こんにちは。
細川 侑也(@yuyan_mtg)です。
毎週、最新のメタゲームをデッキリストと共にお届けするこの記事。
今回は8月からチャンピオンズカップファイナルの店舗予選も始まる、モダンの最新メタゲームをお届け!
白トップ3
第3位
3マナでクリーチャーを2体場に戻すだけでもそれなりに強いのに、相手にカードを贈呈するだけで3体目を場に戻せてしまうのは破格。
2マナ以下のクリーチャーでデッキを固めれば、場を壊滅されても一瞬でリカバリーできますし、生け贄を駆使したサクリファイスデッキで活用したらもっとスゴいことになるかも?
パイオニアのアマリアコンボ…には《陽気な哀歌》の方が優先されそうなので少し厳しいか。
第2位
飛行クリーチャーでデッキを固めずとも、このクリーチャーが死亡するだけでも墓地からマナ総量2以下のクリーチャーを場に戻せるので、それなりに強力。本体のサイズもパワー3で飛行なので優秀ですね。
戻せるクリーチャーが飛行以外で良いというのも素晴らしいですね。
第1位
《修復の天使》を彷彿とさせるクリーチャー。追放されたクリーチャーが帰ってくるのは終了ステップの開始時なので、全体除去避けにも使用可能です。
対象に取ったクリーチャーが飛行カウンターが乗って帰ってきて、自身も飛行があるため、相手からしたらうっとうしいことこの上なし。
青トップ3
第3位
1マナで対戦相手のクリーチャーを戻し、魚を贈呈することで土地以外の好きなパーマネントに対象を変えられるインスタント。
今回登場した贈呈はドローが比較的多く、これは中々のデメリットになりますが、1/1の魚は非常に弱いので渡しても問題なし。
1マナで土地以外の好きなパーマネントを戻せるカードは実はかなり少なく、今でもレガシーのコンボデッキでは《蒸気の連鎖》が使われているほど。相手のサイドからのヘイトカードをバウンスし、そのままコンボを決めるにはマナコストが低ければ低いほど良いので、1マナのバウンスは最高です。
《黙示録、シェオルドレッド》を自分がサイドから入れる場合、《蒸気の連鎖》がデメリットとなるケースもあるので、もしかすると《洪水の大口へ》が使われるかもしれません。
第2位
僅か1マナで1/1の果敢を生み出せるのは強力。そのカードがマナを支払うとリソースを稼ぎ、最終的にトークンを大量に生成できるともなれば、これはもう使いたくなる1枚ですね。
起動コストが重いので、何かしらの方法で生み出したマナを使いたいところ。
《お告げの行商人》 と一緒に使いたい!
第1位
安定のルーター(カードを引いて捨てる)能力を持っているカワウソ。ルーター能力を持つクリーチャーは攻撃するか能力を使うか悩ましいですが、警戒がついているのでその心配はなし。そして果敢もあるので積極的に殴れます。
そして更にインスタントかソーサリーをコピー??さすがに能力つきすぎではないでしょうか。パワー3にするためには2回呪文を唱えれば、2回目の呪文はコピーできるので、条件も全く厳しくありません。
ぜひとも使ってみたいカード。
黒トップ3
第3位
今回登場した季節サイクルで最も使ってみたいと思ったのがこちら。
3体のクリーチャーを生け贄にして3ドローするのが基本的な使い方になりそうでしょうか。死亡しても大して困らないクリーチャーでデッキを構築すれば、相手のクリーチャーを3体除去しながら3枚引く、凄まじいカードになります。
白黒のトークン系デッキを組んでみたいですね。除去とリソースを兼ね備える素晴らしいカードとなるでしょう。
第2位
リアニメイトしたクリーチャーが伝説でなかったらそれのコピーを生成できる、ド派手なスペル。カード1枚を贈呈してもそれ以上のアドバンテージをこちらが得ていれば問題ないでしょう。
《宝物庫生まれの暴君》を吊り上げるのが良さそうですが、トークンが1/1なのは少し寂しい。トークンだから死亡しても《宝物庫生まれの暴君》が出てこないのもちょっとマイナス。
その点、 《嘶くカルノサウルス》はぴったりかもしれません。手札から捨てて3点を撃ち、5ターン目に《とぐろ巻きの再誕》で吊り上げて発見5×2。さすがに勝つでしょう!
第1位
《困窮》、強くなりすぎでは?衝撃を受けました。
ただの手札破壊として使っても及第点。贈呈していれば相手の手札を実質奪い取ることができます。
カードを引かせた後に手札からカードを抜けるので、手札にある一番強いカードを抜けるのは魅力的。
また、他の手札破壊と違い、相手の手札が0枚の時でも機能する可能性があります。カードを贈呈して、その引かせたカードが呪文なら、そのまま奪えますからね。
とりあえず新環境、黒いデッキを組むならまず4枚からスタートします。
赤トップ3
第3位
贈呈すればクリーチャーに2点、コントローラーに3点を与えるすごいカード。
新環境で赤単アグロを使うならまず4枚入れたいカードですが、2点で死ぬクリーチャーが環境に少なければ微妙ですね。
第2位
戦場に出た瞬間にライブラリ―を追放できるので、除去されても大丈夫。このカードが出れば1枚追放できるので、2点はとりあえず飛ばせますね。
既に場にパワー4がいれば4点。もちろん唱えることも可能です。
《荒野無頼団の先駆者》との相性は素晴らしい。3ターン目に計画しておいて、4ターン目に《荒野無頼団の先駆者》から《運命の大嵐、ドラゴンホーク》。カードを引きながら4点与える強ムーブ。
同マナ域には生き残れば最強の《骨集めのドラコサウルス》もいますが、果たしてどちらが使われるのか。個人的には戦場に出た時にとりあえず機能する《運命の大嵐、ドラゴンホーク》推し。
第1位
2マナ2/2速攻・果敢だけで赤単なら十分な性能。
そして雄姿能力もリソースを稼げる優れモノ。ちょうど今のスタンダードには《巨怪の怒り》があるじゃないですか!大量のダメージを与えつつ追加のリソースを稼げるのは素晴らしい。
《精鋭射手団の目立ちたがり》と《熾火心の挑戦者》は次環境の赤単の2マナ域として確定でしょう!
緑トップ3
第3位
マナクリーチャーでありながら強化もでき、マナが余っていればコピーも生成するというフクロネズミ。最近はマナクリーチャーも強くなってきていますね。
育てるのにマナがかからないのはかなり便利で、気付いたら無視できないサイズになっていることでしょう。
個人的には《アガサの魂の大釜》と一緒に使いたいカード。自身に勝手にカウンターが乗るので《アガサの魂の大釜》の能力を使いやすいですし、《アガサの魂の大釜》で《耕作する高原導き》を追放すれば2つの能力を使えるので、どちらでも美味しいカード。
第2位
カードを贈呈するとアドバンテージを失うのが普通ですが、このカードは2枚のアーティファクト・エンチャントを破壊できるので、贈呈させたとしても損しません。
《活性の力》が使いにくいデッキなら《削弱》にもチャンスはあるでしょう。下環境向けのカードですね。
第1位
クラスエンチャントはレベルアップ前の第一段階がどれだけ強いかが重要です。
スタンダードで最も使われたレンジャー・クラスは、出た時に2/2を生み出せて強力でした。
《亭主の才能》はとりあえず置いておけば《光輝王の野心家》相当の性能。しかもレベルアップコストは1マナと軽く、気軽に護法(1)を付与できるのはバカにできません。
レベル3になれば乗せるカウンターも倍になるので、2枚目の《亭主の才能》で一気に強化できるなど、複数枚引いても強い。
緑の定番カードとなること間違いなし。
多色トップ3
第3位
相手がライフを失っていればクリーチャーが強化された状態で出てきます。トカゲしか効果がないと思いきや、どんなクリーチャーも強くなります。
護法もビートダウンで使うなら強力。クリーチャーを除去して2点受けるなら、実質《大歓楽の幻霊》です。
《鱗の焦熱、ゲヴ》を主軸に据えたラクドスビートダウン、まずは組んでみたい。
第2位
クリーチャーを食物に変えちゃう可愛い猫ちゃん。ちょっとデカいけど可愛いです。
《大釜の使い魔》2枚で無限ドレインになるということで注目されています。場の《大釜の使い魔》は食物なので、生け贄に捧げることで墓地から《大釜の使い魔》を戻し、今度は復活した《大釜の使い魔》を生け贄にして墓地から《大釜の使い魔》を戻せば…それだけで無限ドレインです。
単純に相手のクリーチャーを食物にするのも強力。流行の《血管切り裂き魔》ですらただの食べ物です。
ゴルガリフード、組むっきゃない!
第1位
カワウソになったラル。素晴らしい。実に可愛いですね。
クリーチャーでない呪文を唱えると忠誠値が増えていくので、除去と相性が良いプレインズウォーカー。コントロールデッキやキャントリップの多いデッキで使いたいですね。
+で生成されるカワウソはキャントリップの多いデッキならそれだけで脅威。《焦熱の交渉人、ヤヤ》から出る果敢トークンも圧がありました。
ー3も3ドローと非常に強く、忠誠値を上げる自身の能力とも相性良し。
更にー10がほぼ即勝利なのも強力な点。一瞬で忠誠度が上がるので、見た目以上にプレッシャーがあるはずです。
総合トップ5
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特に《蠢く機知、ラル》と《全てを喰らうもの、イグラ》は今すぐにでも使いたい!
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