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こんにちは。 細川 侑也(@yuyan_mtg)です。 こんにちは! ゴールデンウィークはチャンピオンズカップファイナルに参加していました。 結果から先に報告すると、8勝4敗で27位、賞金100ドルと《ティシャーナの潮縛り》ゲットと、プロツアーまで後1勝足りませんでした。 今回はチャンピオンズカップファイナルで使用したデッキと、スタンダードの調整過程をお話していきます。 目次 スタンダードおさらい イゼット果敢の調整 イゼット果敢の弱点 懐かしの相棒ティムールカワウソとの再会 ティムールカワウソについて 本戦結果 シミックテラーについて 終わりに スタンダードおさらい 『タルキール:龍嵐録』が発売し、スタンダード環境は一変しました。 そう、様々なフォーマットを揺るがす《コーリ鋼の短刀》が現れたためです。下フォーマットでは2ターン目からモンクをもりもり生み出すカードですが、スタンダードでも超強力なカードです。 最も影響を受けたデッキはエスパーピクシーでしょう。僕はエスパーピクシーが大好きで、前環境のエリア予選をエスパーピクシーで突破しました。赤系アグロに強く、ある程度の速度を兼ね備えつつ様々なゲームプランが取れるのが魅力的で、よっぽどのことがない限りはエスパーピクシーを調整する方向で行こうと、半ば決めていました。 しかし、それは起きました。《コーリ鋼の短刀》はエスパーピクシーにとって癌となるカードだったのです。呪文を2回唱えるだけでモンクトークンが出てきてしまう《コーリ鋼の短刀》を、エスパーピクシーでは触ることがほとんどできません。赤アグロに対して除去を回収して使い回すという戦略が、《コーリ鋼の短刀》には通用しないのです。 《コーリ鋼の短刀》の強さに屈服した僕は、すぐにエスパーピクシーを諦め、《コーリ鋼の短刀》を使う側に回ることにしました。モダンでも《コーリ鋼の短刀》を使い倒してその強さはもう既に理解していましたしね。 そしてすぐに、イゼット果敢こそが最も《コーリ鋼の短刀》を強く使えるデッキであることを確信しました。 イゼット果敢は《僧院の速槍》《精鋭射手団の目立ちたがり》《嵐追いの才能》《コーリ鋼の短刀》の果敢軍団を、《選択》《手練》《食糧補充》で強化していくデッキ。このデッキの最大の魅力は、単体除去に強いデッキである点。 《嵐追いの才能》《コーリ鋼の短刀》はいずれも果敢クリーチャーを生み出すカードでありながら、それだけにとどまらないカードです。《嵐追いの才能》はレベルアップで《食糧補充》や除去を回収できますし、《コーリ鋼の短刀》は繰り返しトークンを生成できます。これらのカードに除去を打つことは損です。 しかし、《僧院の速槍》《精鋭射手団の目立ちたがり》にはしっかり除去は当たります。というより除去しなければあっという間に負けてしまいます。そのため、相手はイゼット果敢相手に除去を抜けず、むしろ増やして、しっかり初手にキープしておく必要があります。 そんな除去を構えている相手を尻目に、《食糧補充》で手札を増やしたり、《コーリ鋼の短刀》をキャントリップで誘発させて、相手の除去と交換させることができるのです。 イゼット果敢の調整 イゼット果敢が強いということはわかったので、まずは流行っているリストを回してみました。 クリーチャーが《僧院の速槍》《精鋭射手団の目立ちたがり》だけのオーソドックスなタイプから、《精鋭射手団の目立ちたがり》を抜いて《かまどの精》を入れ、《巨怪の怒り》も抜いたコントロール型など、様々なリストがありました。 結論としては、《精鋭射手団の目立ちたがり》と《巨怪の怒り》はどちらも必要でした。 《精鋭射手団の目立ちたがり》はミラーマッチの《噴出の稲妻》で焼かれてしまう、とても場持ちの悪いクリーチャーです。《潜水》などで《精鋭射手団の目立ちたがり》を守る手段もないので、基本的には除去を避けることはかないません。1マナで除去を喰らうので、《呪文貫き》で除去をカウンターするのもさほど現実的ではないためです。 それでも《精鋭射手団の目立ちたがり》は強力なカードでした。ミラーマッチでも一度《巨怪の怒り》さえつけてしまえばタフネスが3になり除去されにくくなりますし、単体での打点はずば抜けているので、後手番で《コーリ鋼の短刀》に殴られている状況など、不利な状態から差し切る際には必要です。 また、ドメインなどのコントロール系のデッキに対しては、全体除去の返しに《精鋭射手団の目立ちたがり》から一気にダメージを叩く場合もあり、イゼットミラーにおける除去されやすい欠点を補って余りあるメリットがこのカードにはあると思いました。 《巨怪の怒り》は絶対に必要なカードで、これを一瞬でも抜いていたことを悔やみました。特にミラーマッチではサイズが上がるのは優秀ですし、除去を構えてくる相手に対してサイドアウトすることもまずありませんでした。瞬間的な打点が一番上がるカードで、《食糧補充》から《巨怪の怒り》を取って打点を計算する動きは、さながらコンボデッキのようです。 自らの浅さを再認識しつつ、その上でミラーマッチで強いカードを探すことにしました。 そうして辿り着いたのが《ドレイクの孵卵者》。 イゼット果敢のメインボードに採用されている除去は《噴出の稲妻》なので、タフネスが3のクリーチャーを処理するのは大変です。そのため、《ドレイクの孵卵者》は戦場に定着しやすいカードです。 《塔の点火》の協約で焼かれてしまいますが、1マナ構えて果敢を誘発できるようにすればそれもケアできます。 更に《ドレイクの孵卵者》は攻防において優れたクリーチャーです。《巨怪の怒り》を打てばパワーが5になるので、もう1回スペルを唱えるとドレイクを即座に2体生成できるようになります。更に本体が2/4と非常に硬く、警戒をもあるので相手の攻撃をある程度けん制できます。 出てくるドレイクも《精鋭射手団の目立ちたがり》を止められるなど、ミラーでは優秀なカードだと判断しました。 イゼット果敢の弱点 こうしてミラーマッチへの意識もしっかりとし始めたところで、課題となったのが2つ。 1つは《一時的封鎖》でした。《ドレイクの孵卵者》を入れるようになったせいで《一時的封鎖》がとにかく刺さるのです。《精鋭射手団の目立ちたがり》を計画する代わりに2マナ域をポン出ししているのですから、それも仕方ありません。 《コーリ鋼の短刀》はトークンごと奪われ、《嵐追いの才能》もなくなってレベルアップによる回収が使えなくなります。 もう1つは《真昼の決闘》です。 1ターンに1回しか呪文を唱えられなくなるので、当然《コーリ鋼の短刀》は誘発しなくなり、果敢軍団の攻撃力も半分以下に落ちてしまいます。 そして大きな問題点として、これらのカードが同じデッキに採用されていることがあるのです。具体的のはドメインオーバーロードなどです。 更にそれらのデッキは《跳ねる春、ベーザ》などでライフも回復してきます。なので《食糧補充》などでゆっくりとリソースを取っていてもなかなかライフが削れず、《ミストムーアの大主》などですぐに殴ってきます。 《一時的封鎖》《真昼の決闘》は、イゼット果敢を使うならかなり意識しなければならないカード。いかに攻略するかが命題となりました。 懐かしの相棒ティムールカワウソとの再会 《一時的封鎖》《真昼の決闘》は共にエンチャントなので、エンチャントを破壊するのが手っ取り早いのですが、残念ながら青赤にはそんな便利なカードはありません。そこで考えたのが緑タッチ。 緑には《脚当ての陣形》をはじめ優秀なエンチャント破壊がいくつもありますからね。とはいえ、ただイゼットに緑をタッチすることはできません。境界ランドの都合から、青赤に緑を少しだけ入れることはできなかったのです。基本土地が減るとそれだけ境界ランドが2色出づらくなってしまいます。 それなら逆に最初からティムールで考えてしまおうと思いました。ティムールで呪文を何度も使うデッキと言えば、そうティムールカワウソ! そう思い、ティムールカワウソで《コーリ鋼の短刀》を試してみたところ、その相性の良さに驚きました。 元々《渓間の洪水呼び》のコンボ以外では《嵐追いの才能》ビートダウンと《この町は狭すぎる》《嵐追いの才能》ハメ以外の勝ち手段しかなかったティムールカワウソですが、《嵐追いの才能》ビートには当然《嵐追いの才能》が必要で、速やかにライフを削る手段があまりありませんでした。 そこに《コーリ鋼の短刀》が加わったのです。これで《嵐追いの才能》を引かずとも、《コーリ鋼の短刀》でライフを削れるようになりました。 しかも《コーリ鋼の短刀》から出るモンクトークンは《永劫の活力》でマナを出せるので、クリーチャーがどんどん出てくる《コーリ鋼の短刀》自体がティムールカワウソに合っています。 《コーリ鋼の短刀》の継続的な誘発も問題ありません。《手練》《選択》は入っていませんが、《薮打ち》《花粉の分析》の土地サーチカードたちで《コーリ鋼の短刀》を誘発させられますし、《この町は狭すぎる》も4枚採用なので、2回の誘発に困ることはありません。 更に、当時は存在すらしていなかった《食糧補充》もデッキに非常に噛み合います。《この町は狭すぎる》《永劫の活力》のいずれかを求めることが多かったのですが、どちらも探せる《食糧補充》はマスターピース。 《花粉の分析》の証拠収集を稼ぐ手段としても、《食糧補充》は悪くありません。以前までは《この町は狭すぎる》で5マナは稼げても、後の3マナが大変でしたが、《食糧補充》がちょうどそのマナを埋めてくれるので、《この町は狭すぎる》《食糧補充》だけで《花粉の分析》の証拠収集を満たせるようになったのです。 ティムールカワウソについて ティムールカワウソは、イゼット果敢のような果敢ビートダウン要素を持ちながら、《コーリ鋼の短刀》を意識してきたデッキには別の勝ちプランを用意できるデッキです。それが最大の魅力です。 《コーリ鋼の短刀》に強い《一時的封鎖》、ある程度ライフを削った後に出てくる《跳ねる春、ベーザ》。どちらもイゼット果敢に強いカードではありますが、ティムールカワウソにはそれらのカードは効きません。 《コーリ鋼の短刀》を対処できる除去コントロール、要するにオルゾフピクシーのようなデッキをイゼット果敢は苦手としていますが、ティムールカワウソはそういったデッキに対して、《コーリ鋼の短刀》にもクリーチャーにも頼らない勝ちパターンがあります。《食糧補充》で《トーテンタンズの歌》と《渓間の洪水呼び》を集めて一気にバーストダメージを出せます。無限コンボも内蔵されているので、《跳ねる春、ベーザ》で何点回復されようと怖くありません。 イゼット果敢対ティムールカワウソの対決では、色が多い分、ティムールカワウソの方が事故りやすくはなっているものの、入っているカード自体は強力。しっかり回れば十分勝てる相手です。 イゼット果敢と戦えつつ、イゼット果敢キラーのデッキたちを狙い撃ちしたデッキ、それがティムールカワウソです。 メインに《渓間の洪水呼び》は1枚しか入っていませんが、《花粉の分析》《食糧補充》で探せますし、コンボ以外では必要のないカードなので問題ありません。《コーリ鋼の短刀》による果敢ビートダウンがあくまでメインで、そこに絡まないカードは最小限の枚数となっています。 《渓間の洪水呼び》が必要なマッチ=《コーリ鋼の短刀》で勝ちづらい相手(コントロール)なので、そういった戦いは長引き、1枚の《渓間の洪水呼び》と2枚の《トーテンタンズの歌》を揃える余裕が十分にあるのです。 本戦結果 〇×〇 ディミーアミッドレンジ×〇〇 オルゾフピクシー×〇〇 ドメイン×〇× ジェスカイ眼魔〇〇 アゾリウスアーティファクト〇〇 オルゾフピクシー〇×× 赤単×〇× イゼット果敢〇×〇 ディミーアミッドレンジ〇×× イゼット果敢〇×〇 ボロスモニュメント〇〇 赤単アグロ 最初にお伝えした通り、本戦結果は8勝4敗。 結果はまずまずでしたが、イゼット果敢には2回当たって2回負けとふがいない成績。 1回目のイゼット果敢はかなり良い勝負でしたが、色マナ関連の事故で敗北。このデッキの弱いところがモロに出た形となってしまいました。 もう1つのイゼット果敢については、《コーリ鋼の短刀》を2枚並べて誘発できない不ヅキに見舞われて比較的有利だったゲームを落としてしまい、3本目はダブルマリガンによってなすすべなく敗北。展開的には勝てそうだっただけに非常に悔やまれます。 とはいえ、オルゾフピクシーには2回当たって2回勝ちましたし、ドメインにもしっかり勝利でき、イゼット果敢を意識してきた相手には想定通りすべて勝てており、そこに関しては満足しています。 誤算は赤単アグロの《魔道士封じのトカゲ》でした。ただでさえ赤単アグロは相性が悪いのに、その上《魔道士封じのトカゲ》はあまりにクリティカル。75枚の内対処できるのが《この町は狭すぎる》と《薮打ち》のみで、《魔道士封じのトカゲ》入りの赤単には全く勝てる気がしませんでした。 もし次回参加するとしたら、《声も出せない》をサイドボードに何枚か採用すると思います。《叫ぶ宿敵》対策にもなりますし、対赤単には一番良さそうです。 本戦後の反省を踏まえたリストを掲載しておきます。 【MTGアリーナインポートデータ】 シミックテラーについて マジック大戦祭で使用したシミックテラーについても聞かれることが多かったので、軽く触れておきます。 シミックテラーは、ティムールカワウソを組んだ直後にボローニャの地域CSで見かけたデッキでした。 「《コーリ鋼の短刀》の誘発のためにメインで相手が2アクションを取り、モンクを誘発させてくるので、《渦泥の蟹》でテンポを取りやすい」と解説をしていて、なるほどと膝を打ちました。 マジック大戦祭はBO1スタンダードだったので、墓地対策をされることもありませんし、ちょうど良いと思って少し調整をして持ち込んだのですが、このデッキもそれなりに好感触でした。 まず《コーリ鋼の短刀》対策の《一時的封鎖》が全く効きませんし、ライフを削る力もあっという間なので生半可なライフゲインでは対処できません。 肝心の《コーリ鋼の短刀》を使うデッキにもそこまで不利には感じませんでした。サイド後に《石術の連射》を連発されるとさすがに終わってしまいますが、《トレイリアの恐怖》《渦泥の蟹》のサイズ差でイゼット果敢側を圧倒する展開が多かったです。 悩みの種の赤単にもバウンスを大量に入れていることでそこまで不利な印象はなく、デッキパワーは感じました。 《豆の木をのぼれ》に少し依存しているデッキではあるものの、《蓄え放題》《手練》で探せるので、そこまで気になりませんでした。 調整したBO3仕様のリストを掲載しておきますので、気になる方は使ってみてください。 ティムールカワウソが楽しすぎて今回は使用しませんでしたが、本戦で使う候補に挙がるぐらいには強かったです! 【MTGアリーナインポートデータ】 終わりに 実はチャンピオンズカップファイナルで2日目に進出したのは、僕が準優勝した一昨年の常滑以来でした。 今回はプロツアーに後1勝足りず残念な結果となってしまいましたが、久しぶりに2日目を戦えたことには少し安堵しています。次回は目指せトップ8、そして優勝! 来週はモダン神挑戦者決定戦で使用したジェスカイカッターの記事をお届けする予定です。 それではまた!
こんにちは。 細川 侑也(@yuyan_mtg)です。 今回は、日本とアメリカで行われた地域CSの結果から、最新のメタゲームを分析していきます。 日本 優勝:オルゾフピクシー2位:イゼット果敢3位:黒単デーモン4位:イゼット果敢5位:イゼット果敢6位:赤単アグロ7位:イゼット果敢8位:赤単アグロ 日本で行われたチャンピオンズカップファイナル(地域CS)、一言で言うなら圧倒的な赤さ!! トップ8の内6つが赤いデッキで、その内訳はイゼット果敢が4人、赤単が2人です。 今回最大勢力だったイゼット果敢は30%以上のプレイヤーが選択しており、アメリカの地域CSでも同様の結果となっていました。一番人気のデッキがトップ8の半数を占める結果となり、最強のデッキであることは明らかです。 【MTGアリーナ用インポートデータ】 《僧院の速槍》《精鋭射手団の目立ちたがり》の8枚のクリーチャーに《コーリ鋼の短刀》《嵐追いの才能》を合わせた事実上の16枚のダメージソースを、《手練》や《選択》で強化し、《食糧補充》で追加リソースを獲得して継続的に打点を稼いでいくのがイゼット果敢。 ですが、この準優勝の芝田選手のリストのように、《ドレイクの孵卵者》を採用したイゼット果敢が本トーナメントでは散見されました。 ご覧のようにイゼット果敢にはメインに3点火力が入っていないことが多く、《ドレイクの孵卵者》を対処できるのは《洪水の大口へ》のみ。そのため非常に場持ちがよく、出てくるドレイクも《精鋭射手団の目立ちたがり》のブロッカーとして最適です。 更に《巨怪の怒り》との組み合わせでドレイクを生み出しやすくなるのも魅力です。一度タフネス4の《ドレイクの孵卵者》を作ってしまえばジェスカイ眼魔なども対処が難しいですし、《ドレイクの孵卵者》は黒以外のアグロデッキに対して強いカードとなっています。 今回は赤単にイゼット果敢と赤が非常に多いフィールドだったので、《ドレイクの孵卵者》は大活躍だったに違いないでしょう。 そんなイゼット果敢と共に今大会で相手のライフを脅かし続けたのが赤単アグロ。 【MTGアリーナ用インポートデータ】 イゼット果敢登場までは赤アグロと言えばハツカネズミでした。もちろん《コーリ鋼の短刀》が登場してからも、赤単の強さは色あせていません。トップ8にしっかり2人が駒を進めています。 グルール・ボロスなど様々なバリエーションが存在する赤アグロですが、トップ8に残ったのはいずれも赤単。やはりライフレースとなるマッチにおいて色を増やすリスクは大きく、またサイドボードの《陽背骨のオオヤマネコ》を強く使えるのも赤単のメリットです。 《光砕く者、テルサ》は最近の赤単ではすっかり定番となった1枚。これまでドローする手段と言えば《探索するドルイド》程度しかなく、そのために緑をタッチするリストもありましたが、《光砕く者、テルサ》が入ってからは《探索するドルイド》に頼る必要はなくなりました。 《探索するドルイド》と違ってリソースが増えることはありませんが、手札に溜まった土地や除去を捨ててカードを探しにいけますし、墓地が7枚以上あれば墓地からカードを使用できる可能性もあります。 特にサイド後は《陽背骨のオオヤマネコ》を入れることになるのですが、《探索するドルイド》だと中々《陽背骨のオオヤマネコ》を唱えられないのが悩みどころでした。土地が3枚しかない状態で《陽背骨のオオヤマネコ》がめくれてしまい、そのまま追放される……なんて経験をした方も多いはず。 しかし、《光砕く者、テルサ》なら単純にドローなので《陽背骨のオオヤマネコ》が追放される心配はありません。本体性能も3マナ3/3速攻と十分強く、赤単の安定性に一役買ういぶし銀のカードと言えますね。 《魔道士封じのトカゲ》が今回の赤単にはどちらにも採用されていますが、これはイゼット果敢を強く意識したクリーチャーです。1/4というサイズはイゼット果敢は非常に対処しづらく、《抹消する稲妻》などの2マナ4点火力はまず入っていないため、3マナの《焦熱の殲滅》や2点火力2枚などでしか除去できません。 赤単を使うなら《魔道士封じのトカゲ》は4枚固定になりそうですね。 さて、そんな赤アグロの波を泳ぎきり、見事チャンピオンに輝いたのはオルゾフピクシーでした。 【MTGアリーナ用インポートデータ】 《養育するピクシー》《陽光真珠の麒麟》の自分のパーマネントを手札に戻すセルフバウンスカードで、《望み無き悪夢》《逃げ場なし》《勢い挫き》を戻して、手札破壊や除去を行ってアドバンテージを稼ぐコントロールデッキです。 このデッキの最大の長所はなんといっても《一時的封鎖》を非常に強く使える点にあります。 《一時的封鎖》はもともと、イゼット果敢対策として注目されていたカードでした。ただの除去では《コーリ鋼の短刀》にはほとんど意味がなく、それがイゼット果敢対策を難しくさせている要因だったのですが、《一時的封鎖》はトークンごと《コーリ鋼の短刀》《嵐追いの才能》をすべて追放できるので、非常に強力です。 それをイゼット果敢側も理解し、メインに《洪水の大口へ》を複数枚採用するようになりました。8枚のキャントリップ+《食糧補充》でかなりデッキを掘り進められるため、2~3枚採用の《洪水の大口へ》をゲーム中に引くことはさほど難しくありません。 《洪水の大口へ》をターン終了時に唱えて《一時的封鎖》を手札に戻し、その時に帰ってきたカードで返しのターンで勝利、という流れは再現性が高く、《一時的封鎖》をイゼット果敢は克服していました。 しかし、オルゾフピクシーの使う《一時的封鎖》は事情が違います。 なぜならオルゾフピクシーは、《一時的封鎖》を有効活用するデッキだからです。《望み無き悪夢》《逃げ場なし》などの2マナ以下のパーマネントを出しておき、《一時的封鎖》で巻き込んでおき、《養育するピクシー》で《一時的封鎖》を戻してそれらのカードを使い回す。これがオルゾフピクシーの基本戦略の1つなのです。 《洪水の大口へ》で《一時的封鎖》を戻しても、《逃げ場なし》が帰ってきて亜《精鋭射手団の目立ちたがり》を除去されたり、《望み無き悪夢》で手札を枯らされては、返しで勝つことはできません。オルゾフピクシーの使う《一時的封鎖》は、ジェスカイコントロールや全知が使うそれとはまったく異なるカードだったのです。 かくして、イゼット果敢を《一時的封鎖》で完全に攻略したオルゾフピクシーは、トップ8を圧倒的パフォーマンスで駆け抜けていきました。なんとイゼット果敢3連戦を、全部ストレート勝ち! イゼット果敢キラー、オルゾフピクシーが見事栄冠に輝いたのでした。 アメリカ 優勝:ジェスカイコントロール2位:ジェスカイ眼魔3位:イゼット果敢4位:アゾリウス全知5位:ジェスカイ眼魔6位:アゾリウス全知7位:イゼット果敢8位:アゾリウス全知 一方のアメリカは、日本と同じくイゼット果敢が最多勢力だったものの、トップ8に1人のみ。 その代わりにアゾリウス全知が3人、名を連ねています。 【MTGアリーナ用インポートデータ】 最近流行のアゾリウス全知のリストは、ついに《アルケヴィオスへの侵攻》がデッキから抜けました。これまで《全知》を貼ってからの勝ち手段として採用されていた《アルケヴィオスへの侵攻》ですが、《全知》が出ていない状態では5マナのサーチと、今のスタンダードで使用に耐えうるものではなく、手札に溜まってしまうことがそのまま敗北に直結していました。 勝ち手段として今使われているのは《第三の道の創設》。最終的に《全知》によってすべてのカードが無料で唱えられるようになるので、デッキを全部掘り、《第三の道の創設》を出して切削の対象を対戦相手にし、《マラング川の執政》を出して《第三の道の創設》を回収。再び《第三の道の創設》で相手を切削し、《マラング川の執政》Bで《マラング川の執政》Aと《第三の道の創設》を回収。後はこれを繰り返して相手のライブラリーを0枚にすることで勝利となります。 《第三の道の創設》は普通に使用しても、1章で《決定的瞬間》を打ちながら2章で全知を落とし、3章で墓地に落ちた《アブエロの覚醒》をそのままキャストと、《アルケヴィオスへの侵攻》に比べて普段使いが非常に強いのが魅力です。 これまでのアゾリウス全知は《アルケヴィオスへの侵攻》などコンボパーツが多すぎるデッキでした。そのため、サイドから全知以外のゲームプランを用意しても、結局コンボ専用カードがデッキに多すぎるため、ほとんど機能することがなく、結局コンボに特化していました。そのため、《除霊用掃除機》などの墓地対策をクリティカルに喰らうだけで負けてしまう、脆弱なコンボデッキだったのです。 しかし、コンボパーツでもありドロースペルの《マラング川の執政》《乱動するドラゴンの嵐》など、普通のアゾリウスコントロールに入るスペックのカードが入ったことで、サイド後にコンボからアゾリウスコントロールに変わることが可能となりました。 《ミストムーアの大主》《跳ねる春、ベーザ》はそのために採用されており、サイド後は《除霊用掃除機》を出して《全知》をけん制する相手に、《跳ねる春、ベーザ》《マラング川の執政》《ミストムーアの大主》を叩きつけて勝利できます。 日本では残念ながら勝ちきれなかったものの、アゾリウス全知もかなり強化されてきており、非常に強いデッキです。今回の大躍進も頷けますね。 そしてトップ8に緑と黒が1人もいないという、とても偏ったアメリカの地域CSを制したのは、なんとジェスカイコントロール! 【MTGアリーナ用インポートデータ】 赤系アグロに対しては《一時的封鎖》《稲妻のらせん》《審判の日》《跳ねる春、ベーザ》。 ミッドレンジに対しては《三歩先》をはじめとした打ち消し呪文に《マラング川の執政》《食糧補充》のアドバンテージ軍団。 理論上最強のコントロールデッキが、見事アメリカの地域CSを制しました。 デッキの核となっているのが攻防一体の《道の体現者、シィコ》です。アグロ相手には《稲妻のらせん》などを使い回しつつ、飛行警戒4/5のスタッツで鉄壁。 ミッドレンジ・コントロールに対しては《食糧補充》を使い回してアドバンテージを稼ぎます。 親の仇と言わんばかりにアグロ対策を詰め込んだデッキなので、しっかり回ったジェスカイコントロールに勝てるアグロはこの世に存在しないかもしれません。 《稲妻のらせん》は赤いアグロが隆盛する現代においてキーとなるカードと言えますね。《道の体現者、シィコ》で使い回せるのが大きく、アグロ相手のゲームプランはまず《稲妻のらせん》からの《道の体現者、シィコ》になります。 イゼット果敢・赤単アグロを意識しているミッドレンジに対しても強いのがジェスカイコントロールの特徴です。たとえば日本の地域CS優勝のオルゾフピクシーは、ジェスカイコントロールには逆立ちしても勝てません。 《望み無き悪夢》で少し手札を捨てさせても《食糧補充》《マラング川の執政》《道の体現者、シィコ》ですぐリソースを回復され、ライフを削ろうにも《稲妻のらせん》で安全圏へ行き、クリーチャーは根こそぎ除去されてしまいます。 全対面有利。その言葉が過言でないことを、ジェスカイコントロールが優勝によって証明しました。 日本とアメリカ、メタゲームはほとんど同じにもかかわらず全く異なる結果となり、スタンダードの奥深さを実感させられました。
こんにちは。 細川 侑也(@yuyan_mtg)です。 今週のピックアップデッキでは、ちょっと珍しいデッキを、軽い解説を交えて紹介していきます。 紹介デッキ ディミーア眼魔 4色レジェンズ 赤単ベルチャー ディミーア眼魔 スタンダードリーグ(4/29) : 5-0 By ajifly MTGアリーナ用インポートデータ スタンダードからモダン、時にはレガシーでも見かけることのある、超ハイスペッククリーチャー《忌まわしき眼魔》。 墓地を6枚追放するという重いキャスト条件があるものの、ひとたび戦場に出れば毎ターン戦慄予示であっという間に場を支配してくれます。 そして唯一の欠点である重いコストも、あくまでこれは唱える際に必要なものなので、唱えずに戦場に出してしまえば何も問題ありません。 そこで《忌まわしき眼魔》は、主に墓地から直接戦場に出てきます。 墓地からクリーチャーをよみがえらせる、いわゆるリアニメイト呪文は、条件のないものは《ゾンビ化》など4マナ以上である場合がほとんどです。レガシーで一線級の活躍をしている《再活性》はたった1マナでなんでも蘇生できますが、これは例外中の例外。《偉大なる統一者、アトラクサ》をたった1マナで釣り上げるカードは許されていいはずがありません。 しかし、逆に言えば条件付きならば軽いリアニメイト呪文はスタンダードにも存在します。特にマナ総量が3マナ以下のクリーチャーを吊り上げるカードは《救いの手》をはじめ1マナです。これはマナ総量が3以下のクリーチャーは基本的には支配力が低く、1マナで墓地から吊り上げる動きがさほど強力でないためです。 だからこそ《忌まわしき眼魔》を1マナのスペルでリアニメイトする動きは非常に強力です。実質《忌まわしき眼魔》は5~6マナ域の強さのカード。それをマナ総量が3のカードだから《救いの手》で釣り上げるのは完全に非合法の動きです。 モダンでは《発掘》で《忌まわしき眼魔》を吊り上げるディミーア眼魔、スタンダードでも《救いの手》を使ったジェスカイ眼魔が活躍しているわけですが、今回は新たな眼魔デッキをご紹介します。 それがディミーア眼魔。 墓地に《忌まわしき眼魔》を落として吊り上げるという部分は他の眼魔デッキと同じです。ただしスタンダードには《発掘》はないので、《誰も置き去りにしない》でリアニメイトします。 普通に使えば5マナの《ゾンビ化》ですが、マナ総量3以下のクリーチャーを釣る際には2マナになるので《誰も置き去りにしない》は実質《再稼働》。《救いの手》よりは重いですが仕方ありません。 5マナさえ払えば《ゾンビ化》なのでサイド後は《黙示録、シェオルドレッド》を復活させることも可能です。 墓地に落とす手段は《統合の福音者》と《蒸気核の学者》。カードを引いて捨てる、いわゆるルーター能力で墓地へと落としていきます。 そしてドロー・ディスカードによって墓地に《忌まわしき眼魔》を送り込むことから、相性の良いのが《プロフトの映像記憶》。ジェスカイ眼魔でも採用されているこのドローによって強化されているエンチャントを、ディミーア眼魔でも取り入れています。 《冬夜の物語》も《プロフトの映像記憶》と噛み合いながら《忌まわしき眼魔》を墓地に落とせるカードです。 面白いのは《鍾乳石の追跡者》。落魄することでターン終了時に成長していくこのカードは、ルーターによって土地などを捨てた時でもしっかりと誘発してくれます。《プロフトの映像記憶》と合わせてサイズを上げて大型クリーチャーを倒すなど、単純な戦闘以外の使い道があるのも良いですね。 サイドボードには手札破壊に《黙示録、シェオルドレッド》と、ジェスカイ眼魔では採用できないカードたちの姿が多数あります。特に《黙示録、シェオルドレッド》は赤アグロ全盛期の今、かなり注目されています。 青黒なら当然《悪夢滅ぼし、魁渡》も採用できますし、このカードはやはり凄まじい強さ。《誰も置き去りにしない》のために《除霊用掃除機》を出してきた相手に《悪夢滅ぼし、魁渡》忍術を決める動きはあまりにも気持ち良いですね。 《忌まわしき眼魔》を使い倒したい方、ジェスカイばかりではなくたまにはディミーアでいかがですか? 4色レジェンズ パイオニアリーグ(4/28) : 5-0 By kanara38204 MTGアリーナ用インポートデータ このデッキは一体…? 初見でデッキリストを見て動きがわからないことはよくありますが、じっくり読み込んでもさっぱりわからないのは久しぶりかもしれません。 この4cレジェンズはとにかくその動きが謎に包まれています。 一つはっきりしているのは、《嘘の神、ヴァルキー》と《再覚醒したジェイス》のコンボが搭載されているということです。 《嘘の神、ヴァルキー》を《再覚醒したジェイス》で計画すると、《星界の騙し屋、ティボルト》として唱えることができます。この2枚コンボが採用されています。 このコンボは通常グリクシスコントロールのようなデッキに組み込まれる場合が多いですが、4cレジェンズは4枚の《闇の中の研究者、ナシ》と《策謀の予見者、ラフィーン》で果敢に殴っていくデッキです。 《闇の中の研究者、ナシ》は2マナでリソースを稼ぐクリーチャー。プレイヤーに与えたダメージ分、カードを切削し、そこからエンチャントと伝説のカードを好きなだけ回収できるので、このデッキなら1~2ドロー相当です。 そんな《闇の中の研究者、ナシ》を強化するのが《策謀の予見者、ラフィーン》。《闇の中の研究者、ナシ》はだんだんサイズが上がっていき、切削枚数が増えるカードなのですが、《策謀の予見者、ラフィーン》で強化してしまえば、攻撃していきなり4枚切削なんてことも。切削枚数が増えれば当然手札に加わる数は増えるので、大量のリソースを獲得できます。 《道の体現者、シィコ》は最もデッキ内で重いクリーチャー。墓地のマナ総量3以下のカードをコピーしてタダで唱えられるので、《思考囲い》や《致命的な一押し》などのスペルはもちろん、《策謀の予見者、ラフィーン》を戦場に出すことも可能です。 この伝説軍団たちと一緒に採用されているのが《不浄な別室+祭儀室》。一見するとデーモンがいないデッキに見えますが、実は《策謀の予見者、ラフィーン》がデーモンなので、《不浄な別室+祭儀室》との相性は良好です。 とはいえ、このデッキの《不浄な別室+祭儀室》はただ単に強力なカードとして採用されています。《致命的な一押し》《思考囲い》《不浄な別室+祭儀室》はそれだけで黒いミッドレンジを成立させるほどの強さを持つカードたち。特別なシナジーなど必要としていません。 エンチャントなので《闇の中の研究者、ナシ》で拾うことができるのは美味しいですね。 時にはハンデスと除去から《不浄な別室+祭儀室》を置いて勝ったり、またある時は《闇の中の研究者、ナシ》から《策謀の予見者、ラフィーン》で大量リソースを獲得したり、《道の体現者、シィコ》で粘り強く勝ったりと、同じデッキとは思えない顔を持っているのがこの4色レジェンズ。 すぐに同じデッキに飽きてしまう方にはオススメ! 赤単ベルチャー モダンリーグ : 5-0 By slowbro1 デッキ内の土地を0枚にして《ゴブリンの放火砲》で一撃必殺を狙うコンボデッキ、ベルチャー。 『モダンホライゾン3』で大量の表面が呪文で裏面が土地の両面ランドが登場してからモダンでメタデッキ入りを果たし、現在は大量の打ち消し呪文を採用した青単ベルチャーが主流となっています。 今回ご紹介するのは、対照的なカラーである赤単ベルチャー。 両面ランドを入れて土地を0枚にして《ゴブリンの放火砲》を打つことは同じですが、それ以外はまったく青単と異なる動きを見せるのがこの赤単ベルチャー。 青単ベルチャーが土地を毎ターン置き、《睡蓮の花》から7マナで《ゴブリンの放火砲》を決めるのに対し、赤単は《発熱の儀式》《捨て身の儀式》でマナ加速して《ゴブリンの放火砲》キャストにこぎつけます。 《ゴブリンの放火砲》と最も相性の良いマナ加速が《アイレンクラッグの妙技》。4マナで7マナを生み出す規格外のマナ加速ができる代わりに、後1回しか呪文が唱えられなくなってしまうカード。《ゴブリンの放火砲》の設置は4マナ、起動は3マナなので、なんと《アイレンクラッグの妙技》1枚で《ゴブリンの放火砲》が打ててしまうのです。 そのため、2ターンキルも現実的です。《捨て身の儀式》《発熱の儀式》《アイレンクラッグの妙技》《ゴブリンの放火砲》、この4枚だけで2ターンキルです! これらのマナ加速は基本的に2マナで3マナを生み出すので1マナ加速にしかなりませんが、《ルビーの大メダル》があれば1マナで3マナと、2マナ増える呪文になります。2ターン目に《ルビーの大メダル》を設置すれば3ターン目にセットランドから2回儀式を打つだけで7マナになるので、やはり《ゴブリンの放火砲》で勝利。《ゴブリンの放火砲》さえ引ければ3ターンキルは容易なデッキです。 《ゴブリンの放火砲》を引くためのドロースペルは《街道筋の強奪》《苦々しい再会》《不可能の一瞥》。青単ベルチャーが《稲妻罠の教練者》《ファラジの考古学者》《発明品の唸り》を使うことを考えると、少し心もとなく感じますよね。 その点はご安心ください。《ゴブリンの放火砲》は4枚しか採用できませんが、その代わりに追加のフィニッシャーが入っています。それが《嵐鱗の末裔》です。 6マナのストーム付きのドラゴンで、更に他のドラゴンを+1/+1するので、2体並べば5/5×2、3体なら6/6×3と、ストーム2で出しても致死量です。 先ほど紹介した《街道筋の強奪》と《苦々しい再会》はただのドロースペルではなく、《嵐鱗の末裔》を意識しています。《街道筋の強奪》を2ターン目に計画すれば、3ターン目の《嵐鱗の末裔》のストームを増やせますし、《苦々しい再会》で速攻を突ければ《嵐鱗の末裔》を出したターンにゲームを終わらせられます。 《アイレンクラッグの妙技》で赤マナを7つ出し、6マナから《嵐鱗の末裔》をキャスト、余った1マナで《苦々しい再会》を生け贄にして速攻パンチは美しすぎますね。 青単ベルチャーのように妨害を採用できない代わりに、とにかく速さに特化しているのがこの赤単ベルチャーなのです。 青単には効果的な《石のような静寂》は《嵐鱗の末裔》には無力だったりと、微妙に効くサイドカードが違うのも、赤単ベルチャーの魅力です。 その代わりに《嵐鱗の末裔》のストームと《ゴブリンの放火砲》を打ち消せる《記憶への放逐》が青単に比べてかなり効きやすくなっていますが、それをしっかりと理解しており、《防御の光網》を4枚サイドに用意しています。 一度2ターンキルを味わってしまえばもう青単ベルチャーには戻れなくなるかもしれませんよ?