になります。 仮にこの状況で《変わり谷》が複数枚あれば無色マナは大量に出るので、《食糧補充》も実質青1マナだけで打つことができ、そこから《モックス・アンバー》の2枚目などがあれば、更にもう1回《この町は狭すぎる》《嵐追いの才能》ループが可能で、《渓間の洪水呼び》による修正が計4回入り、《変わり谷》1体が12/12になります。もちろん、《撤回のらせん》を引けばそこから無限ルートへ入れます。 コンボパーツ自体は《モックス・アンバー》《撤回のらせん》が必ず絡むことになりますし、除去で妨害できるため、そう簡単には決まってくれませんが、《食糧補充》でパーツをかき集めたり、《嵐追いの才能》《渓間の洪水呼び》によるカワウソビートダウンが魅力のデッキです。 アグロもできるコンボデッキが好きな方なら気に入ること間違いなし! 青単タイムワープ モダンリーグ : 5-0 By majak47 「ずっと俺のターン」カードゲームプレイヤーなら誰しも憧れますよね? モダンでそれがやりたいなら、このデッキしかありません。 初代タイムワープこと《時間のねじれ》は、5マナで追加ターンを獲得できるソーサリー。ターンを得るという行為は、そのターン中に別の強いアクションがなければ、あまり効果は高くありません。よく言われるのが、戦場に何もない状態で打つ《時間のねじれ》はただの《探検》というやつです。追加ターンでカードを引いて土地を置くだけなら、1ドローして追加セットランドできる《探検》と変わらないからです。 そんな追加ターンと相性の良いカードと言えばプレインズウォーカー。マナを使わずに1ターンに1回、忠誠度能力を使用できますからね。《精神を刻む者、ジェイス》を置いて《時間のねじれ》を打てば、0連打で大量のカードを手札に加えられるでしょう。そこから《時間のねじれ》が連鎖していけば、ループは止まらなくなります。 《知りたがりの学徒、タミヨウ》も変身すれば《時間のねじれ》中にどんどん忠誠度を増やせます。しかも《老練の学匠、タミヨウ》のマイナス能力で《時間のねじれ》を回収できるので、単に大マイナスする以外にも使い道があります。というかこっちがメインと言っても良いでしょう。-3で忠誠値を1残して《時間のねじれ》を回収してキャスト。次のターンに+2しながら他の手段で追加ターン。更にその次のターンにもう一度《老練の学匠、タミヨウ》のマイナスを使えるので、《時間のねじれ》を再び回収できます。 2種類目のタイムワープとなるのが《時間の熟達》。通常キャストは7マナの《時間のねじれ》ですが、奇跡で唱えるとたった2マナと破格。6マナあって《時間の熟達》奇跡+《精神を刻む者、ジェイス》で突然ウィンコンディションになります。 奇跡を起こすためにはライブラリーのトップに《時間の熟達》を積み込み必要がありますが。その手段が実に豊富。 既にご紹介した《精神を刻む者、ジェイス》はもちろん、《脈打つ知識》も手札から自由にライブラリートップにカードを置けるので、人為的な奇跡を起こせます。 そしてなんといっても《コジレックの命令》でしょう!エルドラージでお馴染みのこのカードは実は奇跡と相性抜群。占術Xをした後に1ドロー、しかも相手のターンでも可能なので、大量のマナか唱えてトップに《時間の熟達》を積んでドローし、そのまま奇跡で追加ターンに入れます。 トークン生成能力もこのデッキには強力です。《時間のねじれ》+《精神を刻む者、ジェイス》には9マナかかってしまいますが、エルドラージ4体+5マナなら早いターンでも可能です。このデッキと対峙すると、エンド前に突然トークンが出てきて、そこから自分のターンが永遠に来なくなります。恐ろしいですね。 《コジレックの命令》を強く使うために《エルドラージの寺院》と《ウギンの迷宮》が入っているので、相性の良い《虚構漂い》も採用されています。《虚構漂い》の滅殺も1回なら大したことありませんが、《時間のねじれ》や《時間の熟達》で何度も滅殺されれば致命的となるでしょう。 《精神を刻む者、ジェイス》を使い倒して大量のターンを得ていくので、このデッキを回せば脳汁が出ること間違いなし!気持ちよくなりたい方はぜひお試しあれ!