![【Foil】【JP】迷える黒魔道士、ビビ/Vivi Ornitier [FIN] 金M No.248](http://goodgame.co.jp/cdn/shop/files/jp_852ddf6139_59f2c751-7b93-48c3-9630-b6064d6266fd.webp?v=1747027853)
![【Foil】【JP】迷える黒魔道士、ビビ/Vivi Ornitier [FIN] 金M No.248](http://goodgame.co.jp/cdn/shop/files/jp_852ddf6139_59f2c751-7b93-48c3-9630-b6064d6266fd.webp?v=1747027853)
FINAL FANTASY
シングルカード
大好評発売中!
在庫: 2
在庫: 0
在庫: 0
在庫: 0
在庫: 1
在庫: 0
在庫: 0
在庫: 0
在庫: 3
在庫: 0
在庫: 0
在庫: 0
在庫: 2
在庫: 0
在庫: 0
在庫: 0
在庫: 1
在庫: 0
在庫: 0
在庫: 0
在庫: 1
在庫: 0
在庫: 0
在庫: 0
在庫: 3
在庫: 0
在庫: 0
在庫: 0
在庫: 3
在庫: 0
在庫: 0
在庫: 0
在庫: 2
在庫: 0
在庫: 0
在庫: 0
在庫: 0
在庫: 0
在庫: 0
在庫: 0
クリックで閉じる
種類
価格(税込)
在庫
数量
NM
¥7,200
獲得予定:72pt
3
SP
¥6,400
獲得予定:64pt
0
MP
¥5,600
獲得予定:56pt
0
HP
¥4,800
獲得予定:48pt
0
在庫: 3
在庫: 0
在庫: 0
在庫: 0
クリックで閉じる
種類
価格(税込)
在庫
数量
NM
¥9,000
獲得予定:90pt
1
SP
¥8,000
獲得予定:80pt
0
MP
¥7,000
獲得予定:70pt
0
HP
¥6,000
獲得予定:60pt
0
在庫: 1
在庫: 0
在庫: 0
在庫: 0
クリックで閉じる
種類
価格(税込)
在庫
数量
NM
¥31,500
獲得予定:315pt
1
SP
¥28,000
獲得予定:280pt
0
MP
¥24,500
獲得予定:245pt
0
HP
¥21,000
獲得予定:210pt
0
在庫: 1
在庫: 0
在庫: 0
在庫: 0
クリックで閉じる
種類
価格(税込)
在庫
数量
NM
¥22,500
獲得予定:225pt
1
SP
¥20,000
獲得予定:200pt
0
MP
¥17,500
獲得予定:175pt
0
HP
¥15,000
獲得予定:150pt
0
在庫: 1
在庫: 0
在庫: 0
在庫: 0
クリックで閉じる
種類
価格(税込)
在庫
数量
NM
¥43,000
獲得予定:430pt
1
SP
¥38,700
獲得予定:387pt
0
MP
¥34,400
獲得予定:344pt
0
HP
¥30,100
獲得予定:301pt
0
在庫: 1
在庫: 0
在庫: 0
在庫: 0
クリックで閉じる
種類
価格(税込)
在庫
数量
NM
¥8,000
獲得予定:80pt
1
SP
¥7,200
獲得予定:72pt
0
MP
¥6,600
獲得予定:66pt
0
HP
¥5,800
獲得予定:58pt
0
在庫: 1
在庫: 0
在庫: 0
在庫: 0
クリックで閉じる
種類
価格(税込)
在庫
数量
NM
¥36,000
¥63,000
獲得予定:360pt
1
SP
¥32,000
獲得予定:320pt
0
MP
¥28,000
獲得予定:280pt
0
HP
¥24,000
獲得予定:240pt
0
在庫: 1
在庫: 0
在庫: 0
在庫: 0
クリックで閉じる
種類
価格(税込)
在庫
数量
NM
¥10,800
獲得予定:108pt
4
SP
¥9,600
獲得予定:96pt
0
MP
¥8,400
獲得予定:84pt
0
HP
¥7,200
獲得予定:72pt
0
在庫: 4
在庫: 0
在庫: 0
在庫: 0
クリックで閉じる
種類
価格(税込)
在庫
数量
NM
¥9,000
獲得予定:90pt
1
SP
¥8,000
獲得予定:80pt
0
MP
¥7,000
獲得予定:70pt
0
HP
¥6,000
獲得予定:60pt
0
在庫: 1
在庫: 0
在庫: 0
在庫: 0
クリックで閉じる
種類
価格(税込)
在庫
数量
NM
¥6,300
獲得予定:63pt
1
SP
¥5,600
獲得予定:56pt
0
MP
¥4,900
獲得予定:49pt
0
HP
¥4,200
獲得予定:42pt
0
在庫: 1
在庫: 0
在庫: 0
在庫: 0
クリックで閉じる
種類
価格(税込)
在庫
数量
NM
¥6,300
獲得予定:63pt
1
SP
¥5,600
獲得予定:56pt
0
MP
¥4,900
獲得予定:49pt
0
HP
¥4,200
獲得予定:42pt
0
在庫: 1
在庫: 0
在庫: 0
在庫: 0
クリックで閉じる
種類
価格(税込)
在庫
数量
NM
¥7,200
獲得予定:72pt
3
SP
¥6,400
獲得予定:64pt
0
MP
¥5,600
獲得予定:56pt
0
HP
¥4,800
獲得予定:48pt
0
在庫: 3
在庫: 0
在庫: 0
在庫: 0
弊店の利用規約に則りお客様ごとの注文は各カード8枚が上限となります。
システムの関係で9枚以上の購入をすることが可能ですが、9枚以上ご注文の場合は弊店で一部キャンセル処理を行い、発送を行います。
本対応において、お客様へのご連絡は差し上げませんのでご了承ください。
在庫: 1
在庫: 0
在庫: 0
在庫: 0
在庫: 3
在庫: 0
在庫: 0
在庫: 0
在庫: 2
在庫: 0
在庫: 0
在庫: 0
在庫: 3
在庫: 0
在庫: 0
在庫: 0
在庫: 1
在庫: 0
在庫: 0
在庫: 0
在庫: 1
在庫: 0
在庫: 0
在庫: 0
在庫: 3
在庫: 0
在庫: 0
在庫: 0
こんにちは。 細川 侑也(@yuyan_mtg)です。 昨日に続いて本日も、ジックオンラインで結果を残したファイナルファンタジー入りのデッキたちをご紹介していきます! 紹介デッキ ゴルガリドレッジ(スタンダード) イゼットビビ(パイオニア) マルドゥセフィロスエネルギー(モダン) ゴルガリドレッジ(スタンダード) スタンダードリーグ : 5-0 By Atagomax MTGアリーナ用インポートデータ プロツアーで突然メタ外からトップ8に入賞し、話題をかっさらったゴルガリドレッジ。 自分のライブラリーを切削して墓地にカードを貯めていくデッキタイプのことを「ドレッジ」と呼ぶのですが、このゴルガリドレッジは切削によって、重いクリーチャーたちを軽くして唱えます。 《虚ろなる匪賊》《鞘破りの群れ》は墓地にあるクリーチャー・カードの数だけマナコストが軽くなるクリーチャーで、それぞれ最大で1マナで唱えることができます。《虚ろなる匪賊》は手札破壊のオマケ付きのため、連打するだけで相手は苦しくなっていきます。 そしてマナコストが軽くなるカードと噛み合うのが《豆の木をのぼれ》。《この町は狭すぎる》や《力線の束縛》などで不当に《豆の木をのぼれ》を誘発させることを脱法豆の木と僕は呼んでいるのですが、このデッキも脱法豆の木を行います。《虚ろなる匪賊》《鞘破りの群れ》を1マナで唱えて《豆の木をのぼれ》を誘発させ、盤面にクリーチャーをオーバーキル気味に叩きつけるのがこのデッキ。 そんな脱法豆の木カードが新たにファイナルファンタジーで加わりました!その名は《ダイヤウェポン》!! 《虚ろなる匪賊》《鞘破りの群れ》と違い2マナまでしか軽くなりませんが、その代わりにクリーチャー・カードだけでなくパーマネントの枚数だけ軽くなります。 切削で何が落ちるかは運次第。クリーチャーではなく土地が大量に落ちる場合も多々あるので、《ダイヤウェポン》の方が《虚ろなる匪賊》よりも軽く唱えられるケースも多々あります。 しかもなんと言っても強力なのはその能力!到達に加えて、戦闘によって《ダイヤウェポン》が受けるダメージを0にします。本体サイズも8/8で戦闘ダメージを受けないので、《心火の英雄》《多様な鼠》による二段攻撃も大半をシャットアウトしてくれます。 更にゴルガリドレッジはその足回りも強化されています。コストを踏み倒すために必須の切削手段として《町の歓迎者》が加わりました。 これまで1枚で大量に切削できるカードは《ベイルマークの大主》のみでした。デッキに《蓄え放題》を採用すると《虚ろなる匪賊》のマナコスト軽減確率が下がってしまいます。なるべくデッキにはクリーチャーだけを入れたいのです。 その点《町の歓迎者》はうってつけです。以前このデッキを使った時は「《サテュロスの道探し》がスタンダードに来てくれれば…」なんて思っていたのですが、まさか本当に来てくれるとは。 これにより2マナ域が4枚切削8枚体制となり、デッキは非常に安定しました。そして切削した後のフィニッシャーとしてもブロッカーとして頼もしい《ダイヤウェポン》が加わり、赤耐性も大幅に上昇。デッキパワーが非常に上がりました。 墓地への意識が薄くなったタイミングはゴルガリドレッジがチャンス!赤アグロ全盛期に《ダイヤウェポン》を叩きつけましょう! イゼットビビ(パイオニア) パイオニアチャレンジ : 10位 By _Falcon_ MTGアリーナ用インポートデータ 「このデッキ、既視感あるな」 そう思った方が多いのではないでしょうか?いや、僕もです。 このデッキ、ほとんどスタンダードなんですよね。昨日紹介した占星ビビから《「占星術師」の天球儀》を抜いたようなデッキです。 パイオニアでも《迷える黒魔道士、ビビ》の強さは変わりません。というより、スタンダードよりキャントリップ呪文が1種類多いため、ビビの破壊力はむしろ増します。 《考慮》はカードを墓地に落とせるので、《選択》よりも強力ですね。《嵐追いの才能》の2章でカードを拾う際に、墓地に落ちるかライブラリーの下に行くかには大きな違いがあります。 他に異なるのはマナベース。《蒸気孔》が入っているのはやはり大きく、スタンダードのイゼット果敢が色事故を起こしやすいことから考えると、やはりショックランドを使えるのは大きすぎますね。 ただ、逆に言ってしまえば1種類のキャントリップとマナベース以外はこのデッキはスタンダード。このスタンダードライクなデッキがパイオニアチャレンジで4勝2敗できることがいかに恐ろしいか。 ビビの強さについては昨日も言及した通りです。キャントリップ呪文を打っていくことで大きくなり、ダメージが入り、カウンターが乗るので、1マナの呪文を唱えると使えるマナが1マナ増えます。4マナある状態でビビがいるなら、1マナのキャントリップを4回使用した後に4マナが生み出せて、更に1マナのカードを4連打できます。 つまり、理論上はビビとキャントリップ1枚だけで4ターンキルできる可能性があるということです。キャントリップでキャントリップを見つけ続ければ8回キャントリップを使用でき、本体に8点、ビビのパワーも8になりますからね。 もちろん実際にはこんなに都合よくキャントリップを引き込み続けることはできませんが、複数枚のキャントリップがある状態なら連鎖も現実的です。そういう意味では3種類目のキャントリップである《考慮》が使えるのはパイオニアバージョンの大きなメリットですね。 パイオニアでもこのデッキが出てきたことで、スタンダードのイゼットでもビビは採用するのが当たり前になってくるかもしれません。パイオニアで強いデッキがスタンダードで弱いはずがありませんからね。というかビビが除去される可能性のより高いパイオニアでビビが強いなら、スタンダードでもビビはとんでもない性能のはずです。 昨日も今日も紹介したリストは《迷える黒魔道士、ビビ》は3枚でしたが、生き残れば1枚で勝てる《迷える黒魔道士、ビビ》は4枚採用したいと個人的には思いました。手札に2枚目が腐っても場にビビが残っているならゲームに勝利しているのではないでしょうか?それぐらいビビは強力無比なクリーチャーに見えます。 ほぼスタンダードでもパイオニアで勝てるほど強いビビ、今度はどんなデッキで躍動するのでしょうか?今から楽しみです。 マルドゥセフィロスエネルギー(モダン) モダンリーグ : 5-0 By EL_Zanetti 『モダンホライゾン3』発売後ずっと人気のアーキタイプ、エネルギーアグロ。そこにファイナルファンタジーきっての人気キャラ、《威名のソルジャー、セフィロス》が採用されました。 《威名のソルジャー、セフィロス》は簡単に言えば《血の芸術家》を内蔵したクリーチャー。自分か相手のクリーチャーが死亡するたびに1点ドレインするので、攻守に渡って活躍します。《血の芸術家》が0/1だったことを考えると、たった1マナ増えるだけで3/3のボディになるのは、その時点で強力ですね。 しかも《威名のソルジャー、セフィロス》はただの《血の芸術家》ではありません。このターンに4体以上のクリーチャーが死亡していると《片翼の天使、セフィロス》に変身します。 4体のクリーチャー死亡は一見難しいように思えますが、死亡するクリーチャーが限定されていないのがミソ。自分と相手のクリーチャーが2体ずつ死亡しても変身するのです。 《ゴブリンの砲撃》を使えば自分のクリーチャー2体で相手のクリーチャー2体を除去し、即変身です。 そして変身後の《片翼の天使、セフィロス》も実に強力。本体サイズが5/5に加え、変身した際に紋章を獲得します。得る紋章は《威名のソルジャー、セフィロス》が持っていたドレイン能力なので、《片翼の天使、セフィロス》が死亡しても相手は1点ドレインを受け続けることになります。 サクリファイスに非常に長けているのがエネルギーデッキ。《オセロットの群れ》は大量のトークンを生み出し、《勝利の楽士》のトークンはエンド時に2体死亡。更に《ゴブリンの砲撃》と《ナカティルの最下層民、アジャニ》も《威名のソルジャー、セフィロス》の誘発を助けてくれます。 《黄泉帰る悪夢》も面白いカードです。《威名のソルジャー、セフィロス》を墓地から蘇生させつつ死亡誘発を1回満たせるので、《片翼の天使、セフィロス》への変身に一役買います。 これまで負け筋の1つだった全体除去の連打に対して《片翼の天使、セフィロス》の紋章は非常に大きく、全体除去連打+《火の怒りのタイタン、フレージ》対処によって落としていたコントロールに対して、新たな勝ちパターンが生まれました。 ボロスエネルギーの《勝利の楽士》には懐疑的でしたが、《威名のソルジャー、セフィロス》が採用されたこのリストであれば納得です。というよりマルドゥエネルギーの《勝利の楽士》はかなり強そうで、これからもセットで採用されるのではないでしょうか。 《威名のソルジャー、セフィロス》によってライフゲインができるため、《オセロットの群れ》の誘発を達成しやすいのもポイント。《オセロットの群れ》には《魂の導き手》が必須で、それゆえにエネルギーという形を保っていましたが、《威名のソルジャー、セフィロス》があるならばもしかしたらエネルギーである必要は最早ないのかもしれません。 白黒系の新たなサクリファイスデッキが誕生するのでは?そんな予感すらさせてくれるのが《勝利の楽士》と《威名のソルジャー、セフィロス》です。
こんにちは。 細川 侑也(@yuyan_mtg)です。 ついに「マジック:ザ・ギャザリング――FINAL FANTASY」がMTGアリーナ、そしてマジックオンラインでも実装されました!! というわけで本日は、早速マジックオンラインで結果を残したファイナルファンタジー入りのデッキたちをご紹介していきます! 紹介デッキ 占星ビビ(スタンダード) アゾリウスコントロール(スタンダード) ジャンドリディアサーガ(モダン) 占星ビビ(スタンダード) スタンダードリーグ : 5-0 By MJ_23 MTGアリーナ用インポートデータ 今セットで最強と言われているトップレア、《迷える黒魔道士、ビビ》。クリーチャーでない呪文を唱えるたびにプレイヤーにダメージを飛ばしながら自身が強化され、ビビのパワー分のマナを生み出すという、とんでもないクリーチャー。 既にスタンダードでは呪文を連発して打点を稼ぐイゼット果敢が最強のデッキとして君臨しており、そこにすんなり入る性能で、このリストはなんと《迷える黒魔道士、ビビ》以外のクリーチャーが1枚も採用されていません。 ビビによってイゼット果敢は手数を圧倒的に増やせるようになりました。これまでは《食糧補充》を打ったターンは1マナの追加アクションが関の山で、《嵐追いの才能》のレベルアップはターンパス、レベル3に到達することは稀でした。 しかし、ビビのおかげでその常識が覆ることとなりました。 ビビを出して生き残れば、返しのターンで4マナ+ビビ。《食糧補充》+1マナのアクションの後に更に2マナを使えますし、《コーリ鋼の短刀》+《食糧補充》なんて展開も。 ビビと《巨怪の怒り》のコンボも強烈です。0/4のビビが《巨怪の怒り》を打つだけでパワー4になるので、なんとあの《暗黒の儀式》を超えるマナ加速が可能となるのです。 《嵐追いの才能》のレベルアップもスムーズになりました。ビビが少し育てばレベルアップしたターンに《食糧補充》も打てるので、これまでゲーム中盤以降にしか機能しなかった《嵐追いの才能》が本格的にリソースカードになり始めたのです。 ビビのおかげでマナがたくさん使えるようになったので、個人的には《この町は狭すぎる》を入れて《嵐追いの才能》を出し直せる構成にしてみるのも面白そうだと思いました。 そしてビビともう1枚、忘れてはならないファイナルファンタジーの新カードがあります。 それが《「占星術師」の天球儀》です。 FFXIVの《「占星術師」の天球儀》は味方にバフを振りまきながらヒールもする、そんな器用なジョブの占星術師ですが、マジックではひたすら相手をブン殴るDPSになります。 クリーチャー以外の呪文を唱えるたびに+1/+1カウンターが乗る、いわゆるスーパー果敢を持つ装備品で、2ターン目に出した時のインパクトは《コーリ鋼の短刀》級です。クリーチャー以外の呪文によってさまざまなボーナスを得られるこのデッキには、《「占星術師」の天球儀》《コーリ鋼の短刀》《嵐追いの才能》と、実質クリーチャーのスペルが大量に入っており、引きムラが起きづらくなっています。 《「占星術師」の天球儀》がビビについた日にはもう大変なことになります。呪文を唱えるごとにカウンターが2つ乗っていくので、使い切れないマナを手に入れてしまいます。こうなったら《嵐追いの才能》のレベル3+スペル連打も現実的なものとなり、これまでのイゼット果敢にはない勝ち手段がこのデッキにはありますね。 日々進化を続けていくイゼット果敢ですが、《迷える黒魔道士、ビビ》と《「占星術師」の天球儀》によってまた一つ、新たなステージに上がったかもしれません。 アゾリウスコントロール(スタンダード) スタンダードリーグ : 5-0 By claudioh MTGアリーナ用インポートデータ 前環境でも地域CS準優勝を収め、イゼット果敢キラーとして活躍していたアゾリウスコントロールが、ファイナルファンタジーで大きく強化されました! そう、《古代魔法「アルテマ」》によって。 現環境は《審判の日》や《別行動》など多種多様な全体除去がありますが、それらを押しのけて入るほど、《古代魔法「アルテマ」》は強力です。 まず全体除去を行ってターンを終了してしまうため、死亡時の能力は誘発しません。スタックに積まれた能力は《古代魔法「アルテマ」》のターンを終了する能力によって消えてしまうからです。 そして瞬速でクリーチャーを唱えることも許しません。全体除去を打ったらターン終了時に《永劫の好奇心》や《フェアリーの黒幕》が出てきて殴られ続けた、なんて経験があるでしょう。ターン終了時に動いてくる不届き者も《古代魔法「アルテマ」》は許しません。ターンを終了するので、打った後に相手は何もできませんし、《古代魔法「アルテマ」》にスタックして《フェアリーの黒幕》を出したら《古代魔法「アルテマ」》に巻き込まれてしまいますからね。 特に《永劫の好奇心》はアゾリウスコントロールが最も苦手とするカードでしたが、《古代魔法「アルテマ」》によってある程度克服されたと言って良いでしょう。 ターン終了時にクリーチャー化してくる《魂石の聖域》も防げるため、総じて《古代魔法「アルテマ」》はディミーアミッドレンジに強くなりました。 更に《古代魔法「アルテマ」》には他の全体除去にはないメリットがあります。そう、アーティファクトを壊せるという点です。 今のスタンダードで暴れているアーティファクトと言えば《コーリ鋼の短刀》です。 《審判の日》や《別行動》といった優秀な全体除去が控えめなのは、この《コーリ鋼の短刀》のためです。相手がキャントリップを連打して手札を維持しながらトークンを出してくるのに、そのトークンをこちらが除去するなんてばからしいですからね。 これまでは《別行動》でトークンを流しつつ、リソース減を打ち消すか、《一時的封鎖》で《コーリ鋼の短刀》を追放するのが基本となっていました。 しかし、《古代魔法「アルテマ」》のおかげで《コーリ鋼の短刀》対策は増えました。ただ打つだけで《コーリ鋼の短刀》を解決できるようになったのです。 《一時的封鎖》と異なり《古代魔法「アルテマ」》は《洪水の大口へ》も効きませんし、安心して打てる全体除去です。もちろん5マナと重いので、このリストには《一時的封鎖》も追加で採用されていますが、《古代魔法「アルテマ」》はやはり4枚です。 今後下フォーマット、特にパイオニアでは《古代魔法「アルテマ」》は活躍してくれそうです。アゾリウスコントロールがお好きな方は今の内に揃えておきましょう。 新環境はイゼットで決まりと思っていたら、アゾリウスコントロールが《古代魔法「アルテマ」》で支配していた……なんて未来もありそうです。 ジャンドリディアサーガ(モダン) モダンリーグ : 5-0 By Sanitoeter 最後はモダンから、新カードと新ルールで強くなったジャンドサーガをピックアップ! 新ルールですが、「マジック:ザ・ギャザリング――FINAL FANTASY」によって英雄譚のルールが変わりました。今回新たに登場した召喚が、英雄譚でもありクリーチャーでもあるという性質で、それに配慮するためにルール変更が行われたのです。 具体的に説明すると、これまでは英雄譚が伝承カウンターを持った状態で英雄譚能力を失った場合に、墓地に置かれていました。それが今回の変更で、墓地に置かれず戦場に残るようになったのです。 たとえば《血染めの月》や《広がりゆく海》によって《ウルザの物語》英雄譚ではなくなると、これまでは墓地に置かれましたが、今のルールでは戦場に残って《山》や《島》になります。 しかも、第1章で無色を生み出す能力、第2章のトークン生成能力を持っている《ウルザの物語》が《血染めの月》で《山》になると、無色を生み出し、トークン生成ができる《山》になります。 これは《ウルザの物語》を主軸に据えていたデッキにとっては非常に大きな変更で、1種類強力なカードが追加されたぐらいのインパクトがあります。 そんなルール上の恩恵を受けたのがジャンドサーガ。黒の手札破壊・除去を《レンと六番》と組み合わせ、《ウルザの物語》を何度も使って戦う、少しアグロ気味のミッドレンジです。 このジャンドサーガに新たに入ったのが《ミストの召喚士、リディア》。早速能力を見てみましょう。 《ミストの召喚士、リディア》には2つの能力があります。まず上陸するたびにカードを捨てて引くルーター能力。《レンと六番》で土地を手札に回収するため、ルーター能力とジャンドサーガは非常に相性が良く、それは《鏡割りの寓話》が証明しています。 もちろん《ミストの召喚士、リディア》が持つのはそれだけではありません。召喚士が行うことと言えば?そう、召喚です。 自身をタップして墓地から英雄譚を吊り上げる能力を持っています。本来であれば英雄譚クリーチャーである召喚を墓地から復活させるカードなのですが、モダンには最強の英雄譚カードがあります。 ええ、《ウルザの物語》です。 《ミストの召喚士、リディア》の能力は本来、吊り上げる英雄譚のマナ総量を支払う必要がありますが、《ウルザの物語》は土地なので、当然0マナです。タップするだけで墓地から《ウルザの物語》を再利用できてしまうのです。 最終カウンターが置かれるので《レンと六番》で再利用することこそできませんが、《レンと六番》と違い、手札ではなく直接場に戻すので、疑似的なマナ加速にもなりますし、単純に《ウルザの物語》を再利用する手段が4枚増えました。 前述のようにルーター能力も非常に便利で、《ミストの召喚士、リディア》はジャンドサーガにとても合ったカードだと思います。不要な土地を捨てて有効牌に変える手段が増えたので、《レンと六番》もより使いやすくなりました。 もちろん英雄譚を戻せるので、《鏡割りの寓話》も戻すことができます。しかも《鏡割りの寓話》は3章になった時に追放した後に変身して戦場に戻るので、最終カウンターが取り除かれて墓地に置かれます。無限《鏡割りの寓話》というわけです。 強くなった《ウルザの物語》に《鏡割りの寓話》と英雄譚たちを使い倒したいなら《ミストの召喚士、リディア》で決まりです!
こんにちは! 「へいか」こと小林 輝(@enzyutuheika)です。 6月13日に販売される最新セット「マジック:ザ・ギャザリング――FINAL FANTASY」の全カードが公開されましたね。 ファイナルファンタジーとの驚きのコラボレーションだけでなくスタンダード環境に来るということで、今回も他フォーマットに触れつつもスタンダード目線を中心に恒例となる各色トップ3を上げていこうと思います! 目次 白 青 黒 赤 緑 マルチカラー 無色 土地 白 3位:《古代魔法「アルテマ」》 FFファンならほぼ全員知ってるであろう究極の攻撃魔法、アルテマ! この魔法が全体除去なのは納得の一言です。なんせ究極魔法ですからね。 しかもただの全体除去ではありません。クリーチャーのみならずアーティファクトも全て破壊してしまい、さらに「ターンを終了する」の効果もついています!! この「ターンを終了する」効果によって死亡による誘発が発生しない点だけでなく、全体除去の弱点である瞬速クリーチャーの展開などを阻止する点も大きいメリットとなります。 猛威を振るい続けている《コーリ鋼の短刀》もこれ1枚でモンクごと一掃できるのも素晴らしい! 対抗馬としてはファウンデーションズで再録された4マナの全体除去である《審判の日》が高い壁となっていますが、これらのメリットによって環境で使われるカード次第では十分に選択肢として上がってくると思います。 2位:《ミッドガルの傭兵、クラウド》 2位は皆さんご存知FF7の主人公である《ミッドガルの傭兵、クラウド》です! スマッシュブラザーズ、キングダムハーツなどを筆頭とした他のゲームにもFFの代表的なキャラクターとして名を馳せているクラウドですが、あえてここでは語らないこととします。 FF7RことFINAL FANTASY Ⅶ REMAKEがありますので、プレイ環境がある方は是非やってみていただけると嬉しいです。 さて、性能自体は白白とシンボルが濃いながらも2マナクリーチャーのETBで任意の装備品をサーチするという《石鍛冶の神秘家》を彷彿とさせる能力を持ち合わせています。 ただ起動能力で装備品を場に出す効果はなく、その代わりにこのクラウドに装備品がついている限りクラウド自身の能力またはついている装備品の能力が2回誘発する効果になっています。 同時に収録されたクラウドの相棒であり、装備したクリーチャーが戦闘ダメージを与えるとドローしつつ、マナ総量がダメージの点数以下である呪文を踏み倒せる《バスターソード》とは分かりやすいデザイナーズコンボになっていますね。 《鉱炉と前線の剣》《過去と未来の剣》《富と力の剣》といった剣シリーズとの相性も〇。 それから《溶岩拍車のブーツ》の護法(1)も2回誘発しますし、《失われた十手》も蓄積カウンターが2個乗ります(起動能力は誘発ではないため1回だけですが)。 そう考えると適用範囲は結構幅広く、状況に応じた装備品をサーチできそうです。 《フェイの血筋のケラン》《耐え忍ぶカー、ケンバ》《アラミゴの猛牛、ラウバーン》などと組み合わせて装備品デッキを考えてみたくなりますね! 1位:《召喚:ナイツオブラウンド》 栄ある白の1位はこちら、FF7最強の召喚ことナイツオブラウンド! 実は私が初めてFFをプレイしたのがこのFF7だったりします。 このナイツオブラウンドの初出もFF7で、召喚の効果としては無属性の全体攻撃であり魔法防御無視で9999ダメージを13回繰り出すという文字通りのバランスブレイカーです。 演出はというと、円卓の騎士をモデルとした13人の騎士たちが魔法・剣・槍・斧など多種多様な攻撃を繰り出していき、最後には中心にいるアーサー王が空間ごと切り裂く……それはもうカッコいい!! 初めて見た時の衝撃たるや、筆舌に尽くしがたいものがあります。28年経った今でもなお素晴らしい演出なので是非見てみてください。 ちなみに演出時間はなんと約1分30秒です。イベントシーンかな? ナイツオブラウンドを使うたびに飲み物を取りに行ったり、トイレを済ませたりした思い出が蘇ります。 そんなナイツオブラウンドですがこのカードを見た瞬間、原作の再現っぷりに感動しました。どれぐらい再現をしているのかというと…… ・1~4章で騎士が3×4=12、本体も合わせて「13人」の騎士が召喚される ・演出時間約1分30秒という非常に長い演出を5ターンかかる5章で表現 ・5章が全体+2/+2かつ破壊不能カウンターと決まれば戦闘面ではほぼ無敵であり最強の召喚魔法を体現 というように、MTGで表現できる範囲でこれ以上なく再現できていると言えるでしょう。 そしてアーサー王がエクスカリバーを地面に突き刺しながら両手で持つシーンを再現している素晴らしいイラストですが、なんだか効果・イラストともにデジャヴを感じませんか? ……そう、MTG最初の英雄譚であり大活躍した《ベナリア史》です! 騎士を出しつつ最後には全体強化という流れもそっくりですし、イラストの構図も似ていますね。 このようにFF7のナイツオブラウンドという最強の召喚をこれ以上なく再現しつつも、MTGの歴史も感じさせるような一枚となっており素晴らしいの一言。 ……おっと、熱くなりすぎてカードの性能を語り忘れてしまいましたね! 先述した通り、FF7における最強の召喚を体現しているだけあって効果自体は非常に強力。 ひとたび場に出れば毎ターン出てくる3体の騎士たちによって盤面を制圧することでしょう。 本体も破壊不能を持ち、追放除去や《逃げ場なし》といった破壊不能を無視する特殊な除去以外では対処不能となります。赤単などはこれを出されたらほぼ終わりといっても過言ではありません。 が、強力な効果を持つ分マナコストは相応に重く、基本的に踏み倒す事を目指すことになりますが8マナであるため10マナの《全知》より素キャストが出来る点は評価できるところです。 《全知》とのコンボでお馴染み《アブエロの覚醒》もあり、1枚で完結するサブプランとしても良さそうに見えます。また、クリーチャーでもあるため《ゾンビ化》でもリアニメイトできます。 同時に収録されている《スピラの希望、ユウナ》でも墓地からリアニメイトできますね。 個人的に一番気に入っている一枚なので、これによって新たなデッキが誕生することを期待したいところです! 青 3位《水のクリスタル》 青の3位はFF3からの《水のクリスタル》。FFといえばクリスタルのイメージがありますね。 これはどちらかというとスタンダードではなく下環境向けになります。 細川 侑也さんがツイートされていた《スフィンクスの後見》とのコンボであったり、1枚ずつ切削する《催眠の宝珠》や《群の祭壇》との相性がよかったりとLO使い界隈でざわついているようです。 4マナとやや重いですが、青のスペルコストが低減される点、対処されづらいアーティファクトである点、切削する枚数に4枚足すという唯一無二の効果もあり今後に注目したい一枚ですね。 2位《ルイゾワの献身》 2位はこちら。 通常であれば3マナで起動型能力、誘発型能力、クリーチャーでない呪文を打ち消すカウンターでやや物足りなさを感じますが、伝説のクリーチャーを生贄に捧げることでなんと1マナで唱えられるようになります。 私はモダンでジェスカイコーリを使っており、《空の怒り》に泣かされている日々を送っていました。 《白鳥の歌》も範囲がやや限定されており、かつ出てくる2/2飛行が地味に厄介で使いづらく、どうしたものかと頭を悩ませていたところにドンピシャの一枚が! ジェスカイコーリは《知りたがりの学徒、タミヨウ》《湖に潜む者、エムリー》《ジェスカイの道師、ナーセット》と伝説のクリーチャーは結構います。 もちろんどれも重要なクリーチャーではあるのですが、《空の怒り》で更地にされることと比べれば1体の生贄は安いものです。 このように伝説のクリーチャーを採用しているデッキでは1マナ確定カウンターとして採用する価値が大きくなりそうです。最悪3マナで打てるのも〇。 1位《「占星術師」の天球儀》 青の1位はFF14より占星術師の武器である天球儀! クリーチャーでない呪文もしくは3枚目のカードを引くたびに+1/+1が乗るという効果を付与する装備品ですね。いわゆる果敢をより強くしたような効果です。 ジョブ選択によってこの効果を持つ実質2/1/1クリーチャーであり、死亡しても装備(2)で他のクリーチャーに装備させることで恩恵を受ける事が出来ます。 : ポイントはやはり本体がクリーチャーでない呪文であるため、2枚目を引いても1枚目の《「占星術師」の天球儀》を誘発させることができる点。 この辺りはエンチャントでありながら1/1の果敢クリーチャーを出す《嵐追いの才能》も同じことが言えます。これも強いですよね。 入るデッキとしてはイゼット果敢がまず思い浮かびます。 2マナには《精鋭射手団の目立ちたがり》《ドレイクの孵卵者》といった強力なライバルがいますが、それでもこのポジションに入れるだけのポテンシャルを感じますね。 1/1英雄トークンを出すことから《この町は狭すぎる》との相性がいいのも見逃せない点です。 黒 3位《デモンズウォール》 黒の3位はこちら! 一見リミテッドでよく見かける2/3/3防衛シリーズですが、注目すべき点はやはり「デーモン」の文字。 ……そう、デーモンといえば《不浄な別室/祭儀室》ですね! 防衛ながらも2/3/3というスタッツは続く3ターン目の《不浄な別室》の隙を補うにはうってつけなだけでなく、デーモンであるため2点ドレインの条件まで満たします。 3/3であれば《コーリ鋼の短刀》+αで出てくる2/2速攻のモンクトークンを受け止めることができるのも素晴らしい点です。 さらには6マナかかるとはいえ+2/+2を乗せて5/5威迫デーモンとしての運用も可能と至れり尽くせり。 またカウンターが乗ればいいため、《カルシの帰還者》で飛行・接死・絆魂カウンターを乗せても攻撃できるようになります。まさしく黒単デーモンが求めていた2マナ域と言えるでしょう。 遂に2/3/3防衛壁が構築で使われる瞬間が来たのかもしれません。 2位《暗黒騎士、セシル》 「あんこく」によってこれがダメージを与える度に自分のライフも失ってしまうデメリットはありますが、1マナにして2/3接死という破格なスタッツを持ちます。 さらにはあんこくによってライフが失われた後、10点以下であれば4/4絆魂というとんでもないスペックに。 このライフの条件は《死の影》を思い起こさせますね。下環境であれば《思考囲い》など自分のライフを能動的に削る手段も多いのでより強く使えそうです。 これも攻撃するたびに全ての攻撃クリーチャーが破壊不能効果を持つようになり、伝説とはいえ1マナがやっていい効果ではないです。 また《覚醒したパラディン、セシル》に変身した後は《暗黒騎士、セシル》とは別カード扱いになるため並べられることも覚えておくといいかもしれません。 ライフを失うデメリットも強化をしない限りは2点と微々たるもの。クロックを重ねる度にライフが減るのも事実ですが、ライフを高く保ちたい場合は1/2/3接死の壁として運用すればよい話です。 このようにデメリットに対してこちらに選択肢があり、総じて非常に強力な一枚と言えるでしょう。 1位《威名のソルジャー、セフィロス》 そんな《暗黒騎士、セシル》を抑えて1位の座に輝いたのは《威名のソルジャー、セフィロス》! 白の2位である《ミッドガルの傭兵、クラウド》と関係深いキャラクターになりましたが、性能自体は素晴らしいの一言です。 これも同様にここでは多くは語らないこととします。個人的には「アバター」にグッときました。さすがです。是非プレイしてみてください! まずETB能力および攻撃時に誘発する能力でクリーチャーを生贄に捧げる事で1ドロー、これに加えて自身を除いた《血の芸術家》のように他のクリーチャーが死亡するたびに1点ドレインを行う誘発効果。 いずれもサクリファイスシナジーとして噛み合っており、4回誘発することで5/5飛行である《片翼の天使、セフィロス》へと変身した上で《血の芸術家》と同等の効果の紋章を得ることができます。 これの素晴らしいところは「相手のクリーチャーでも誘発する点」で、例えば《滅殺の眼差し》で生贄に捧げつつ相手のクリーチャーを破壊するだけで2回誘発します。 終了ステップに生贄を捧げる戦士を出す応召2を持つ《勝利の楽士》と組み合わせれば4体の条件を容易に達成しつつ、相手に邪魔されず安心に変身まで出来ちゃいますね! この《威名のソルジャー、セフィロス》を中核に据えたオルゾフサクリファイスデッキは考えてみたいところです。 赤 3位《自爆》 《巨怪の怒り》を打った《心火の英雄》を《無感情の売剣》でぶん投げる動きは強力でしたが、こちらはパワーに等しいダメージを与えるため《叫ぶ宿敵》との相性もよいですね。 こういう効果はソーサリーだと除去によって対象不適正になりがちですが、インスタントなのも非常に嬉しい点。 より前のめりになった赤単での採用もあり得る……のかも!? パワーよりタフネスの方が大きければ生き延びるのもお忘れなく。 2位《アラミゴの猛牛、ラウバーン》 実はFF14も本当に序盤の序盤だけちょろっとやっていまして、見た瞬間思わず「ラウバーンさんだ!」となりました。 2/2/2で護法がパワーに等しいライフの支払いを要求するため、パワーの上がる装備品であったり《巨怪の怒り》などとの相性がいいですね。 攻撃する際に装備品の装備コストを踏み倒せるため、真っ先に思い浮かぶのは《巨像の鎚》。 装備品をサーチする《ミッドガルの傭兵、クラウド》もいますし、パイオニア以下のハンマータイムが熱い! 速攻を持たない点はやや残念ですが、除去されても確実に2点は叩き込める点はかなり評価できそうです。 1位《召喚:ブリュンヒルデ》 赤の1位はこちら、《召喚:ブリュンヒルデ》です! 英雄譚でありクリーチャーでもあるのですが、3章までしかないので実際に攻撃できるのは2章の1回のみになります。 しかしながらクリーチャー・エンチャントであるため、昂揚を達成しやすい点からスタンダードのグルール昂揚で強いと睨んでいます。 1章は衝動ドローで、この英雄譚に伝承カウンターを置いたターンの間であるため、除去されなければ最高3ターンまで保つことができます。 (「伝承カウンターを置いたターン」、つまり基本的には自分のターンのみであり、相手のターンではプレイできない点は注意したいところです) また、速攻を付与させる効果も《逸失への恐怖》との相性はもちろん、《雑食性ハエトリグサ》に速攻を付与させても強力! この二枚とも昂揚に絡む能力であるため、様々な面で噛み合いがよく1枚で2種類になれるこの一枚はグルール昂揚の強さを一段階上げる台風の目になるかもしれません。 緑 3位《町の歓迎者》 緑の3位はこちら、《サテュロスの道探し》のほぼ上位互換です。 色々なデッキで《サテュロスの道探し》が使われてきたように、2マナクリーチャーでありながら4枚も掘りつつ土地を加えられるのはかなり破格。 今後のスタンダードでのリアニメイトデッキには欠かせない一枚となりそうですね。 2位《ジャイアントビーバーとの対話》 《自然との融和》《精霊との融和》《ニッサの誓い》といった1マナでライブラリーの上から複数枚見て手札に加える緑の《思案》(?)系のソーサリー。 今回は見れる枚数が3枚とやや少なめですが、アーティファクト・クリーチャー・土地と非常に範囲が広くなっています。1マナで3種類拾えるのは《ニッサの誓い》ぐらいです。 どちらかというと下環境で使われそうな一枚ですが、スタンダードでも《コーリ鋼の短刀》を拾えてしまうのでティムールカワウソで使われそうな気配を感じます! 1位《ティファ・ロックハート》 緑の1位はFF7より《ティファ・ロックハート》! 学生時代にエアリス派・ティファ派・ユフィ派の仁義なき戦いをしていた頃を思い出しますね…… 2/1/2トランプルとやや貧弱なスタッツですが、目玉は上陸によってパワーが二倍になる誘発能力。 2マナ+4/+4の《剛力化》でパワー5、《寓話の小道》や《進化する未開地》といったフェッチランドと組み合わせることで5→10→20! ワンパンウーマンですね! こんなにうまくいくことはあまりなさそうですが、この効果で2マナは結構チャンスがありそうに見えます。攻撃を通すためのトランプルも持ち合わせているのもますます魅力的です。 マルチカラー 3位《フェニックスのドミナント、ジョシュア》 多色の3位は最新作であるFF16からのこちら。 シンプルに3/3/4で最大2枚ルーティングは速攻こそ持ちませんが《光砕く者、テルサ》《蒸気核の学者》などで強さを証明しています。 何より《塔の点火》《逃げ場なし》に耐性のあるタフネス4なのが素晴らしいの一言! 5マナで変身するモードも隙こそはありますが変身してしまえば絆魂によって実質2点ドレインしつつ、4/4飛行絆魂になり非常に頼もしい一枚となります。 そして3章もマナ総量の合計が6以下であれば任意の口―チャーをリアニメイトと非常に強烈なインパクト! 既存のデッキとしてはやはり色的にもジェスカイ眼魔への採用はほぼ確定的と言ってよいでしょう。オーバーキルかもしれませんが、3章で《忌まわしき眼魔》を2枚リアニメイトしたい……!! 2位《オリジナル、アシエン・エメトセルク》 多色の2位はFF14より《オリジナル、アシエン・エメトセルク》!! 2020年に行われたファイナルファンタジーの人気投票で悪役ながらティーダ、ライトニング、ティファなどの人気キャラを抑えて堂々の全体6位。 ヴィランとしてはセフィロスなどを抑えて1位と凄まじい人気を誇るという知識こそはありますが、彼が一体どんなキャラクターなのかは実は全然知らなかったりします。 身近にいるFF14ファンからは「1日中語りたいがどれを言ってもネタバレになるから何も言えない」としか返ってきませんでした。 カードとしては3/2/4警戒でありタフネス4という一種の除去耐性を持ち、ETBおよび攻撃時に1枚ルーティングを行います。 アップキープ開始時に墓地に14枚あれば6/6警戒の《最古の魔道士、ハーデス》になり、かの最強スペル《ヨーグモスの意志》と同等の城塞能力を持ちます! 条件こそは厳しいですが、変身さえしてしまえば墓地が手札になりますしほぼ勝ちです。これによって終盤にトップしても嬉しい一枚となっているのはいいですね。 黒の3マナ域には《分派の説教者》という強力なライバルはいますが、ディミーア眼魔などではこちらを採用するメリットは大きそうです。 1位《迷える黒魔道士、ビビ》 多色1位はFF9の人気キャラクターである《迷える黒魔道士、ビビ》。 公開された当時から前評判が非常に高い一枚ですね。かくいう私もビビッと来ました! ビビなだけに! …コホン。3マナで0/3と非常に貧弱なスタッツですが、クリーチャーでない呪文を唱える度にだんだん強くなっていき、パワー分だけマナを産み出すという青赤にしては珍しい性能です。 他のカードとの組み合わせが必要とはいえ《巨怪の怒り》1枚で4/5で4マナ産み出せ、そこから4マナを捻出して《食糧補充》から《手練》《選択》などに繋げていけるとどんどんサイズが膨れ上がっていきます。 呪文を唱えれば唱えるほど強くなる点も一世を風靡している《コーリ鋼の短刀》との相性もよく、まずこの二つの組み合わせからデッキを考えてみたいところですね。 もちろん起動能力ですので《アガサの魂の大釜》との相性もピッタリです。 モダン以下では《ミシュラのガラクタ》などの0マナ呪文が多く、ウィザードであるため《アノールの焔》との相性もよいので様々なデッキで試されそうでワクワクしますね! 無色 3位《コヨコヨのUFO?》 無色の3位は何とも摩訶不思議なこちら。?が名前に入っているカード、初めて見ました。 2/0/4飛行と防御的なスタッツでタップ能力で手札から土地を出す事が出来ます。 ランプにとってはタフネス4による序盤の壁役でありながら手札からとはいえマナ加速もできるため、見た目に反していいカードではないかと感じています。 下環境でもバウンスランドとの組み合わせでアミュレットタイタンでの採用も考えられるかも……? 2位《バスターソード》 2位はFF7よりクラウドの相棒であるバスターソード! 効果としてはいわゆる二色剣シリーズと似ており、戦闘ダメージを与えるたびに1ドローしつつ手札から与えたダメージの点数以下である呪文を踏み倒す事が出来ます。 クラウドのところで話した通り、これをサーチしつつ装備できれば2回誘発する《ミッドガルの傭兵、クラウド》との相性は非常によく、デザイナーズコンボとなっています。やはり相棒はクラウド。 こういった装備品は得てして使われないことも多いのですが、《ミッドガルの傭兵、クラウド》がいる今ならばもしかしてチャンスが……!? 1位《召喚:バハムート》 無色の1位はやはりと言うべきか、《召喚:バハムート》です! 非常にカッコ良いイラストですね。 9マナとド級の重さですが、その重さに見合った9/9飛行とド派手な効果を持ち合わせています。 パーマネント破壊による盤面への干渉手段も嬉しく、9/9飛行も生半可なカードでは突破できません。 真っ先に出てくるのはやはり《ゾンビ化》などのリアニメイト。《もがく出現》で引っ張ってきても面白いかもしれませんし、同時に収録される《スピラの希望、ユウナ》でも是非リアニメイトしたい一枚です。 さらに下の環境だと2マナでリアニメイトできる《頑強》などもありますし、なんなら無色なのでシンプルにエルドラージに入れてしまうという手も……? 土地 3位《工業公国、リンドブルム》 土地の3位は前代未聞の出来事+土地である《工業公国、リンドブルム》。 3マナインスタントで0/1の黒魔道士トークンを出すという弱めな効果ですが、土地枠でスペルを唱えられるという強さは裏面土地たちが物語っています。 なによりこちらは出来事であるため、唱えた後に土地として確実にマナを伸ばすことができるのがメリット。 インスタントでトークンを出すため、パイオニアでの《不屈の独創力》《異形化》といったデッキで数枚ほど入りそうですね。 2位《魔晄都市、ミッドガル》 2位も同じく出来事+土地である《魔晄都市、ミッドガル》。 こちらは3マナのソーサリーでアーティファクトかクリーチャーを生贄に捧げる事で2ドローというかなり控えめな効果ですが、他の出来事土地と比べると結構強めな効果に見えます。 サクリファイスシナジーで《威名のソルジャー、セフィロス》との相性がいいですし、一緒に使ってあげたいですね。 1位《始まりの町》 土地の1位はこちら!! 個人的に1000枚買え枠です。 というのも、ローテーションによって団結のドミナリアが落ちてしまうため、各種ダメージランドが使えなくなってしまいます。 そこの枠をこの1枚だけであらゆるデッキに入ることになる……と言えばこれに秘められた価値はお分かりでしょう。 もちろん性能自体も素晴らしく、第3ターンまでに置けばアンタップインかつ全色出るダメージランド! ファストランドとは異なり、第3ターンを過ぎてしまうと土地が3枚以下でも問答無用でタップインになってしまいますが、全色出るというメリットは絶大です。 《マナの合流点》とは異なり、無色であればダメージは発生しないのも非常に嬉しい点。 全ての始まりであるFF1から《始まりの町》という名前も非常にエモさを感じますね。 おわりに 以上、私が選ぶ各色トップ3でした。 世界のファイナルファンタジーなだけあって見知ったキャラクターが多いだけでなく、とてもワクワクするカードも多いので楽しみですね! この記事で気になったカードがありましたらぜひGOOD GAMEにてご予約ください! シングルカードの品揃えが非常に豊富で値段もお買い得なのでオススメです! ご購入はこちらから