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こんにちは。 細川 侑也(@yuyan_mtg)です。 今回は、日本とアメリカで行われた地域CSの結果から、最新のメタゲームを分析していきます。 日本 優勝:オルゾフピクシー2位:イゼット果敢3位:黒単デーモン4位:イゼット果敢5位:イゼット果敢6位:赤単アグロ7位:イゼット果敢8位:赤単アグロ 日本で行われたチャンピオンズカップファイナル(地域CS)、一言で言うなら圧倒的な赤さ!! トップ8の内6つが赤いデッキで、その内訳はイゼット果敢が4人、赤単が2人です。 今回最大勢力だったイゼット果敢は30%以上のプレイヤーが選択しており、アメリカの地域CSでも同様の結果となっていました。一番人気のデッキがトップ8の半数を占める結果となり、最強のデッキであることは明らかです。 【MTGアリーナ用インポートデータ】 《僧院の速槍》《精鋭射手団の目立ちたがり》の8枚のクリーチャーに《コーリ鋼の短刀》《嵐追いの才能》を合わせた事実上の16枚のダメージソースを、《手練》や《選択》で強化し、《食糧補充》で追加リソースを獲得して継続的に打点を稼いでいくのがイゼット果敢。 ですが、この準優勝の芝田選手のリストのように、《ドレイクの孵卵者》を採用したイゼット果敢が本トーナメントでは散見されました。 ご覧のようにイゼット果敢にはメインに3点火力が入っていないことが多く、《ドレイクの孵卵者》を対処できるのは《洪水の大口へ》のみ。そのため非常に場持ちがよく、出てくるドレイクも《精鋭射手団の目立ちたがり》のブロッカーとして最適です。 更に《巨怪の怒り》との組み合わせでドレイクを生み出しやすくなるのも魅力です。一度タフネス4の《ドレイクの孵卵者》を作ってしまえばジェスカイ眼魔なども対処が難しいですし、《ドレイクの孵卵者》は黒以外のアグロデッキに対して強いカードとなっています。 今回は赤単にイゼット果敢と赤が非常に多いフィールドだったので、《ドレイクの孵卵者》は大活躍だったに違いないでしょう。 そんなイゼット果敢と共に今大会で相手のライフを脅かし続けたのが赤単アグロ。 【MTGアリーナ用インポートデータ】 イゼット果敢登場までは赤アグロと言えばハツカネズミでした。もちろん《コーリ鋼の短刀》が登場してからも、赤単の強さは色あせていません。トップ8にしっかり2人が駒を進めています。 グルール・ボロスなど様々なバリエーションが存在する赤アグロですが、トップ8に残ったのはいずれも赤単。やはりライフレースとなるマッチにおいて色を増やすリスクは大きく、またサイドボードの《陽背骨のオオヤマネコ》を強く使えるのも赤単のメリットです。 《光砕く者、テルサ》は最近の赤単ではすっかり定番となった1枚。これまでドローする手段と言えば《探索するドルイド》程度しかなく、そのために緑をタッチするリストもありましたが、《光砕く者、テルサ》が入ってからは《探索するドルイド》に頼る必要はなくなりました。 《探索するドルイド》と違ってリソースが増えることはありませんが、手札に溜まった土地や除去を捨ててカードを探しにいけますし、墓地が7枚以上あれば墓地からカードを使用できる可能性もあります。 特にサイド後は《陽背骨のオオヤマネコ》を入れることになるのですが、《探索するドルイド》だと中々《陽背骨のオオヤマネコ》を唱えられないのが悩みどころでした。土地が3枚しかない状態で《陽背骨のオオヤマネコ》がめくれてしまい、そのまま追放される……なんて経験をした方も多いはず。 しかし、《光砕く者、テルサ》なら単純にドローなので《陽背骨のオオヤマネコ》が追放される心配はありません。本体性能も3マナ3/3速攻と十分強く、赤単の安定性に一役買ういぶし銀のカードと言えますね。 《魔道士封じのトカゲ》が今回の赤単にはどちらにも採用されていますが、これはイゼット果敢を強く意識したクリーチャーです。1/4というサイズはイゼット果敢は非常に対処しづらく、《抹消する稲妻》などの2マナ4点火力はまず入っていないため、3マナの《焦熱の殲滅》や2点火力2枚などでしか除去できません。 赤単を使うなら《魔道士封じのトカゲ》は4枚固定になりそうですね。 さて、そんな赤アグロの波を泳ぎきり、見事チャンピオンに輝いたのはオルゾフピクシーでした。 【MTGアリーナ用インポートデータ】 《養育するピクシー》《陽光真珠の麒麟》の自分のパーマネントを手札に戻すセルフバウンスカードで、《望み無き悪夢》《逃げ場なし》《勢い挫き》を戻して、手札破壊や除去を行ってアドバンテージを稼ぐコントロールデッキです。 このデッキの最大の長所はなんといっても《一時的封鎖》を非常に強く使える点にあります。 《一時的封鎖》はもともと、イゼット果敢対策として注目されていたカードでした。ただの除去では《コーリ鋼の短刀》にはほとんど意味がなく、それがイゼット果敢対策を難しくさせている要因だったのですが、《一時的封鎖》はトークンごと《コーリ鋼の短刀》《嵐追いの才能》をすべて追放できるので、非常に強力です。 それをイゼット果敢側も理解し、メインに《洪水の大口へ》を複数枚採用するようになりました。8枚のキャントリップ+《食糧補充》でかなりデッキを掘り進められるため、2~3枚採用の《洪水の大口へ》をゲーム中に引くことはさほど難しくありません。 《洪水の大口へ》をターン終了時に唱えて《一時的封鎖》を手札に戻し、その時に帰ってきたカードで返しのターンで勝利、という流れは再現性が高く、《一時的封鎖》をイゼット果敢は克服していました。 しかし、オルゾフピクシーの使う《一時的封鎖》は事情が違います。 なぜならオルゾフピクシーは、《一時的封鎖》を有効活用するデッキだからです。《望み無き悪夢》《逃げ場なし》などの2マナ以下のパーマネントを出しておき、《一時的封鎖》で巻き込んでおき、《養育するピクシー》で《一時的封鎖》を戻してそれらのカードを使い回す。これがオルゾフピクシーの基本戦略の1つなのです。 《洪水の大口へ》で《一時的封鎖》を戻しても、《逃げ場なし》が帰ってきて亜《精鋭射手団の目立ちたがり》を除去されたり、《望み無き悪夢》で手札を枯らされては、返しで勝つことはできません。オルゾフピクシーの使う《一時的封鎖》は、ジェスカイコントロールや全知が使うそれとはまったく異なるカードだったのです。 かくして、イゼット果敢を《一時的封鎖》で完全に攻略したオルゾフピクシーは、トップ8を圧倒的パフォーマンスで駆け抜けていきました。なんとイゼット果敢3連戦を、全部ストレート勝ち! イゼット果敢キラー、オルゾフピクシーが見事栄冠に輝いたのでした。 アメリカ 優勝:ジェスカイコントロール2位:ジェスカイ眼魔3位:イゼット果敢4位:アゾリウス全知5位:ジェスカイ眼魔6位:アゾリウス全知7位:イゼット果敢8位:アゾリウス全知 一方のアメリカは、日本と同じくイゼット果敢が最多勢力だったものの、トップ8に1人のみ。 その代わりにアゾリウス全知が3人、名を連ねています。 【MTGアリーナ用インポートデータ】 最近流行のアゾリウス全知のリストは、ついに《アルケヴィオスへの侵攻》がデッキから抜けました。これまで《全知》を貼ってからの勝ち手段として採用されていた《アルケヴィオスへの侵攻》ですが、《全知》が出ていない状態では5マナのサーチと、今のスタンダードで使用に耐えうるものではなく、手札に溜まってしまうことがそのまま敗北に直結していました。 勝ち手段として今使われているのは《第三の道の創設》。最終的に《全知》によってすべてのカードが無料で唱えられるようになるので、デッキを全部掘り、《第三の道の創設》を出して切削の対象を対戦相手にし、《マラング川の執政》を出して《第三の道の創設》を回収。再び《第三の道の創設》で相手を切削し、《マラング川の執政》Bで《マラング川の執政》Aと《第三の道の創設》を回収。後はこれを繰り返して相手のライブラリーを0枚にすることで勝利となります。 《第三の道の創設》は普通に使用しても、1章で《決定的瞬間》を打ちながら2章で全知を落とし、3章で墓地に落ちた《アブエロの覚醒》をそのままキャストと、《アルケヴィオスへの侵攻》に比べて普段使いが非常に強いのが魅力です。 これまでのアゾリウス全知は《アルケヴィオスへの侵攻》などコンボパーツが多すぎるデッキでした。そのため、サイドから全知以外のゲームプランを用意しても、結局コンボ専用カードがデッキに多すぎるため、ほとんど機能することがなく、結局コンボに特化していました。そのため、《除霊用掃除機》などの墓地対策をクリティカルに喰らうだけで負けてしまう、脆弱なコンボデッキだったのです。 しかし、コンボパーツでもありドロースペルの《マラング川の執政》《乱動するドラゴンの嵐》など、普通のアゾリウスコントロールに入るスペックのカードが入ったことで、サイド後にコンボからアゾリウスコントロールに変わることが可能となりました。 《ミストムーアの大主》《跳ねる春、ベーザ》はそのために採用されており、サイド後は《除霊用掃除機》を出して《全知》をけん制する相手に、《跳ねる春、ベーザ》《マラング川の執政》《ミストムーアの大主》を叩きつけて勝利できます。 日本では残念ながら勝ちきれなかったものの、アゾリウス全知もかなり強化されてきており、非常に強いデッキです。今回の大躍進も頷けますね。 そしてトップ8に緑と黒が1人もいないという、とても偏ったアメリカの地域CSを制したのは、なんとジェスカイコントロール! 【MTGアリーナ用インポートデータ】 赤系アグロに対しては《一時的封鎖》《稲妻のらせん》《審判の日》《跳ねる春、ベーザ》。 ミッドレンジに対しては《三歩先》をはじめとした打ち消し呪文に《マラング川の執政》《食糧補充》のアドバンテージ軍団。 理論上最強のコントロールデッキが、見事アメリカの地域CSを制しました。 デッキの核となっているのが攻防一体の《道の体現者、シィコ》です。アグロ相手には《稲妻のらせん》などを使い回しつつ、飛行警戒4/5のスタッツで鉄壁。 ミッドレンジ・コントロールに対しては《食糧補充》を使い回してアドバンテージを稼ぎます。 親の仇と言わんばかりにアグロ対策を詰め込んだデッキなので、しっかり回ったジェスカイコントロールに勝てるアグロはこの世に存在しないかもしれません。 《稲妻のらせん》は赤いアグロが隆盛する現代においてキーとなるカードと言えますね。《道の体現者、シィコ》で使い回せるのが大きく、アグロ相手のゲームプランはまず《稲妻のらせん》からの《道の体現者、シィコ》になります。 イゼット果敢・赤単アグロを意識しているミッドレンジに対しても強いのがジェスカイコントロールの特徴です。たとえば日本の地域CS優勝のオルゾフピクシーは、ジェスカイコントロールには逆立ちしても勝てません。 《望み無き悪夢》で少し手札を捨てさせても《食糧補充》《マラング川の執政》《道の体現者、シィコ》ですぐリソースを回復され、ライフを削ろうにも《稲妻のらせん》で安全圏へ行き、クリーチャーは根こそぎ除去されてしまいます。 全対面有利。その言葉が過言でないことを、ジェスカイコントロールが優勝によって証明しました。 日本とアメリカ、メタゲームはほとんど同じにもかかわらず全く異なる結果となり、スタンダードの奥深さを実感させられました。
こんにちは。 細川 侑也(@yuyan_mtg)です。 今週のピックアップデッキでは、ちょっと珍しいデッキを、軽い解説を交えて紹介していきます。 紹介デッキ ディミーア眼魔 4色レジェンズ 赤単ベルチャー ディミーア眼魔 スタンダードリーグ(4/29) : 5-0 By ajifly MTGアリーナ用インポートデータ スタンダードからモダン、時にはレガシーでも見かけることのある、超ハイスペッククリーチャー《忌まわしき眼魔》。 墓地を6枚追放するという重いキャスト条件があるものの、ひとたび戦場に出れば毎ターン戦慄予示であっという間に場を支配してくれます。 そして唯一の欠点である重いコストも、あくまでこれは唱える際に必要なものなので、唱えずに戦場に出してしまえば何も問題ありません。 そこで《忌まわしき眼魔》は、主に墓地から直接戦場に出てきます。 墓地からクリーチャーをよみがえらせる、いわゆるリアニメイト呪文は、条件のないものは《ゾンビ化》など4マナ以上である場合がほとんどです。レガシーで一線級の活躍をしている《再活性》はたった1マナでなんでも蘇生できますが、これは例外中の例外。《偉大なる統一者、アトラクサ》をたった1マナで釣り上げるカードは許されていいはずがありません。 しかし、逆に言えば条件付きならば軽いリアニメイト呪文はスタンダードにも存在します。特にマナ総量が3マナ以下のクリーチャーを吊り上げるカードは《救いの手》をはじめ1マナです。これはマナ総量が3以下のクリーチャーは基本的には支配力が低く、1マナで墓地から吊り上げる動きがさほど強力でないためです。 だからこそ《忌まわしき眼魔》を1マナのスペルでリアニメイトする動きは非常に強力です。実質《忌まわしき眼魔》は5~6マナ域の強さのカード。それをマナ総量が3のカードだから《救いの手》で釣り上げるのは完全に非合法の動きです。 モダンでは《発掘》で《忌まわしき眼魔》を吊り上げるディミーア眼魔、スタンダードでも《救いの手》を使ったジェスカイ眼魔が活躍しているわけですが、今回は新たな眼魔デッキをご紹介します。 それがディミーア眼魔。 墓地に《忌まわしき眼魔》を落として吊り上げるという部分は他の眼魔デッキと同じです。ただしスタンダードには《発掘》はないので、《誰も置き去りにしない》でリアニメイトします。 普通に使えば5マナの《ゾンビ化》ですが、マナ総量3以下のクリーチャーを釣る際には2マナになるので《誰も置き去りにしない》は実質《再稼働》。《救いの手》よりは重いですが仕方ありません。 5マナさえ払えば《ゾンビ化》なのでサイド後は《黙示録、シェオルドレッド》を復活させることも可能です。 墓地に落とす手段は《統合の福音者》と《蒸気核の学者》。カードを引いて捨てる、いわゆるルーター能力で墓地へと落としていきます。 そしてドロー・ディスカードによって墓地に《忌まわしき眼魔》を送り込むことから、相性の良いのが《プロフトの映像記憶》。ジェスカイ眼魔でも採用されているこのドローによって強化されているエンチャントを、ディミーア眼魔でも取り入れています。 《冬夜の物語》も《プロフトの映像記憶》と噛み合いながら《忌まわしき眼魔》を墓地に落とせるカードです。 面白いのは《鍾乳石の追跡者》。落魄することでターン終了時に成長していくこのカードは、ルーターによって土地などを捨てた時でもしっかりと誘発してくれます。《プロフトの映像記憶》と合わせてサイズを上げて大型クリーチャーを倒すなど、単純な戦闘以外の使い道があるのも良いですね。 サイドボードには手札破壊に《黙示録、シェオルドレッド》と、ジェスカイ眼魔では採用できないカードたちの姿が多数あります。特に《黙示録、シェオルドレッド》は赤アグロ全盛期の今、かなり注目されています。 青黒なら当然《悪夢滅ぼし、魁渡》も採用できますし、このカードはやはり凄まじい強さ。《誰も置き去りにしない》のために《除霊用掃除機》を出してきた相手に《悪夢滅ぼし、魁渡》忍術を決める動きはあまりにも気持ち良いですね。 《忌まわしき眼魔》を使い倒したい方、ジェスカイばかりではなくたまにはディミーアでいかがですか? 4色レジェンズ パイオニアリーグ(4/28) : 5-0 By kanara38204 MTGアリーナ用インポートデータ このデッキは一体…? 初見でデッキリストを見て動きがわからないことはよくありますが、じっくり読み込んでもさっぱりわからないのは久しぶりかもしれません。 この4cレジェンズはとにかくその動きが謎に包まれています。 一つはっきりしているのは、《嘘の神、ヴァルキー》と《再覚醒したジェイス》のコンボが搭載されているということです。 《嘘の神、ヴァルキー》を《再覚醒したジェイス》で計画すると、《星界の騙し屋、ティボルト》として唱えることができます。この2枚コンボが採用されています。 このコンボは通常グリクシスコントロールのようなデッキに組み込まれる場合が多いですが、4cレジェンズは4枚の《闇の中の研究者、ナシ》と《策謀の予見者、ラフィーン》で果敢に殴っていくデッキです。 《闇の中の研究者、ナシ》は2マナでリソースを稼ぐクリーチャー。プレイヤーに与えたダメージ分、カードを切削し、そこからエンチャントと伝説のカードを好きなだけ回収できるので、このデッキなら1~2ドロー相当です。 そんな《闇の中の研究者、ナシ》を強化するのが《策謀の予見者、ラフィーン》。《闇の中の研究者、ナシ》はだんだんサイズが上がっていき、切削枚数が増えるカードなのですが、《策謀の予見者、ラフィーン》で強化してしまえば、攻撃していきなり4枚切削なんてことも。切削枚数が増えれば当然手札に加わる数は増えるので、大量のリソースを獲得できます。 《道の体現者、シィコ》は最もデッキ内で重いクリーチャー。墓地のマナ総量3以下のカードをコピーしてタダで唱えられるので、《思考囲い》や《致命的な一押し》などのスペルはもちろん、《策謀の予見者、ラフィーン》を戦場に出すことも可能です。 この伝説軍団たちと一緒に採用されているのが《不浄な別室+祭儀室》。一見するとデーモンがいないデッキに見えますが、実は《策謀の予見者、ラフィーン》がデーモンなので、《不浄な別室+祭儀室》との相性は良好です。 とはいえ、このデッキの《不浄な別室+祭儀室》はただ単に強力なカードとして採用されています。《致命的な一押し》《思考囲い》《不浄な別室+祭儀室》はそれだけで黒いミッドレンジを成立させるほどの強さを持つカードたち。特別なシナジーなど必要としていません。 エンチャントなので《闇の中の研究者、ナシ》で拾うことができるのは美味しいですね。 時にはハンデスと除去から《不浄な別室+祭儀室》を置いて勝ったり、またある時は《闇の中の研究者、ナシ》から《策謀の予見者、ラフィーン》で大量リソースを獲得したり、《道の体現者、シィコ》で粘り強く勝ったりと、同じデッキとは思えない顔を持っているのがこの4色レジェンズ。 すぐに同じデッキに飽きてしまう方にはオススメ! 赤単ベルチャー モダンリーグ : 5-0 By slowbro1 デッキ内の土地を0枚にして《ゴブリンの放火砲》で一撃必殺を狙うコンボデッキ、ベルチャー。 『モダンホライゾン3』で大量の表面が呪文で裏面が土地の両面ランドが登場してからモダンでメタデッキ入りを果たし、現在は大量の打ち消し呪文を採用した青単ベルチャーが主流となっています。 今回ご紹介するのは、対照的なカラーである赤単ベルチャー。 両面ランドを入れて土地を0枚にして《ゴブリンの放火砲》を打つことは同じですが、それ以外はまったく青単と異なる動きを見せるのがこの赤単ベルチャー。 青単ベルチャーが土地を毎ターン置き、《睡蓮の花》から7マナで《ゴブリンの放火砲》を決めるのに対し、赤単は《発熱の儀式》《捨て身の儀式》でマナ加速して《ゴブリンの放火砲》キャストにこぎつけます。 《ゴブリンの放火砲》と最も相性の良いマナ加速が《アイレンクラッグの妙技》。4マナで7マナを生み出す規格外のマナ加速ができる代わりに、後1回しか呪文が唱えられなくなってしまうカード。《ゴブリンの放火砲》の設置は4マナ、起動は3マナなので、なんと《アイレンクラッグの妙技》1枚で《ゴブリンの放火砲》が打ててしまうのです。 そのため、2ターンキルも現実的です。《捨て身の儀式》《発熱の儀式》《アイレンクラッグの妙技》《ゴブリンの放火砲》、この4枚だけで2ターンキルです! これらのマナ加速は基本的に2マナで3マナを生み出すので1マナ加速にしかなりませんが、《ルビーの大メダル》があれば1マナで3マナと、2マナ増える呪文になります。2ターン目に《ルビーの大メダル》を設置すれば3ターン目にセットランドから2回儀式を打つだけで7マナになるので、やはり《ゴブリンの放火砲》で勝利。《ゴブリンの放火砲》さえ引ければ3ターンキルは容易なデッキです。 《ゴブリンの放火砲》を引くためのドロースペルは《街道筋の強奪》《苦々しい再会》《不可能の一瞥》。青単ベルチャーが《稲妻罠の教練者》《ファラジの考古学者》《発明品の唸り》を使うことを考えると、少し心もとなく感じますよね。 その点はご安心ください。《ゴブリンの放火砲》は4枚しか採用できませんが、その代わりに追加のフィニッシャーが入っています。それが《嵐鱗の末裔》です。 6マナのストーム付きのドラゴンで、更に他のドラゴンを+1/+1するので、2体並べば5/5×2、3体なら6/6×3と、ストーム2で出しても致死量です。 先ほど紹介した《街道筋の強奪》と《苦々しい再会》はただのドロースペルではなく、《嵐鱗の末裔》を意識しています。《街道筋の強奪》を2ターン目に計画すれば、3ターン目の《嵐鱗の末裔》のストームを増やせますし、《苦々しい再会》で速攻を突ければ《嵐鱗の末裔》を出したターンにゲームを終わらせられます。 《アイレンクラッグの妙技》で赤マナを7つ出し、6マナから《嵐鱗の末裔》をキャスト、余った1マナで《苦々しい再会》を生け贄にして速攻パンチは美しすぎますね。 青単ベルチャーのように妨害を採用できない代わりに、とにかく速さに特化しているのがこの赤単ベルチャーなのです。 青単には効果的な《石のような静寂》は《嵐鱗の末裔》には無力だったりと、微妙に効くサイドカードが違うのも、赤単ベルチャーの魅力です。 その代わりに《嵐鱗の末裔》のストームと《ゴブリンの放火砲》を打ち消せる《記憶への放逐》が青単に比べてかなり効きやすくなっていますが、それをしっかりと理解しており、《防御の光網》を4枚サイドに用意しています。 一度2ターンキルを味わってしまえばもう青単ベルチャーには戻れなくなるかもしれませんよ?
こんにちは。 細川 侑也(@yuyan_mtg)です。 今週はヨーロッパ地域CSの結果を分析していきます! 参考データ メタゲーム ヨーロッパ地域CSで最大勢力となったのはイゼット果敢でした。 【MTGアリーナ用インポートデータ】 様々なフォーマットで大活躍中の《コーリ鋼の短刀》を最も強く使えるデッキ。《僧院の速槍》《精鋭射手団の目立ちたがり》の単体の速いクロックに、《コーリ鋼の短刀》の横並び戦略は噛み合います。 《僧院の速槍》《精鋭射手団の目立ちたがり》を軸にデッキを組む場合、弱点となるのは当然単体除去となるのですが、一方で《コーリ鋼の短刀》は除去に対して強いカードだからです。 そしてこれらの果敢・疾風を誘発させるために《選択》《手練》《食糧補充》と青いドロースペルが最適で、その結果、イゼットカラーのデッキが最も《コーリ鋼の短刀》を使う上でベターな選択肢となっています。 179名のプレイヤーが選択したイゼット果敢はなんとトップ8に3人を送り込み、すべてが準決勝に駒を進め、そして決勝はイゼット果敢によるミラーマッチとなりました。 勝率を見ても、ジェスカイ眼魔とドメインオーバーロード以外のすべてのデッキに勝ち越しており、あまりに立派な数字です。今回イゼット果敢は事前に最大勢力であることが予想されており、そのため《真昼の決闘》をはじめ数々の対策カードが採用されていました。 にもかかわらずこの圧倒的なパーフォーマンス。スタンダードにおける最強デッキはイゼット果敢であることに、最早異を唱えるものはいないでしょう。 【MTGアリーナ用インポートデータ】 2番手である赤単アグロもまた、トップ8に2人入賞となりました。赤いアグロデッキは大人気かつしっかりと成果をあげ、赤アグロ包囲網は今回完全に破られました。 とはいえ、赤単アグロは全体を通して見れば、さほど好成績というわけではありません。トップメタのイゼット果敢に負け越していますし、その下のエスパーピクシー・ジェスカイ眼魔にも大きく不利です。 それでもアゾリウス全知やズアーオーバーロードに非常に強く、またその有無を言わさぬスピードで、メタ外のデッキたちに強いのが特徴です。 こういったデッキはトーナメント終盤まで数多く残り、相性差によってその多くは散ってしまうも、一部が凄まじい回りを見せて決勝ラウンドに進むことになります。その結果が今回のようになるわけですね。 【MTGアリーナ用インポートデータ】 さて、苦戦を強いられたのが、3番手のエスパーピクシーです。 エスパーピクシーはとにかく《コーリ鋼の短刀》が厳しいデッキ。単体除去を繰り返し使用し、《望み無き悪夢》で手札を奪いながらダメージレースを優位にしていくというデッキの構造上、無限にトークンが出てくる《コーリ鋼の短刀》とそのための《食糧補充》が苦手です。 赤単アグロにこそ勝ち越していますが、イゼット果敢には勝率44%ととどまっており、4番人気のジェスカイ眼魔に大きく不利がつき、トーナメント上位には残りませんでした。 【MTGアリーナ用インポートデータ】 一方、アグロキラーと言われていたジェスカイ眼魔は4番手で、こちらはまずまずの成績。イゼット果敢・赤単アグロにはしっかりそれぞれ54%、61%を叩き出し、上位デッキだけを考えれば選択肢として十分上がるでしょう。 しかし、課題となるのはやはりドメインオーバーロード。《光砕く者、テルサ》によって《審判の日》の返しに《プロフトの映像記憶》込みで打点を出せるようになったとはいえ、根本的な相性改善には至っていません。 更に今回勝ち組だったディミーアミッドレンジとの相性が絶望的だったのも、ジェスカイ眼魔がトップ8に駒を進められなかった理由の1つでしょう。ディミーアはトップ8に2人残っていますし、トーナメント終盤で食われてしまいました。 《プロフトの映像記憶》4枚採用によりジェスカイ眼魔は《フェアリーの黒幕》《黙示録、シェオルドレッド》が非常に厳しく、ディミーアミッドレンジの復権に一役買ってしまう形となりました。 【MTGアリーナ用インポートデータ】 5番手となったアゾリウス全知ははっきりと今週の負け組だったデッキです。 イゼット果敢・赤単アグロの両翼、その下のエスパーピクシー・ジェスカイ眼魔にしっかりと負け越しており、打ち消しを擁する青いアグロと赤い高速アグロが苦手という欠点がそのまま成績に現れてしまいました。 ただし、逆に今週はチャンスです。イゼット果敢・赤単アグロがここまで勝ったなら、今週は更に苛烈にメタられることが容易に想像できます。環境が遅くなればそれだけアゾリウス全知の勝率は上がってくるので、赤アグロが徹底的にメタられたフィールドになるなら、そこは全知にとっての楽園です。 【MTGアリーナ用インポートデータ】 そんな遅いデッキの筆頭だったジェスカイコントロールですが、残念ながらイゼット果敢・赤単アグロに対して負け越しています。 対イゼット果敢に対しては47%と五分に等しいと言えば等しいですが、赤単には44%、ジェスカイ眼魔にも負け越しており、大きく勝ち越しているエスパーピクシーがこの後数を増やすとは思えないので、今週も厳しい戦いを強いられることになるでしょう。 しかし、《一時的封鎖》・《稲妻のらせん》とアグロに強いパーツを採用しているのがジェスカイコントロール。リスト次第では赤アグロに耐性がつけられるかもしれません。今は《三歩先》など大量にカウンターにスロットを割いていますが、そこがアグロ対策になれば、世界が変わりそうです。 戦略としてはジェスカイコントロールは今のメタゲームに合致しています。ほとんどのデッキがクリーチャーを出してライフを削ってくるので、《一時的封鎖》《稲妻のらせん》が効果的で、ジェスカイ眼魔に対しても《審判の日》があります。 《マラング川の執政》《道の体現者、シィコ》と攻めるカードもしっかりとあり、構成次第では化ける可能性が十分にあるデッキですね。 【MTGアリーナ用インポートデータ】 さて、話題に上ったドメインオーバーロードは7番手。イゼット果敢に僅かに勝ち越していますが、ほぼ五分と言ってよく、《陽背骨のオオヤマネコ》が採用されている赤単には33%と悲惨な成績となっています。トップ8に1人が入賞しましたが、大健闘と言って良いでしょう。 アゾリウス全知というド不利マッチも存在しており、イゼット果敢に僅かに強いとはいえ、選択するのはリスクに思えます。 エスパーピクシー・ディミーアミッドレンジ・ジェスカイ眼魔と最上位のデッキ以外にはそれなりに勝率が出ていますが、イゼット果敢・赤単アグロが減ることはまずないでしょう。そういう意味では立ち位置としてはアゾリウス全知に近いと言えますね。 【MTGアリーナ用インポートデータ】 たびたび話題にのぼるディミーアミッドレンジはというと、今回トップ8に2人を送り込んだ影の勝ち組。 《コーリ鋼の短刀》がとにかく辛く、イゼット果敢には勝率40%と不利ですが、赤単にわずかに勝ち越し、アゾリウス全知にそこそこ、ジェスカイ眼魔に大きく有利と、トップメタ以外のデッキに対しては勝率が出ています。 エスパーピクシーは今週更に数が減っていくことが予想されるため、ディミーアミッドレンジにとってはフィールドは良くなるでしょう。対イゼット果敢を克服するのは難しいでしょうが、イゼット果敢を狙うデッキたちを裏から狙っています。 予想 今週の勝ち組予想は変わらずイゼット果敢!トップ8に2人~3人は入ることになるでしょう。 ジェスカイ眼魔・アゾリウス全知は日本で人気のアーキタイプであることを加味すると、ヨーロッパよりも数が増え、トップ8に1人ずつは入りそう。 3:イゼット果敢1:アゾリウス全知1:ジェスカイ眼魔1:ドメインオーバーロード1:赤単アグロ1:その他デッキ 以上が僕のチャンピオンズカップファイナルのトップ8予想です! 僕も本戦に出場いたしますので、この予想が当たっているか、現地で確認したいと思います。 それではまた!